タンスマン、アレクサンドル(1897-1986)

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CD 輸入盤

ピアノ作品集 エリアンヌ・レイエ

タンスマン、アレクサンドル(1897-1986)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573021
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

タンスマン:ピアノ作品集

ポーランド、ウッチ出身のアレクサンドル・タンスマン。しかし彼の活動の場はもっぱらフランスであり、パリで知り合った芸術家たちに大いなる影響を受け、一時は「六人組」に誘われるほどにこの地に溶け込んだ人でした。ただ、ユダヤの血をひいていたため、1941年にはアメリカに亡命せざるを得ず、戦後にパリに戻った時にはすでに時流に乗り遅れてしまい、またポーランド音楽の研究を始めたという興味深い変遷を辿ることになるのです。
 このアルバムにはそんな彼らしい、多くの影響や共鳴を感じさせる様々なスタイルを持つピアノ曲が並んでいます。ネオ・バロック様式で書かれた『組曲』は個人的な告白よりも当時の流行を追求したものでしょう。『アラベスク』は詩的な内容を持つ曲が並べられています。この夜想曲はショパンよりもスクリャービンよりの雰囲気を持っています。ロマン派よりも新古典派の作風に近い『5つの印象』、タンスマンの内なる声とも言える、悲劇的な様相を持つ『3つのバラード』。そしてルービンシュタインに捧げられた『8つの歌』はバッハヘのオマージュです。彼の心の祖国はどこだったのでしょうか。(NAXOS)

【収録情報】
タンスマン:
・古風な様式による舞踏組曲 (1929)(エントレ/サラバンド/ガヴォット/コラール・フーガ/アリア/トッカータ)
・バラード第1番 (1941)
・バラード第2番 (1941)
・バラード第3番 (1941)
・アラベスク (1930)(インテルメッツォ/マズルカ(ショパンへのオマージュ)/夜想曲/ファンファーレ/子守歌/ダンス)
・5つの印象 (1934)(穏やか/ブルレスケ/悲しみ/運動/夜想曲)
・8つの歌『J.S.バッハへのオマージュ』 (1949)(前奏曲/アリオーソ/インターリュード/コラールI/インヴェンション/コラールII/フーガ/ポストリュード)

 エリアンヌ・レイエ(ピアノ)

 録音時期:2013年1月、5月、7月
 録音場所:ベルギー、ティアンジュ、リサイタル・スタジオB
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

ショパンと同じくポーランド出身ながらパリで活躍したタンスマン(1897〜1986)のピアノ曲は珠玉の逸品ぞろいだ。近代フランスに感化されたラヴェル風バロック調の組曲やスクリャービン風、あるいは暗い独自の心中を綴ったような「バラード」など実に多彩。卓抜な表現力で迫るレイエの演奏は聴きもの。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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