レイヘルソン:管弦楽作品集 第3集
「TOCCATA」レーベルの知られざる作曲家の中でも、とりわけ高い人気を誇るのがこのレニングラード生まれのレイヘルソン。彼の作風はフレキシブルであり、曲によってはジャズを用いてみたり、ロマン派ぎりぎりの甘い音楽であったりと、聴いてみるまではその真の姿がわからないというもの。もちろんどの作品も聴きやすいもので、がちがちの前衛を求める人には向きませんが、美しいものを聴きたい人にはうってつけの音楽なのです。
今回はピアノ協奏曲とチェロ協奏曲の組み合わせで、ソリストにはベレゾフスキーとクニャーゼフという凄い人々が参加しています。ラフマニノフやプロコフィエフの姿が目に浮かぶような音楽は、やはり永遠に愛されていくものなのかもしれません。(輸入元情報)
【収録情報】
レイヘルソン:
1. ピアノ協奏曲ト短調(2007)
2. チェロ協奏曲ロ短調(2010)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ:1)
アレクサンダー・クニャーゼフ(チェロ:2)
ロシア国立交響楽団
ホーバート・アール(指揮)
録音時期:2013年7月25-27日
録音場所:モスクワ音楽院大ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)