ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲全集 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(第1,3-9番)、エーリヒ・クライバー(第2番)(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

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A
特記事項
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帯付
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5枚組
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基本情報

ジャンル
カタログNo
KKC4107
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

フルトヴェングラーの、これは名盤? 迷盤?
あの「ベートーヴェン交響曲全集」(米オリンピック原盤)ついにCD化発売!
最初期LPのマスターテープ音質はまさに本物、極上!


1974年9月に米オリンピック・レコードから発売されたフルトヴェングラー史上初の「べートーヴェン交響曲全集」。同年12月に日本のフォノグラムからも国内発売され、世界中のファンを驚愕させました。当時発見されていなかった「第2番」が収録されていたためでもありますが、「サンフランシスコの研究家が秘蔵していた戦前のベルリン・フィルの放送用録音」と解説に書かれていたこの音源、じつはエーリヒ・クライバーの演奏であることが後年米「ハイ・フィデリティ」誌の調査で判明、この「全集」は再製造されることなく“幻” の全集となりました。
 往年のファンならだれでも知っているフルトヴェングラー・レコード史上最大の事件となったこの「全集」、「第2番」以外の曲は音源・音質ともにまともで、『捨て置けぬLP』と、平林直哉氏は著書『フルトヴェングラーを追って』(青弓社2014年刊)のなかで、3ページを割いて大きく紹介しています。
 1974年に制作されたこの「全集」のマスターテープの所在をつきとめ、96kHz24bitでデジタル変換された音を入手しました。世界初出LPとなった「第1番」「第3番」「第5番」「第6番」、2番目のLP登場となった「第8番」「第9番」、戦前の壮絶名演ライヴとして有名な「第4番」「第7番」の全8曲。最初期LPのマスターテープ音質はステレオ・リバーブ感をもたせた、非常に雰囲気豊かなしっかりした音! ほとんど「整音」していないだけに、音の真実味が増しています。この音源をキング関口台スタジオでリマスタリング、一部の曲には修復を行い(第3番、第9番のピッチ見直し、第7番第4楽章冒頭欠落和音の補てん)、エーリヒ・クライバー指揮の「第2番」はボーナス・トラックとして組み込み、オリジナルのカップリングによる「全集」で発売! 国内製造でフルトヴェングラー・ファン垂涎の貴重な名盤を蘇らせます。EMIの全集とは第8番しか音源がかぶらないので、稀少価値ある全集と申せましょう。
 5枚収納のマルチケース、12ページ・ブックレット(解説:平林直哉)、オビ付き。(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集


Disc1 [76:28]
● 交響曲第1番ハ長調 op.21
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音:1950年7月13日、アムステルダム(ライヴ)

● 交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
 ローマ・イタリア放送交響楽団
 録音:1952年1月19日、ローマ(ライヴ)

Disc2 [68:09]
● 交響曲第4番変ロ長調 op.60
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1943年6月27-30日、フィルハーモニー、ベルリン
 *第1,2楽章はライヴ、第3,4楽章は聴衆不在の放送用録音)

(ボーナストラック)
● 交響曲第2番ニ長調 op.36
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 録音: 1929年、ベルリン、スタジオ(SP録音)

Disc3 [73:48]
● 交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
 ローマ・イタリア放送交響楽団
 録音:1952年1月10日、ローマ(ライヴ)

● 交響曲第7番イ長調 op.92
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1943年10月31日〜11月3日、ベルリン、旧フィルハーモニー(ライヴ)

Disc4 [71:19]
● 交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
 ローマ・イタリア放送交響楽団
 録音:1952年1月10日、ローマ(ライヴ)

● 交響曲第8番ヘ長調 op.93
 ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1948年11月13日、ストックホルム・コンサートホール(ライヴ)

Disc5 [約74分]
● 交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
 ヒョルディス・シンベリ(ソプラノ)
 リサ・テュネル(アルト)
 ヨースタ・ベケリン( テノール)
 シーグルド・ビョルリンク( バス)
 録音:1943年12月8日、ストックホルム・コンサート・ホール(ライヴ)

 エーリヒ・クライバー(指揮:第2番)
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮:第1,3,4,5,6,7,8,9番)

 録音方式:モノラル
 (P) 1974 Olympic Records : Countdown Media GmbH

 96kHz 24bitデジタル変換音源
 国内製造品 日本語帯・解説付

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第1楽章:アダージョ・モルト-アレグロ・コン・ブリオ
  • 02. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第2楽章:アンダンテ・カンタービレ・コン・モート
  • 03. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第3楽章:メヌエット;アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ
  • 04. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第4楽章:フィナーレ;アダージョ-アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ
  • 05. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
  • 06. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第2楽章:葬送行進曲;アダージョ・アッサイ
  • 07. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第3楽章:スケルツォ;アレグロ・ヴィヴァーチェ
  • 08. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第4楽章:フィナーレ;アレグロ・モルト

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第1楽章:アダージョ-アレグロ・ヴィヴァーチェ
  • 02. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第2楽章:アダージョ
  • 03. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ
  • 04. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第4楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
  • 05. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第1楽章:アダージョ・モルト-アレグロ・モルト
  • 06. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第2楽章:ラルゲット
  • 07. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第3楽章:スケルツォ;アレグロ
  • 08. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第4楽章:アレグロ・モルト

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74年というと当方はまだ中学生で、ちょうど...

投稿日:2018/03/19 (月)

74年というと当方はまだ中学生で、ちょうど洋楽に夢中だった。クラシックとは無縁ではなかったものの、 作曲家や曲そのものに関心が向き、演奏家にまでは関心が向かなかった。まさにフルトヴェングラーの フの字も知らなかったのだ。ゆえに、この演奏のLPBOXが世に出て騒動になったことなど知る由も なかった。今回の復刻だが、解説も含め良い商品である。 2番が非フルトヴェングラーだったり8番が既出音源だったりするが、その他はちょうどまだ持っていない 音源だったので、この企画での発売は素直に歓迎したい。 フルトヴェングラーのベト交響曲録音は、何種類でも手に入れてあれこれ聞いてみたいものである。 ただ、こもったり曇った音ではないにしろ、全般にやせた音でノイズも多く、リマスターされたとは いえフルトヴェングラーの数ある録音の中では決していい録音とはいいがたい。もしも未聴の方でこれから入手 して聞こうという方は、その点を承知の上で購入されるべきであろう。

とねりこ さん | 北海道 | 不明

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私はこの「オリンピック原盤フィリップス発...

投稿日:2017/12/11 (月)

私はこの「オリンピック原盤フィリップス発売のLP全集」を買った世代の一人である。確か1973年末か74年初だったかな?まだ中学生だった私はお年玉をためて、期待に満ち溢れて買ったのを思い出した。なにせ「あの2番が発見された」という売り文句だったのだから尚更だった。 しかし第一印象は「その音の酷いのにあきれ返った」だった。エロイカだったか田園だったかにはテープの弛みからか「ワウ・変調」があり、特に音楽に興味が無かった両親にさえも「何これ。戦争前の壊れた蓄音機で聴いてるみたいだなあ」と大笑いされた苦い思い出がある。しかし「フルトヴェングラーの、有難い新発見録音」と我慢して聴いていった。 まず腹がたったのは8番。ストックホルム盤は確か前年夏にEMIから発売されていたが、それと同じ演奏だったのだ。この程度のインチキは中学生にだって聴き取れる。で更に「2番の偽物発覚事件」へと続いたので、そのLPはそれっきり聴かずに放っておいた。 「ところが」である。先般出版された平林氏の本には「棄てがたい録音」「しっかりした音」と書いてある。「変調」についても記載されていたが、その本を読んだ私は「そうだったっけ?当時持ってたステレオ装置が安物だったからかな?」と考え込んでしまった。 そこに今回のCD発売である。あの時から43年近い月日が流れ、中学生の頃とは違い「この演奏を再び買い直してみる」くらいの経済的余裕は(当然)ある。で、「懐かしさ」も手伝い、今回買ってみた。さて聴きなおした感想は残念ながら・・・「昔、自分が抱いた印象は正しかった!」である。これを「しっかりした音」と感じるかどうかは、個人的趣味の問題としか言いようがない。 しかし、「プラスの気付き」もあった。 *ここに収録されたRAI録音の約一年半後に行われた「リング」全曲録音に至るまで、RAIオーケストラが如何にフルトヴェングラーの指揮に順応(上達)できるようになったか(がんばったんだなあ)! *へえ?ニセモノの2番ってこんなによく聴こえてたんだ!ホンモノ(と認定されてる)の1948年盤より聴きやすいじゃないか! 以上2点である。しかしいずれもフルトヴェングラーと「この演奏」に関係ない感想でしかないが・・・。 まあ、初老男がノスタルジー浸る「ほんの些細な楽しみ」は得ることができた。

Y.A さん | 兵庫県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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