ヴァイオリン協奏曲第２２、２５、２６番　メッゼーナ、シンフォニア・ペルジーナ（マスター・オブ・ヴァイオリン第２集）

マスター・オブ・ヴァイオリン
第２集：ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ

イタリアの広汎な音楽遺産を形にするために1978年に設立されたDYNAMICレーベルは、これまでにタルティーニの協奏曲全集や、ヴィオッティの協奏曲全集などを始め、数々の作品をリリースすることで、レーベルの独自性を目指してきました。とりわけイタリアが誇る「ヴァイオリン音楽」にかけては、他のレーベルの追随を許すことなく、素晴らしコレクションを次々を完成させています。このシリーズはそんな中から、極め付けの逸品を選び出し、価格を抑え、広く普及を図るというものです。
　第２集はヴィオッティの協奏曲集。彼はパガニーニの少し前の世代に属しますが、主にパリで名声を博し、そのままフランスで活躍した人です。教師としても優秀で、ピエール・ロードやピエール・バイヨを輩出、フランス・ヴァイオリン楽派の創設者としても知られています。彼の弟子であったドゥラノフスキはパガニーニに影響を与えた人物でもあります。ヴァイオリン音楽の伝統がここにあります。（Dynamic）

【収録情報】
ヴィオッティ：
・ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調 W22/G97
・ヴァイオリン協奏曲第25番イ長調 G124/W25
・ヴァイオリン協奏曲第26番変ロ長調 G121/W26

　フランコ・メッゼーナ（ヴァイオリン）
　シンフォニア・ペルジーナ

　録音時期：2002年
　録音場所：ペルージア
　録音方式：ステレオ（デジタル）