管弦楽のための協奏曲、３つの音符の交響詩、オーケストラル・シアター　タン・ドゥン＆香港フィル

評価 : 5.0

(1)

レビューを見る

基本情報

ジャンル

クラシック

カタログNo

8570608

組み枚数

レーベル

Naxos *classic*

発売国

International

フォーマット

その他

輸入盤

商品説明

タン・ドゥン：管弦楽のための協奏曲

現代中国を代表する作曲家、タン・ドゥン（譚盾）の名声はすでに国際的であり、指揮者としても広く活動しています。舞台作品から映画音楽まで幅広く手掛け、その作品の多くには中国の伝統楽器が用いられるなど、西洋音楽と東洋音楽の融合を図ることでも知られています。またそれに留まらず、珍しい楽器や奏法にも貪欲な興味を示し、水の音や紙から生まれる音色すらも、自らの音楽にとりいれています。
　このアルバムには、2012年に書かれた新作も含む３つの作品が収録されています。親しい友人である歌手プラシド・ドミンゴのために書かれた『３つの音符の交響詩』、彼の作曲技法のエキスが詰まった『管弦楽のための協奏曲』、そしてタン・ドゥンの名を決定的にした『オーケストラル・シアター』。作曲家自身の指揮には説得力があります。

【収録情報】
タン・ドゥン：
・3つの音符の交響詩 (2012)
・オーケストラル・シアターI『Xun』 (1990)
・管弦楽のための協奏曲－歌劇『マルコ・ポーロ』より (2012) （時空間の光／バザールの香り・砂漠のラーガ／紫禁城）

　香港フィルハーモニー管弦楽団
　タン・ドゥン（指揮）

　録音時期：2012年2月27-29日
　録音場所：ホンコン・カルチャー・センター・コンサート・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

内容詳細

自らの根っこにある自国中国の伝統的音楽語法や楽器の響きの感性を特殊化するのではなく、現代オーケストラの音のパレットの内部に浸食させてまったく独自の劇的時間とダイナミズムを創り出したタン・ドゥンの音世界を、出世作から2012年の近作まで凝集俯瞰して堪能できる自作自演による管弦楽作品集。★(中)(CDジャーナル　データベースより)