Piano, 2 Pianos, Organ Concerto: Hadland Gimse Nordstoga Sondergard / Szilvay / Norwegian Radio O

現代ノルウェーを代表する名手たちによるプーランクの協奏曲集

「世紀を超え、多種多様なスタイルからインスピレーションを得て、苦もなく自分の音楽に織りこんでゆく。その美しさと優美さに魅せられてしまったら、それに代わることのできるものがどれほどあるだろうか」。20世紀、比類のない作曲家フランシス・プーランクの3つの協奏曲を、優美さと鋭敏な感覚をあわせもった「魅力あるヴィルトゥオーゾ」たちがノルウェー放送管弦楽団と共演しました。
　スカルラッティ、モーツァルト、シューマン、ショパン、ブラームス、シンディング、現代ノルウェーと幅広い時代の作品を手がけ、ノルウェーの音楽シーンに新しい風をもたらしたクリスチャン・イーレ・ハドラン[1983-]が2曲のピアノ協奏曲を弾き、ハドランに先立つ世代の「ナンバーワン」ピアニスト、シベリウスのピアノ作品の全曲録音で国際的に知られアルヴェ・テレフセンやトルルス・モルクが信頼を寄せるホーヴァル・ギムセ[1966-]が2台の協奏曲の第2ピアノ。2009年から2012年までノルウェー放送管弦楽団（KORK）の首席指揮者を務めたトマス・セナゴー（スナゴー）[1969-]が、2曲の指揮をしています。オルガン協奏曲はオスロ大聖堂で録音が行われました。大聖堂オルガニストのコーレ・ノールストーガ[1954-]のソロ、ベートーヴェンから後期ロマン派の音楽を主なレパートリーとし、現代ノルウェー音楽の初演や録音を数多く任せているペーテル・シルヴァイ[1971-]の指揮による演奏です。（輸入元情報）

【収録情報】
プーランク：
1. ピアノ協奏曲
2. 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ニ短調
3. オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調

　クリスチャン・イーレ・ハドラン（ピアノ：1,2）
　ホーヴァル・ギムセ（ピアノ：2）
　コーレ・ノールストーガ（オルガン：3）
　ノルウェー放送管弦楽団
　トマス・セナゴー（指揮：1,2）
　ペーテル・シルヴァイ（指揮：3）

　録音時期：2012年1月23-25日（1）、2011年1月27,28日（2）、2012年10月13日（3）
　録音場所：オスロ、ノルウェー放送コンサートホール（1,2）、オスロ大聖堂（3）
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）