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Psyche, E Chasseur Maudit, Les Eolides: Tingaud / Oyal Scottish National O Rcs Voices

Franck, Cesar (1822-1890)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8573955
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

フランク:プシュケ、呪われた狩人、アイオロスの人々

ベルギーに生まれ、幼い頃から楽才を発揮するも、教会オルガニストとして、また教師として生涯慎ましい生活を送ったフランク。作曲家としては長い間評価されることがなく、その作品はほとんど出版されることすらありませんでした。ようやく1882年に発表した『呪われた狩人』の初演で幾分かの成功を収め、彼の人気は少しだけ高まりましたが、大成功と言えるほどではありませんでした。しかし、以降のフランクは次々に優れた作品を書き上げ、独自の世界を創り上げていきます。
 このアルバムには、安息日に禁を破って狩に出かけた伯爵が永劫の罪によって呪われるまでを描いた描写的な『呪われた狩人』、ギリシャ神話のエピソードを全編ゆったりとした音楽で描いた『プシュケ』、そしてフランクが人気を獲得するより前の作品『アイオロスの人々』の3曲を収録。とりわけ通常合唱なしで演奏される『プシュケ』を合唱付きのフル・ヴァージョンで聴けるのがポイントで、濃厚な雰囲気を湛えた合唱とオーケストラの色彩的な響きは、一般的には固いイメージのフランクへの認識を根本的に覆すほどに官能的です。(輸入元情報)

【収録情報】
フランク:
1. 交響詩『呪われた狩人』 M.44 (1882)
2. 交響詩『プシュケ』(合唱と管弦楽版) (1887)

 第1部 プシュケの眠り
 第1部 西風に運ばれたプシュケ
 第2部 エロスの花園
 第2部 愛よ、生命の源よ
 第2部 プシュケとエロス
 第3部 愛よ、彼女は汝の名を知り
 第3部 プシュケの悩みと嘆き
 第3部 エロスは赦せり
3. 交響詩『アイオロスの人々』 M.43 (1875)

 スコットランド王立音楽院合唱団(2)
 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
 ジャン=リュック・タンゴー(指揮)

 録音時期:2018年1月16-18日、2019年8月28日
 録音場所:RSNO Centre, Glasgow, Scotland, UK
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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最晩年の交響曲とヴァイオリン・ソナタばか...

投稿日:2021/07/07 (水)

最晩年の交響曲とヴァイオリン・ソナタばかりが演奏される作曲家ですが、生涯にはオルガン曲や宗教曲もたくさん作っています。でも演奏されることはほとんどありません。難渋で面白みに欠ける曲が多い中で、4曲ほどある交響詩は物語性やオーケストレーションの巧さもあり、華やかさや官能性にあふれていて聴き映えがします。 このCDには3曲の交響詩が収録されており、そのうち「プシュケ」(あるいは「プシシェ」)はオーケストラのみで演奏されることが多いですが、ここではオリジナルどおりの合唱入りで演奏されています。 フランクは、フランスの作曲家といいながら、そのオルガン曲や管弦楽曲の構成や響きにはドイツ音楽に通ずる「重厚さ、安定感」があります。そのせいか、これらの交響詩はフランスの指揮者やオーケストラもあまり取り上げません。もちろん他国や日本のオーケストラが取り上げることも少ないので、結果としてあまり聴く機会に恵まれません。 弟子たち(ダンディ、ショーソン、デュパルク、マニャールなど)に「ペール・フランク(父フランク)」と敬愛され、その弟子たちが「フランキスト」と呼ばれるほどに影響を与えた作曲家ですから、もっと聴かれてよいのではないかと思います。 でも、やはり「渋い」といえば渋い作曲家ではあります。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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