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科学リテラシーを磨くための7つの話 新型コロナからがん、放射線まで

一ノ瀬正樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784871542043
ISBN 10 : 4871542041
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新型コロナと戦っているのに、逆に新たな危険を振りまくニセ医学・ニセ情報が広がっている。「この薬こそ新型コロナの特効薬」、「○○さえ食べればコロナは防げる」などなど。一見してデマとわかるものから、科学っぽい装いをしているものまでさまざまが、信じてしまうと命まで失いかねない。そうならないためにどうしたらいいのか、分かりやすく解説。鍵となるのは、知恵と科学の力、すなわち科学リテラシー。

目次 : 第1部 コロナ禍を飛びかう怪しい情報を見抜く(パンデミックを生き抜く医療リテラシー/ 新型コロナワクチンをめぐるニセ医学・陰謀論/ これを食べれば「コロナを防ぐ」?―煽られる食への過剰な期待/ パンデミックとともに湧き出た便乗商法の数々―次亜塩素酸水騒ぎを中心に)/ 第2部 リスクを見誤るとかえって危険になる(倫理とリスクと予防と前進と/ 過剰診断のメカニズム―「思い込み」と「責任回避」で歪められる科学/ 「あるか・ないか」ではなく「どのくらいあるか」で判断しよう)

【著者紹介】
一ノ瀬正樹 : 1957年茨城県土浦市生まれ。ルーツは福島県会津。土浦第一高等学校卒業、東京大学文学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。東洋大学専任講師・助教授、東京大学助教授・教授を歴任。現在は東京大学名誉教授、武蔵野大学人間科学部教授。英国オックスフォード大学名誉フェロウ。日本哲学会会長。和辻哲郎文化賞、中村元賞、農業農村工学会賞著作賞を受賞。専門は哲学・倫理学

児玉一八 : 1960年福井県武生市生まれ。1980年金沢大学理学部化学科在学中に第1種放射線取扱主任者免状を取得。1984年金沢大学大学院理学研究科修士課程修了、1988年金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、理学修士。専攻は生物化学、分子生物学。現在、核・エネルギー問題情報センター理事

小波秀雄 : 1951年宮崎県高崎町(現都城市)生まれ。1969年東北大学理学部化学科入学、理学研究科博士前期課程修了。予備校講師を経て同後期課程編入学。1987年東北大学理学部助手就任、その後助教授、国立宮城高等工業専門学校教授、京都女子大学現代社会学部教授を歴任後、2016年春退職。理学博士。専攻は高分子化学、色素の分光学、統計学、情報教育

〓野徹 : 高校まで佐渡島で育つ。東京大学理学部天文学科卒業後、大阪大学医学部に学士入学、同大学院修了。医学博士。大阪大学講師を経て現りんくう総合医療センター甲状腺センター長兼大阪大学特任講師。専門は甲状腺がんの分子病理学。日本甲状腺学会甲状腺専門医、日本甲状腺学会七條賞受賞。2019年よりヨーロッパ甲状腺学会小児甲状腺腫瘍診療ガイドライン作成委員

高橋久仁子 : 1949年長野県生まれ、東京で育つ。1972年日本女子大学家政学部食物学科卒業、1982年東北大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。1988年群馬大学教育学部助教授、1996年同大学教授を経て2014年から同大学名誉教授。大学では食生活教育を担当。現在、「食品の広告問題研究会」主宰

サカイサヤカ : 1959年兵庫県相生市生まれ。1982年筑波大学人文学部卒。1985年慶応義塾大学文学研究科修士課程修了、文学修士(民族・考古学専攻)。

名取宏 : 内科医。医学博士。医学部を卒業後、大学院、大学病院勤務などを経て、福岡県の市中病院に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ブロッコ・リー

    コロナ禍の最中、勤務先のリスク管理に奔走したが一番厄介だったのは善意による間違った情報の拡散だった。代表的なのはどこぞの知事によるイソジンうがいと止瀉薬メーカーの二酸化塩素環境放出グッズだ。後者は善意というより金儲けの臭いがプンプン漂ってくる。これをまぁ首からストラップでぶら下げた社員がどっと増えたことが驚きで、社長自らが率先垂範してやるもんだから、そこここの会議室やコーナーにほのかにキッチンハイターの臭いを放つ容器が置かれた。そら手術器具の滅菌に使われてるし、閉鎖されて濃度管理可能な環境下なら有効だが、

  • Go Extreme

    コロナ禍を飛びかう怪しい情報を見抜く: パンデミックを生き抜く医療リテラシー ニセ医学の広まり 不確実な情報に翻弄される人々 新型コロナワクチンをめぐるニセ医学・陰謀論 これを食べればコロナを防ぐ フードファディズム 健康志向にしのびこむ機能性幻想 パンデミックとともに湧き出た便乗商法の数々 国民を守る医療・消費者行政 リスクを見誤るとかえって危険になる: 倫理とリスクと予防と前進と 過剰診断のメカニズム―思い込みと責任回避 あるか・ないか<どのくらいあるかで判断 「まだ終わらない」を終わらせていくために

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