シルヴィ・ギエム/「BYE」アジュー
生きる伝説ダンサー、シルヴィ・ギエムが踊る鬼才マッツ・エック振付の名作!
スウェーデンの鬼才エックがバレエ界の女王ギエムに振付け、「人生における一つのステージを去ろうとしているある女性が、自己との対話を通して新たな経験の扉を開けるまで」を描いた感動的な小作品。2010年ストックホルムで初演され、翌年10月に東京で行なわれた震災チャリティガラ<シルヴィ・ギエム オン・ステージ>で鳴り止まぬ大喝采を受けました。文化会館で行なわれた公演チケットはすべて完売。10代から天才ダンサーの名をほしいままに世界中で踊り続けてきたギエムが、はじめて引退を意識した作品を踊った、ファンにとって意義深い作品でもあります。(COLUMBIA)
【収録情報】
・『アジュー』
出演:シルヴィ・ギエム
振付・演出:マック・エック
使用楽曲:ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
演奏:イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ) ドイツ・グラモフォン音源を使用
収録時期:2012年
収録場所:ストックホルム(ライヴ)
特典映像:内容未定(日本語字幕付き)
収録時間:本編22分、特典17分
画面:カラー、16:9
音声:ステレオ
NTSC
【Sylvie Guillem】
1965年パリ生まれ。現在実力・人気ともにバレエ界の頂点に立つダンサー。母親が体操の教師であったことから、国立スポーツ学院でトレーニングを受け、弱冠12歳でオリンピックの予選を通過。その後一転してバレエの道を歩み、1981年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。数々の賞を受賞後、1984年にプルミエール・ダンスーズに昇格、その5日後に、歴代最年少の19歳にして芸術監督(当時)のルドルフ・ヌレエフによりエトワールに任命されたという伝説の持ち主。
1988年、パリ・オペラ座バレエ団を電撃退団、フランスでは「国家的損失」とまで言われた。同年イギリスに移り、ロイヤル・バレエ団のゲスト・プリンシパルとして活躍。日本への造詣も深く、2011年の震災以降はパリ、ロンドン、日本全国にて積極的に日本のためのチャリティ公演を行なっている。身体能力や舞踊の実力はさることながら、従来の表現方法を逸脱する踊りや歯に衣着せぬ物言いなど、常に議論を呼び、注目の的となってきた。「100年に一度の逸材」「生きる伝説」「神話的存在」などと呼ばれる。
芸術文化勲章シュヴァリエ、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ、1999年フランス国家功労賞、2003年大英帝国勲章(CBE)、2009年レジオン・ドヌール勲章オフィシエ叙勲。(COLUMBIA)
生きる伝説ダンサー、バレエ界の女王シルヴィ・ギエムによる感動的小作品をパッケージ。スウェーデンの鬼才マッツ・エックによる振り付けと、イーヴォ・ボゴレリッチのピアノ・ソナタも感動を盛り上げている。(CDジャーナル データベースより)