マグヌス・リンドベルイ:ヴァイオリン協奏曲、スーヴェニール、他
ペッカ・クーシスト、タピオラ・シンフォニエッタ
「ONDINE」で精力的にリリースを続けているリンドベルイの作品集、今作はヴァイオリン協奏曲の世界初演時の録音をメインに、他2曲を収録しています。
モーツァルトの生誕250年を祝し、ニューヨークのリンカーン・センターとロンドンのバービカン・センターの委嘱により書かれたヴァイオリン協奏曲は、素材的にはモーツァルトに拠るものはありませんが、編成は小さ目であり、透明感のある響きが紡ぎだされています。2010年の『スーヴェニール』は彼の師であった作曲家ジェラール・グリゼーとフランコ・ドナトーニへのオマージュです。『ジュビリーズ』はもともと室内楽作品であったものを管弦楽作品へと移し替えたものです。
ヴァイオリン協奏曲で独奏と指揮を務めるのは名手ペッカ・クーシストです。(ONDINE)
【収録情報】
リンドベルイ:
1. ヴァイオリン協奏曲 (2006)
2. ジュビリーズ (2000/2002)
3. スーヴェニール (2010)
ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン&指揮:1)
タピオラ・シンフォニエッタ
マグヌス・リンドベルイ(指揮:2,3)
録音時期:2010年5月28-29日(1)、2013年2月15-16日(2,3)
録音場所:フィンランド、エスポー、タピオラ・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)