ヤナーチェク(1854-1928)
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ヤナーチェク(1854-1928) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

166件
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  • それほど演奏機会が多いとは言えない曲が並んでいるが...

    投稿日:2022/06/11

    それほど演奏機会が多いとは言えない曲が並んでいるが、表情豊かな優れた作品ばかりで、とても良かった。演奏はバイオリンもピアノも集中力が高く、研ぎ澄まされ、聴かせる。

    saitaman さん

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  • ヴァーツラフ・ターリヒがスプラフォンに残した録音を...

    投稿日:2021/11/14

    ヴァーツラフ・ターリヒがスプラフォンに残した録音をCD化したもの。 スークの『人生の実り』とヤナーチェクの『タラス・ブーリバ』を収録している。 両曲ともターリヒと縁のある曲だそうで、そういう意味でも興味深い。 ここで演奏しているのは長らく関係の深かったチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。 まだ国際化する前のローカル色豊かなチェコ・フィルの音色に、充実した演奏は見事です。 録音そのものは古いため、音は今ひとつですが、年代を考えれば仕方ないと言えるでしょう。

    レインボー さん

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  • チャールズ・マッケラスが生涯に渡ってその作品の普及...

    投稿日:2021/07/09

    チャールズ・マッケラスが生涯に渡ってその作品の普及に努めた作曲家の一人が、モラヴィアの作曲家、レオシュ・ヤナーチェクである。そんなマッケラスのヤナーチェク録音の集大成と言えるのが、1976年から1982年にDECCAレーベルに行なったウィーンフィルとの一連の録音である。本アルバムは、それらを一つに収めたBox-set。独特の語法を持つヤナーチェクの音楽は実に面白い。自由だが法則があり、ポリリズムだが脈があり、メロディアスではないが簡明である。そんなヤナーチェクらしさを存分に堪能できるのが、全部で11作あるオペラ(前後2部からなる「ブロウチェク氏の旅行」を二つと数えると)であるオペラの場合、中でも特徴的なのが「発話旋律」と称されるもので、チェコ語の微妙な抑揚に合わせて旋律線を描いた朗唱風の書法で、そのため、演じることが可能な歌手が極端に限定される。そのため、上演機会もきわめて少ないのだが、マッケラスは中で5つの代表作にすばらしい録音を遺したことになる。DECCAの高品質録音とあいまって貴重きわまりないもの。ヤナーチェクのオペラは題材も面白い。「利口な牝狐の物語」は動物が多く登場する童話的設定を持ちながら、多層な哲学を描き出しているし、「死者の家から」はドストエフスキーの原作により、シベリアの流刑地での囚人の様子を描いたもので、登場人物はほとんど男性という異色作。「マクロプロス事件」は年をとらない女優の都市伝説的ストーリー。どの作品も、素材、音楽、物語など様々な面でこの上なく「芸術的」で、他では得難い固有の価値を持っていると思うが、中でも「利口な牝狐の物語」の自然讃歌は、善でも悪でもない生死による流転を描ききった感があり、超越した世界観を抱合している。「イェヌーファ」は所謂オペラ的分かりやすさという点では、筆頭ということになるだろう。マッケラスのモラヴィア語法を研究しつくした音楽の運びは、私にはどのくらい凄いのか理解できないが、聴いていて、強い説得力を持って響いていて、私は存分に楽しめることができる。完成された録音が、ヤナーチェクのオペラ全部ではないのが残念だが、それでも5つまでこのレベルの録音が行われたのは、きわめて有意義なことだったに相違ない。いや、偉大な録音芸術の一つといって過言ではないだろう。歌手陣で注目したいのは、近年亡くなったスウェーデンのソプラノ歌手、エリザベート・ゼーダーシュトレーム。多彩な言語の歌唱が可能で、歌曲、オペラなどあらゆるジャンルで縦横な活躍をした彼女であるが、グラモフォン誌におけるジョン・ワラック氏による「無限とも思える微細なタッチと慎重な歌いまわしで、ドラマにおける登場人物のキャラクタを描ききっている」との批評は、彼女がヤナーチェクの歌劇「カーチャ・カバノヴァー」でカーチャを演じた際のものだ。そのハイレベルな万能ぶりは当盤で堪能できるだろう。

    ココパナ さん

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  • 実に良い演奏です。ナクソス初期録音なのであまり期待...

    投稿日:2021/06/16

    実に良い演奏です。ナクソス初期録音なのであまり期待していなかったのですが、意外にも(失礼?)良質。いかにも楽しげなラシュスコ舞曲集、熱気に満ちたタラス・ブーリバ、曲へのひたむきさが感じられるシンフォニエッタ、いずれもどこか温かみを感じるものです。確かに素朴な箇所もありますが、そもそもヤナーチェクの音楽で豪快な演奏というのも少々違和感がありますので、これぐらいが実はちょうど良いのかも。曲目も、シンフォニエッタとタラス・ブーリバという代表作に加え、中期の秀作であるラシュスコ舞曲集も加えることで、作曲家の全体像がつかめる好企画です。チェコ音楽愛好家であれば、持っておきたい1枚といえるでしょう。

    ブルノのおっさん さん

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  • 曲の背景に困難な歴史的事実があるにせよ、それを考え...

    投稿日:2021/03/26

    曲の背景に困難な歴史的事実があるにせよ、それを考えなくて純粋に音楽として上質です。神秘的でありながら静けさのなかに情熱も感じさせてくれます。一部に有名曲もありますが、もっと知られてよい音楽と思います。フォークトさんありがとうございます。

    paul さん

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  • 1960年代の中学生時代に、静岡の有名レコード店では、...

    投稿日:2021/02/28

    1960年代の中学生時代に、静岡の有名レコード店では、レコードを視聴することが出来て、何とか賞の帯の付いたグラゴル・ミサを視聴して、感動して購入した。当時、レコード1枚2000円は、今の価格で2万円前後であろう。多分、月500円の小遣いで購入していたと記憶している。ところで、グラゴル・ミサのDVDを検索したところ、これに当たり楽しんでいる。

    kazu1949 さん

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  • 1980年録音だがAAD、しかし少し劣るの程度で不通...

    投稿日:2021/02/24

    1980年録音だがAAD、しかし少し劣るの程度で不通に聞ける、ヤナーチェクは特別な作曲家で思い入れも強いが、初期のオペラ作品の本作は(といっても十分円熟期だが)後のオペラのように有名ではないようだが、表現のストレートなこと、何とも言えない若さのような香り豊かさ、など一番のお気に入りオペラです。他の録音でもとにかく一度聞いてほしい作です。15世紀の冒頭25分ほどは息もつかせない滑らかな流れと盛り上がりです。

    ぷぅさん さん

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  • ラトル久々の傑作。ラトルにとって2度目の録音であり...

    投稿日:2020/12/08

    ラトル久々の傑作。ラトルにとって2度目の録音であり、この公演の2年前にはベルリン・フィル定期でも同じピーター・セラーズのセミ・ステージ上演をしていた。再録音にあたり、ベルリンではなくロンドンをとったのはラトルとしてより寝かせて熟成させたかったのかもしれないが、やはりラトルの機動部隊にはLSOのほうがよかったのだろう。チェコ勢と比べるとラトルはオペラのポイントを強調し、わかりやすく面白く仕立てている。こうしたラトルの啓蒙主義はベルリン・フィルのプロフェッサーたちには不評だったが(は?今更なに教えとんねん、という空気が濃厚だった)、ロンドンでは「おらが国の大マエストロ」としてLSOも素晴らしい反応で演奏している。フィンリー以下キャストも好演。十分感動的な演奏だ。「シンフォニエッタ」はバービカンの酷い音響のせいでこじんまりした演奏に聴こえてしまう。かつてバービカンをLSOが専用ホールとして使うことが決まった時、他のオケは随分文句を言った。今はどこも言わない。LSOもここで演奏する限り一流オケとはみなされないだろう。

    フォアグラ さん

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  •  「利口な女狐の物語」は、傑作中の傑作であり、モー...

    投稿日:2020/11/25

     「利口な女狐の物語」は、傑作中の傑作であり、モーツァルトやワーグナー、ヴェルディの作品にも比肩する人類の至宝である。音楽が良くできているから、上演されれば必ずと言っていいほど、名演になるのではなかろうか。マッケラスの振るいつきたくなるくらい魅力的なCDが、代表盤であろう。ルチア・ポップのビストローシカが素敵だった。ノイマンのCDも良かった。サイトウ・キネン音楽祭における小澤征爾による上演も music bird で聴いたが、ややプッチーニ風のオペラ的な歌唱が目立つ演奏であったが、それでもこういうものもありかと面白く思った。ラトルのヤナーチェク、大いに期待したが、少々期待し過ぎたかも知れなぃ。もう少し輝かしい音を期待していた。悪くはないけど・・・。

    ヤナハル さん |50代

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  • 素晴らしい名演・名録音でした。 ライブ録音が更に緊...

    投稿日:2020/02/24

    素晴らしい名演・名録音でした。 ライブ録音が更に緊張感を増していました。 弦楽四重奏を中心とする室内楽曲ではドイツ音楽以外はあまり聴かない小生も熱中して聴きました。 廉価版企画が申し訳ないくらいです。

    古き良き時代 さん

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ありがとうございました

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