バルバトル、クロード=ベニーニュ(1727-1799)

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CD 輸入盤

4つの組曲にまとめられた変奏付ノエル集 オリヴィエ・ボーモン(クラヴサン、フォルテピアノ、オルガン)

バルバトル、クロード=ベニーニュ(1727-1799)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TEM316068
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


革命前夜のフランスを彩ったバルバストルのノエルを、3種のオリジナル楽器の妙音で

ノエルとは、フランス語圏で教会とは関係ない俗世で歌い継がれてきたクリスマス・シーズンの伝統俗謡の総称(英語圏のキャロルと同様の音楽)。かつては多くの人が暗唱できたほど有名なもので、18世紀のフランスでは教会のオルガン奏者たちがその旋律をもとに変奏を展開、人々を喜ばせました。オーケストラ音楽と宗教音楽の定期演奏会として長く人気だったパリのコンセール・スピリチュエルでも、年末近くには会場備え付けのオルガンでノエルが披露されましたが、そこで大きな話題を呼んだのが名手バルバストルの名演奏。評判が高まりパリのノートルダム大聖堂から専属オルガン奏者の座に迎えられた彼は、フランス革命期に多くの教会備品が壊されてゆく中、自分が長年弾き続けた大聖堂のオルガンで「ラ・マルセイエーズ」を鮮やかに演奏、貴重な銘器を破壊計画から救っています。
 バルバストルのノエル集は今なおオルガンの定番名曲として抜粋演奏されていますが、フランス古楽界を牽引してきたクラヴサンの名手ボーモンは、この作曲家が若い頃クラヴサン奏者としても活躍し、有名なクラヴサン曲集も出版していること、また活躍期にピアノの普及が始まっていたことを踏まえ、ノエル曲集全曲をオルガンだけでなく、クラヴサンとフォルテピアノも使い分けて録音。パイプを組み合わせて多彩な音色美が愉しめるフランス古典期のオルガン音楽としての魅力だけでなく、オルガンだけでは気づきにくいロココ風・古典派風の音運びの魅力にも気づかせてくれます。
 2000年の初出時(初出品番:TEM316022)から高い評価を博したレファレンス的録音、ジャケット変更による待望のカタログ復活です。(輸入元情報)

【収録情報】
バルバストル:4つの組曲にまとめられた変奏付ノエル集(1770)


1. ノエルによる第1の組曲(クラヴサンまたはフォルテピアノによる演奏)
2. ノエルによる第2の組曲(クラヴサンまたはフォルテピアノによる演奏)
3. ノエルによる第3の組曲(オルガンによる演奏)
4. ノエルによる第4の組曲(オルガンによる演奏)

 オリヴィエ・ボーモン(クラヴサン=チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン)
 使用楽器:
 クラヴサン:パリのブノワ・ステラン、またはベネディクト・シュテーリン 1750年製オリジナル
 フォルテピアノ:パリのアンリ・ブロド、またはハインリヒ・ブロート 1798年製オリジナル
 オルガン:クリストフ・ムーシェレル&ピエール・ド・モンブラン 1741年建造オリジナル

 録音時期:1999年12月28,29日(1,2) 2000年5月16,17日(3,4)
 録音場所:フランス北部ピカルディ地方サン=カンタン、アントワーヌ・レキュイエ美術館(1,2) フランス南部オー・ガロンヌ県、サントガベル教会(3,4)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 旧品番:TEM316022

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