マスカーニ：カヴァレリア・ルスティカーナ、レオンカヴァッロ：道化師　クレヴァ＆メトロポリタン歌劇場、リチャード・タッカー、他（1953　モノラル）（2CD）

マスカーニ：カヴァレリア・ルスティカーナ／レオンカヴァッロ：道化師
リチャード・タッカー、マーガレット・ハーショウ、ルシーン・アマーラ
ファウスト・クレヴァ＆メトロポリタン歌劇場

名テノール、リチャード・タッカー[1913-1975]が歌った2つのヴェリズモ・オペラの傑作をカップリング。ニューヨークのブルックリン生まれのアメリカの名テノール、タッカーは、ルーマニア系ユダヤ人の両親のもと生まれ、マンハッタンのシナゴーグでボーイ・アルトとして歌っていました。その後カントールの職を得、美声のカントールとして話題となり、メトロポリタン歌劇場と契約。1950〜1960年代にはメトの中心的テノール歌手となり、数多くのイタリア、フランス・オペラの主役を演じ、ツアーも含めて734回メトの舞台に立ちました。美声と激唱によって役柄をドラマティックに浮き彫りにし、聴衆を魅了した若き時代の最高の歌唱を聴くことができます。
　ワーグナー役で有名なハーショウ、ワルター指揮『大地の歌』の絶唱で知られるミラー、トスカニーニが晩年に好んで起用したヴァルデンゴなど、メトの人気歌手が共演しているのも聴きものです。いずれも世界初CD化。（輸入元情報）

【収録情報】
1. マスカーニ：歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲

　リチャード・タッカー（テノール）
　マーガレット・ハーショウ（メゾ・ソプラノ）
　フランク・グアラーラ（バリトン）
　ミルドレッド・ミラー（メゾ・ソプラノ）
　セルマ・ボティップカ（メゾ・ソプラノ）

2. レオンカヴァッロ：歌劇『道化師』全曲

　リチャード・タッカー（テノール）
　ルシーン・アマーラ（ソプラノ）
　ジュゼッペ・ヴァルデンゴ（バリトン）
　トーマス・ヘイワード（テノール）
　クリフォード・ハーヴォート（バリトン）

　メトロポリタン歌劇場管弦楽団＆合唱団
　ファウスト・クレヴァ（指揮）

　録音時期：1953年1月（1）、1953年6月（2）
　録音場所：ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
　録音方式：モノラル（セッション）