メラルティン:スウェーデン語のテキストによる歌曲集
フィンランドの後期ロマン派時代に活躍した作曲家メラルティン。若い頃にウィーン音楽院に留学し、ロベルト・フックスに作曲を学び帰国。ロシアとの国境に近いヴィープリで指揮者として3年間ほど活躍。その後はヘルシンキで長らく教職にありました。交響曲やピアノ曲も残しましたが、250曲以上を数える歌曲は、その独特な雰囲気で異彩を放っています。テキストはフィンランド語だけではなく、ドイツ語であったり、このアルバムのようなスウェーデン語によるものなど様々であり、曲調もドイツ後期ロマン派風、フランス印象派風、清冽なシベリウス風など多岐に渡り、メラルティンの多彩な作風が感じられます。(輸入元情報)
【収録情報】
メラルティン:
4つのルーネベリの詩による歌曲
1.Mellan friska blomster 咲き始めた花の中で Op.172-2
2.Flickans klagan 少女の嘆き Op.14-1
3.Tornet ばらの棘 Op.170-3
4.Stum karlek 静かな愛 Op.116-5
5つのヘメルの詩による歌曲
5.Mitt hjarta behover…私の心は Op.116-6
6.Under haggarna 桜の木の下の鳥 Op.86-3
7.Bon om ro 休息の祈り Op.122-6
8.Elegie エレジー Op.96-1
9.Akvarell 水彩画 Op.96-2
タゴールの歌 Op.105
10.第1番:Skyar 雲
11.第2番:Sagan om vart hjarta われらの心の物語
12.第3番:Smartan 痛み
13.第4番:Allvarsdagen 最後の日に
14.Skada, skada hur det varas 見て、見て、春が来た Op.117-2
15.I skaraste morgongryning オーロラの切れ目に Op.21-2
16.Marias vaggsang マリアの子守歌 Op.3-1
17.Maria, Guds moder 聖母マリア、神の母 Op.151-2
18.Stjarnor 星 Op.151-3
19.Mot alla stjarnor 今宵はすべての星が Op.73-3
20.Det ar juni 今は6月 Op.77-2
21.Vallarelat はるかな歌 Op.42-1
22.Fran lagerbalet i oknen 砂漠のキャンプから Op.78
ヘドヴィグ・パウリグ(ソプラノ)
イルモ・ランタ(ピアノ)
ヤン・セーデルブロム(ヴァイオリン)…10-13.22
録音 2015年2月2-4日
Studio M2, YLE, Helsinki