マクスウェル・デイヴィス、ピーター(1934-2016)

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CD 輸入盤

組曲『ボーイフレンド』、組曲『肉体の悪魔』、7つのイン・ノミネ、他 N.クレオベリー&アクエリアス

マクスウェル・デイヴィス、ピーター(1934-2016)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572408
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マクスウェル・デイヴィス:組曲『ボーイフレンド』

あの一連の「ストラスクライド協奏曲」では難解で晦渋な作風を見せているマクスウェル・デイヴィスですが、このアルバムに収録されている劇音楽や映画音楽での彼の作風は180度違うものもあり、この作曲家の振れ幅の大きさには唖然とする他ないでしょう。
 最も初期の作品である『7つのイン・ノミネ』はルネサンス時代の作曲家ジョン・タヴァナーのミサ曲のメロディから派生したメロディが様々に形を変えて行くものです。組曲『ボーイフレンド』と『肉体の悪魔』はどちらも鬼才ケン・ラッセルの映画のためのものですが、ここにマクスウェル・デイヴィスは、究極にパロディ化した音楽を充てているのが面白いところです。本編の映画を見たくなる方も多いかもしれませんが、もしかしたら現在は(あまりにも過激な映像のため?)入手は困難かもしれません。(NAXOS)

【収録情報】
マクスウェル・デイヴィス:
1. 組曲『ボーイフレンド』 (1971)(ハネムーン幻想曲/渚にて/ブルームズベリーの部屋/私は幸せになれた/あなたは欲しくない/かわいそうな小さなピアレッテ/ポリーの夢)
2. 組曲『肉体の悪魔』 (1971)(タイトル/シスター・ジャンヌの幻影/悪魔祓い/実行と終了の音楽)
3. 7つのイン・ノミネ (1965)(タヴァナー:イン・ノミネ/イン・ノミネ(B.ブリテンの50歳の誕生日のために)/イン・ノミネ(M.ティペットの60歳の誕生日のために)/ブル:イン・ノミネ/イン・ノミネ(6部のカノン)/ブリゼマン:グローリア・ティビ・トリニタス/イン・ノミネ)
4. イエローケーキのレヴュー (1980)より−ピアノ・インターリュード

 アクエリアス(アンサンブル:1-3)
 ピーター・マクスウェル・デイヴィス(ピアノ:4)
 ニコラス・クレオバリー(指揮:1-3)

 録音時期:1989年10月(1-3)、不詳(4)
 録音場所:ロンドン、アビーロード・スタジオ(1-3) 不詳(4)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 原盤:Collins Classics

内容詳細

シリアスで難解な作品を書く一方で、この標題作のようなパロディ風の、シニカルでジャズ的な語法をも身に付けているデイヴィス(1934〜)。その振れ幅の大きさこそが、現代を生きる作曲家に求められるものなのかもしれない。自作自演のピアノ演奏を含む標題作以外では、彼の違う横顔が見える。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ボーイフレンド幸福感は誰が聞いても納得す...

投稿日:2021/02/23 (火)

ボーイフレンド幸福感は誰が聞いても納得するはず。もしかしたらこれだけでもいいのではとも思ったが、他の曲もこの作曲家の作品であるということが大きい。この落差にとまどったが、シリアスな作品では寡黙な印象を受けた。意識的にか持ち味なのかわからないが、音はなるが、まるで自分の脳みそが空かのような思いをさせるほど空虚なものが「せまる」。あー現代音楽はすてきだ。

ぷぅさん さん | 兵庫県 | 不明

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