このCDはポール・パレー没後30年を記念して制作された、ポール・パレーの芸術シリーズ。
このCDはフランスの管弦楽作品のうち、19世紀の作品を集めたものです。
手兵、デトロイト交響楽団との録音でまさにパレーの真骨頂と言えるでしょう。
19世紀生まれだけあり、当時の空気を知っているパレーの演奏はどれもが名演と言って良いでしょう。
この中ではシャブリエとショーソンがずば抜けて良いですが、快活なサン=サーンスの行進曲も悪くありません。
原盤はマーキュリーで、何枚かのアルバムを編集したものですが、現在ほぼ廃盤なので、このCDの復刻は貴重です。