ベートーヴェン(1770-1827)

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【中古:盤質A】 交響曲第3番『英雄』 トスカニーニ&NBC交響楽団(XRCD24)

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

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A
特記事項
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帯なし
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HMV record shop 渋谷
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基本情報

ジャンル
カタログNo
JMM24XR09
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

トスカニーニ没後50年記念リリース
XRCD24 RCA トスカニーニ・オリジナル・エディション(9)

ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
凝縮されたエネルギーの輝き、そして力感みなぎる鋼の響き―
トスカニーニが生涯最後に辿りついた『エロイカ』の驚異的名演奏。

RCA所蔵のオリジナル・モノラル・マスターテープ(76cm/ sec.)を使用して最高の状態で復刻する『XRCD24 RCAトスカニーニ・オリジナル・エディション』の第9弾は、トスカニーニが生涯にわたって取り上げ続け、ベートーヴェンの交響曲の中でも最も数多く演奏した、交響曲第3番『英雄』の1953年盤。トスカニーニにとって現役最後のシーズンとなった1953/54年シーズンの3回目の演奏会で取り上げた時のライヴ・レコーディングです。
 このシーズンは、RCAによる純粋なレコーディング・セッションは行なわれませんでしたが、毎週ラジオで生中継されていたNBC交響楽団との演奏会は、放送用と並行してRCAのスタッフによって録音されていました。引退後、トスカニーニは息子のワルターと共に残された放送録音からレコード化できる演奏を試聴・選定する作業を行ないました。この『英雄』もその過程で選ばれたものと思われます。
 トスカニーニによる『英雄』は、RCAから正規盤として3種類の録音が発売されている(NBC響との同一曲の録音としては最多)ことからも、この作品へのこだわりが見て取れます。1939年の有名なベートーヴェン・チクルスでのライヴはSP時代にこの曲の決定盤の一つと謳われたものですし、最初期のテープ収録である1949年のセッション録音は、LP初期の代表盤であり、ベートーヴェンの交響曲全集としてBOX発売されたときにも含まれていました。当1953年のライヴ盤は、トスカニーニの没後3年が経過した1960年に発売され、演奏・音質両面でトスカニーニによる『英雄』の決定盤とされてきたもの。
 この演奏が、トスカニーニにとって生涯最後の『英雄』の指揮となりましたが、この演奏会のゲネ・プロの時に、トスカニーニは第2楽章の『葬送行進曲』を一通り演奏したあと、「もう一度、私のために」と言って、再度演奏させたといいます。生涯を通じて演奏を重ねてきた最愛の交響曲への惜別の思いのこもった本番の演奏は、この作品におけるトスカニーニならではの刻印(例えば第1楽章コーダで第1主題が最後にトランペットに出るとき、旋律線を補強した上でレガートで演奏させ、最初にチェロで提示される第1主題の回帰を力強く印象付けるなど)はそのままに、それ以前の演奏よりもさらに深く、雄大なスケールで作品を描き出している点に大きな特徴があると言えるでしょう。
 今回の復刻に当たっては、これまでのXRCD24の原則通り、最もオリジナルなアナログ・マスターテープにさかのぼり、細心の注意を払ってマスタリングを敢行。1950年代のモノラル・ライヴ録音としては驚異的なクオリティで収録されたトスカニーニ=NBC交響楽団の輝かしく豊潤なサウンドが、前代未聞の明晰さと色彩感を伴って瑞々しくよみがえっています。(BMG)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
・交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
 NBC交響楽団
 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

 録音時期:1953年12月6日(ライヴ、モノラル)
 録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール
 リマスタリング・エンジニア:杉本一家(JVCマスタリング・センター)
 マスターテープ・トランスファー:ジョン・サミュエルズ(ニューヨーク、レコーディッド・レガシー)
 JVC K2 24 BIT REMASTERING / MONO
 LP初出:LM-2387(1960年1月)
 国内LP初出:
 A-3012(トスカニーニ名盤頒布会の『トスカニーニ/ベートーヴェン』3枚組セット、1963年8月)
 単独初出はVRA-2001(世紀の巨匠『トスカニーニ芸術の神髄』第1巻、1965年7月)

 『XRCD24 RCA トスカニーニ・オリジナル・エディション』のSHM-CD化の予定はございません。(BMG)

収録曲   

  • 01. レビューに記載

総合評価

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音質向上のために、トスカニーニの荒ぶる魂...

投稿日:2011/08/08 (月)

音質向上のために、トスカニーニの荒ぶる魂がスポイルされてしまっている。細部も全体もである。「GOLD SEAL」盤と聴き比べると、一聴瞭然! 商略によって旧盤の素晴らしさが潰されてしまった好例と言える。

ひろの さん | 東京都 | 不明

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1980年代に初めてCD化された際の頼り...

投稿日:2010/12/23 (木)

1980年代に初めてCD化された際の頼りない音質と比べると隔世の感がある。2000年頃に出たRCA不滅の2枚組シリーズでようやく満足のできる音質が得られ、XRCD24で更なる改善が図られた。「エロイカ」のCDを聴き比べると、改めてフルトヴェングラー(52年のウィーン・フィル盤)とトスカニーニ(53年当盤)が双璧だと思う。余談だが、女性関係が華やかだったフルトヴェングラーには、44年のウラニアのエロイカがあり、ピッチの違いも含め多数の復刻盤が出ている。しかし、決定盤は存在しない。52年盤が正妻で、44年盤が愛人であれば、無理もない。正妻より愛人が大事という人もいるようだが、私は正妻を末永く愛する姿勢が大事だと思う。女性関係に厳格な姿勢を貫いたであろうトスカニーニの場合は、安心して当盤を末永く聴いていればよいと思う。

ポックン さん | 千葉県 | 不明

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トスカニーニもベートーヴェンの交響曲の奇...

投稿日:2009/11/15 (日)

トスカニーニもベートーヴェンの交響曲の奇数番がカラヤン同様私にはしっくり来るものがありまして多分奇数曲には攻撃的な曲が多いからなのかなぁとも思ったりしております。さて、私は別盤で1953年録音の「英雄」交響曲を聴いているのですが本盤は更に仕様改善が期待されるものでしょう。演奏そのものはもうお馴染のある普遍的な一角の域まで達したものでその音楽そのものの緊迫感の持続にただただ感心するのみであります。正直一本調子な処も感じさせはする瞬間はあるのですがそれは素人の下衆の勘ぐりというもの・・・・タイム的には@14’07A15’22B5’23C11’12となって1939年ライブの@13’56A16’22B5’21C10’50とはやや第2楽章が短いようですが(彼には1945年録音のものもHMVカタログには載っておりトスカニーニファンなら比較されては?)とにかく凄い何もかもこれに凝縮させた演奏です。

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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