ピアノ作品集 第2集　マーク・ベッビントン

ブリス：ピアノ作品集 第2集

王立音楽大学でスタンフォードに師事、第一次世界大戦に従軍し、復員後に作曲活動に入ったアーサー・ブリス。ヴォカリーズのみの歌を楽器として扱う独自の作風が話題となり知名度を獲得。新古典派の薫陶を受け、やがてジャズにも興味を示し、これらの要素を取り入れたユニークな作品を次々と発表しました。エルガーからも強い影響を受け、時には牧歌的な作品を書くなど様々な表情を見せる彼の作風は、ピアノ曲でも変わることがありません。
　1924年頃に作曲された『マスク』はその代表的な作品。4曲それぞれが独立した雰囲気を持ち、各々のタイトルに即した曲が展開されていきます。後期ロマン派の香りが漂う『2つの間奏曲』も聴きものです。（輸入元情報）

【収録情報】
ブリス：
● マスク（喜劇的なマスク／ロマンティックなマスク／不吉なマスク／軍隊のマスク）
● 2つの間奏曲（I. Moderato／II. Moderato）
● ピアノのための組曲（I. Prelude／II. Ballade／III. Scherzo）

J.S.バッハ／ブリス編：
● 古き年は過ぎ去り BWV.614

ブリス：
● 暴徒の小走り
● 三部作（I. Meditation／II. Dramatic Recitative／III. Capriccio）
● ブリス・ワン＝ステップ

　マーク・ベッビントン（ピアノ）

　録音時期：2011年6月1月3,4日
　録音場所：バーミンガム、シンフォニー・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル）