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Violin Concertos Nos.4, 9, 12 : Siranossian(Vn)Capriccio Baroque Orchestra

Romberg, Andreas (1767-1821)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALPHA452
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


没後200年、古楽器名手たちが解き明かすロンベルクの貴重な協奏曲!

「知られざる昔日の巨匠」の世界に当時の楽器と奏法で触れることの出来る一枚。バーゼル・スコラ・カントルムで学んだ俊才たちが集うカプリッチョ・バロック・オーケストラは、ベートーヴェンやその世代の音楽の発掘に余念がありませんが、現代楽器でさえ録音の少ないアンドレアス・ロンベルクの協奏曲群を初期から後期までバランスよく収めたこの新録音は、その意味できわめて貴重といえます。
 ラインハルト・ゲーベル門下の才人シラノシアンの惚れ惚れするようなガット弦演奏とともに、ベートーヴェンの3歳年上で天才少年としてデビューしたこの作曲家の音世界を堪能することの出来るアルバム。古典派流儀のしっかりした曲構成のなか、トランペットなしティンパニありの編成のために綴られたオーケストラ・パートが充実した音響で「生のままの200年前」に聴き手を誘う3曲。ロマン派にぐっと近づく世代の音楽らしい緩急自在で劇的な展開が、古楽器演奏のコントラストでひときわ映える聴きどころの連続です。「cpo」にいくつか録音のある、いとこのチェロ奏者=作曲家ベルンハルト・ロンベルクとともに、ベートーヴェン・イヤーを経て今こそ知りたくなる音世界が詰まっています。(輸入元情報)

【収録情報】
ロンベルク:
● ヴァイオリン協奏曲第4番ハ長調
● ヴァイオリン協奏曲第12番ト短調
● ヴァイオリン協奏曲第9番イ長調


 シュシャーヌ・シラノシアン(ヴァイオリン)
 カプリッチョ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)

 録音時期:2018年4月
 録音場所:チューリッヒ=ブルネンホフ放送スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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 ロンベルクの曲を初めて聞いたが、なかな...

投稿日:2021/02/23 (火)

 ロンベルクの曲を初めて聞いたが、なかなかの優れものである。3曲とも、独奏バイオリンが実によく歌い、あちこちで甘美なメロディーが聞かれる。(特に第2楽章)。また、第1楽章では独奏バイオリンの表情がしばしば変わり、ロンベルクの感性の豊かさが感じられる。第3楽章は独奏バイオリン・オーケストラともに軽やかに進んでいく。ロンベルクがバイオリンの演奏に優れていたことがわかる。シラノシアンはこのロンベルクの特徴をよくつかんで素晴らしいバイオリン演奏を聴かせてくれる。なお、第12番ト短調の第1楽章のカデンツァでティンパニィが独奏バイオリンの相手をしているのに驚かされるが、これはもしかしてシラノシアンの独創によるものか?それともロンベルクのオリジナルなのか?どちらにしても面白い。

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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