チュルリョーニス(1875-1911)

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CD 輸入盤

ピアノ作品全集 ラフゼン、ズボヴァス(5CD)

チュルリョーニス(1875-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19923
組み枚数
:
5
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

チュルリョーニス:ピアノ作品全集(5CD)

ミカロユス・コンスタンチナス・チュルリョーニス[1875-1911]はポーランド生まれのリトアニアの国民的な画家、作曲家であり、とりわけその他に類を見ないほどの幻想的な絵は早くから注目され、カンディンスキーや後のシュールレアリストたちにも大きな影響を与えました。かのオリヴィエ・メシアンもチュルリョーニスの絵の幻想性、超越性、神秘性を絶賛しそのヴィジョンから多大な影響を得たと公言しています。
 さてチュルリョーニスが作曲家として再評価されるようになったのは比較的最近のことで、この全集録音シリーズもリヴァイヴァルに大きく貢献しています。彼は画業の傍らリトアニア民謡の記譜採集に取り組み、自作に取り入れていきました。作風は微妙な半音階主義で後のシマノフスキやスクリャービンを思わせる所もありますが、ショパンの影響も大きいところ。晩年は無調に近い作品もあリ、亡くなったのが1911年ですから、地域や自身の病気が原因でシェーンベルク一派との交流はなかったと考えると、非常に際立った独創性を持っていたと言えるでしょう。解説にはチュルリョーニスの幻想的な絵が多数カラー写真で掲載、聴きながら見る楽しみもあります。(東武トレーディング)

【収録情報】
CD1:ピアノ作品全集第1集
・フーガハ短調op.10-1、前奏曲ロ短調op.3-1、マズルカロ短調op.3-3、夜想曲嬰へ短調op.4-1、他
CD2:ピアノ作品全集第2集
・前奏曲ニ短調op.1、マズルカヘ長調VL143、ワルツロ短調VL144、海の曲集op.28、他
CD3:ピアノ作品全集第3集
・4つの前奏曲op.26、2つの前奏曲と2つのフゲッタop.29、民謡集、4つの前奏曲op.7、2つのカノンとフゲッタop.9、4つのマズルカ、他
CD4:ピアノ作品全集第4集
・『楽興の時』嬰へ短調、前奏曲(Op.13、Op.14、他全20曲)、ピアノ・ソナタ ヘ長調、即興曲、マズルカ、ポロネーズ、リトアニアの子守唄、幻影
CD5:ピアノ作品全集第5集
・前奏曲ニ短調、バス・コンティヌオ、ナイチンゲール、主題と変奏、カノン ニ短調、カノン 嬰ヘ短調、カノン へ短調、カノン ホ短調、前奏曲ホ短調、小さな行進曲、マズルカ ニ短調、前奏曲ハ長調、フゲッタ ロ短調、バラード 嬰ヘ短調、フォーク・ソングによるフゲッタ、フーガ、ウィットサンデイのための音楽、私は悔恨の種を蒔いた、他(全32曲)

 ニコラウス・ラフゼン(ピアノ/CD1, CD2, CD3)
 ロカス・ズボヴァス(ピアノ/CD4, CD5)

 録音時期:2000-2008年
 録音方式:デジタル

ユーザーレビュー

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なんと耳触りのいい音楽だろう。 しかし...

投稿日:2011/06/01 (水)

なんと耳触りのいい音楽だろう。 しかしどの曲を聴いても同じに聴こえる。不思議な曲たちだ。 まるで空気のような音楽。チュルリョーニスに怒られるが、BGMにもってこいの作品たちだ。これこそサティの言う「家具の音楽」に感じられる。 あっさりとしたショパン風の音楽とでも形容したらよいのだろうか。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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チュルリョーニスについて、ほとんど無知で...

投稿日:2011/01/01 (土)

チュルリョーニスについて、ほとんど無知であったが、そのマルチなタレントに惹かれて購入した。絵画もファンタジーの世界という印象だが、音楽についてもロマン色を残しつつモダンな響きを感じる。ピアノ音楽愛好家としては、一度は聴いておきたい作曲家であろう。

横濱の風 さん | 神奈川県 | 不明

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