ハルトマン、カール・アマデウス(1905-63)

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SACD 輸入盤

オペラ『シンプリチウス・シンプリチシムス』 シュテンツ&オランダ放送フィル、バンゼ、ホランド、他(2012 ステレオ)(2SACD)

ハルトマン、カール・アマデウス(1905-63)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CC72637
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ハルトマンの衝撃オペラ
『シンプリチウス・シンプリチシムス』
久々の新録音の登場!


20世紀ドイツの重要作曲家、ハルトマンのオペラ『シンプリチウス・シンプリチシムス』、オランダ初演の貴重な公演のライヴ録音の登場。『シンプリチウス・シンプリチシムス』とは主人公の、無垢な少年の名前。彼を中心に、いかにしてドイツ30年戦争で800万人もの命が失われたか、という内容の壮絶なオペラ。1669年に発表されたハンス・ヤーコプ・クリストッフェル・フォン・グリンメルシャウゼンの小説「Der abenteuerliche Simplicissimus」に基づいています。
 ハルトマンは、このオペラを1934〜37年にかけて作曲しました(指揮者シェルヘンが、オペラを作曲するよう提案したといいます)。30年戦争を題材にしてはいますが、このオペラがナチのことを暗喩したものであることは明らかです。その後、内容があまりに刺激的過ぎるとして1957年に、多少救いのある内容に改訂され、タイトルも『シンプリチウス・シンプリチシムス〜青年時代の三つの情景』とあらためられました。録音機会の少ない重要作品の、歓迎すべき新録音の登場(約30年ぶり)となります。演奏者も20世紀作品に熱心に取り組む陣営。名匠シュテンツのもと、壮絶な世界が繰り広げられています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ハルトマン:オペラ『シンプリチウス・シンプリチシムス〜青年時代の三つの情景』(1957年改訂版)

 シンプリチウス・シンプリチシムス:ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)
 隠者:ヴィル・ハルトマン(テノール)
 知事:ペーター・マルシュ(テノール)
 傭兵:アシュリー・ホランド(バリトン)
 農民:クリストフ・クロレック(バス)
 大尉:ミヒャエル・エーデル(バス)
 語り:ハリー・ペーテルス
 オランダ放送合唱団
 ジェイムズ・ウッド(合唱指揮)
 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 マルクス・シュテンツ(指揮)

 録音時期:2012年11月24日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/オランダ初演ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

【オペラの内容】
時は17世紀、ドイツ三十年戦争(1618〜1648)。1618年には1200万人いたドイツの人口は、終戦の1648年には400万人に激減した。生き残った者の中には、無垢で、善悪の区別もつかないような羊飼いの少年も。その名はシンプリチウス・シンプリチシムス。
あらすじ〜シンプリチウスの父である農夫が、農民という階級の重要性について説いている。人々は農民を見下すが、生きていくためには、食べ物を生み出す農民は必要不可欠だ。彼はシンプリチウスに、羊の群れの世話をきちんとして、危険な狼が来たら笛を吹くように申しつける。シンプリチウスは狼を見たことがないので、農夫は狼がいかに恐ろしい動物か、を語る。シンプリチウスは農夫に言われたことを復唱する。そして、恐ろしいのは狼だけではなく、人を殺し物を壊すよう兵隊に命じた皇帝もおそろしい動物である、と考える。ある日、シンプリチウスは美しい木で眠る夢を見るが、誰かがその木に登ってきて、木をいためつけて眠りを妨げてくる。それはどうも狼のように見えた。傭兵がやってきて歌っている声でシンプリチウスは目を覚ます。敵意に満ちたこの傭兵は、夢で見た狼ではないかとシンプリチウスは考えるが、この傭兵はシンプリチウスに彼の家への道をたずねる。シンプリチウスは傭兵を家へと連れていくと、この傭兵はシンプリチウスの両親を殺し、家を焼き払い、略奪行為をする。800万人の命はこのようにして奪われた。(キングインターナショナル)

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