ディキンスン:独奏と室内楽作品集
数十年に渡り、英国の音楽界の重鎮として君臨するピーター・ディキンスン。作品によってスタイルを変貌させることで知られ、オルガン曲ではまるでバロック期の作品のようなスタイルを用いてみたり、『ヨハネの黙示録のためのミサ曲』では鳴り響く不協和音の中から悲痛な叫びが聞こえてくるといったリアリティのある作品を書いています。このアルバムでも、例えば、ヴァイオリンが激しく自在に動き回る『ヴァイオリン・ソナタ』と繊細で抒情的な『エア』の雰囲気の違いの大きさに驚くことでしょう。このアルバムは、作曲家と演奏者が緊密に協力した上で録音されました。(輸入元情報)
【収録情報】
ディキンスン:
1. ヴァイオリン・ソナタ (1961)
2. 独奏ヴァイオリンのための『エア』 (1959)
3. 独奏ヴァイオリンのための『メタモルフォシス』 (1955/ rev.1971)
4. 弦楽四重奏曲第1番 (1958)
5. 独奏ヴァイオリンのための幻想曲 (1959)
6. ヴァイオリンとピアノのための『ユニコーンの子守歌』 (1967)
7. 弦楽四重奏曲第2番 (1976)
8. 独奏ヴァイオリンのための『クインテットの旋律』 (1956)
9. ヴァイオリンとピアノのための『トランクィッロ』 (1986/ rev.2018)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン:1-3,5,6,8,9)
ロデリック・チャドウィック(ピアノ:1,6,9)
クロイツァー四重奏団(4,7)
世界初録音
2017年7月27日 St John the Baptist, Aldbury, Hertfordshire(2,3,8)
2017年11月29日 All Saints, Finchley, London(4)
2019年1月16日 St Michael's, Highgate, London(1,6,9)
2019年3月26日 St Michael's, Highgate, London(7)