CD 輸入盤

カンタータ『聖イオアン・ダマスキン』、協奏的組曲 T.ザンデルリング&ロシア・フィル、カーラー

タネーエフ(1856-1915)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8570527
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

タネーエフ:聖イオアン・ダマスキン、協奏的組曲

1883年、アントン・ルビンシテインの死を悼んで作曲されたカンタータ『聖イオアン・ダマスキン』。ロシア正教会では重要な聖人である聖イオアンは、聖像破壊運動に反対しイコンを擁護、教会の伝統を守った人として讃えられています。タネーエフ(1856−1915)は尊敬するルビンシテインをその聖人になぞらえ、極めて崇高なカンタータを作曲、故人への捧げものとしたのでしょう。
 協奏的組曲は、彼の友人であるヴァイオリニスト、シボールの依頼で書かれたもので、冒頭からヴァイオリンが艶めかしくも強靭なメロディを奏でる劇的で色彩的な曲。バッハやモーツァルトの時代に書かれたような単純な形式に見えてしまいますが、曲に含まれる『主題と変奏』だけを取り出してみても、その素晴らしい筆致に驚かざるを得ません。NAXOSが誇る名ヴァイオリニスト、カーラーの深みのある音色はこの曲の真価を存分に伝えてくれています。(ナクソス)

【収録情報】
タネーエフ:
・カンタータ『聖イオアン・ダマスキン(ダマスカスの聖ヨハネ)Op.1(1884)
・協奏的組曲Op.29(1909)
 イリヤ・カーラー(ヴァイオリン)
 グネーシン・アカデミー合唱団
 ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
 トーマス・ザンデルリング(指揮)

 録音時期:2007年9月
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

チャイコフスキーの弟子にしてスクリャービンやラフマニノフの師でもあったタネーエフ。あまりその作品を聴く機会はないが、この盤で聴く限り濃厚なロマンによる重く保守的な作風のようだ。熱い思いがうねるような協奏的組曲がなかなかの聴きもの。(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Taneyev: Ioann Damaskin, Op. 1: Idu v nevedomiy mne put' (I begin a journey into the unknown): Adagio ma non troppo 00:14:59
  • 02. No vechnim snom poka ya splyu (But while I sleep with the eternal sleep): Andante sostenuto 00:03:01
  • 03. V tot den', kogda truba (On the day when a trumpet): Allegro 00:08:10
  • 04. Suite de concert, Op. 28: I. Prelude: Grave 00:08:14
  • 05. II. Gavotte: Allegro moderato 00:05:47
  • 06. III. Marchen (The Fairy Tale): Andantino 00:09:14
  • 07. IV. Theme and Variations: Theme: Andantino 00:01:05
  • 08. IV. Theme and Variations: Variation 1: Allegro moderato 00:01:21
  • 09. IV. Theme and Variations: Variation 2: Allegro energico 00:01:34
  • 10. IV. Theme and Variations: Variation 3: Tempo di valse 00:02:06
  • 11. IV. Theme and Variations: Variation 4: Fuga doppia: Allegro molto 00:02:08
  • 12. IV. Theme and Variations: Variation 5: Presto scherzando 00:00:58
  • 13. IV. Theme and Variations: Variation 6: Tempo di mazurka, Allegro con fuoco 00:01:27
  • 14. IV. Final Variation and Coda 00:04:51
  • 15. V. Tarantella: Presto 00:07:18

ユーザーレビュー

総合評価

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よく知らない作曲家、若干不安を覚えながら...

投稿日:2014/04/29 (火)

よく知らない作曲家、若干不安を覚えながらCDを購入した。 心配無用、カンタータが鳴りはじめた途端、音楽に引きずり込まれていく。 ザンデルリンクの指揮が見事。競争的組曲もカーラーのヴァイオリンの 音色がすてき・・・。コストパフォーマンスは最高か!!!

素人の独白 さん | 茨城県 | 不明

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あまりにも素敵な音色を奏でるイリヤ・カー...

投稿日:2010/01/31 (日)

あまりにも素敵な音色を奏でるイリヤ・カーラーのファンとして 単に購入した一品。 タニェエフ個人については名前しる程度。 特に興味もなかった。(ファンの方 失礼しました!!) カーラーの演奏は素晴らしくヴァイオリンの曲も良かったのだが それよりも 「カンタータ『聖イオアン・ダマスキン(ダマスカスの聖ヨハネ)Op.1(1884)」という曲。 初めて聴いたのですが 心が洗われていく感じ。 夜寝る前に聞いたら日々のストレスが取れるのでは?なんて思う音楽だ。 例えるとレ・ミゼラブルの「バルジャンの最期シーン」などが 浮かんでくる雰囲気である

ぶひ さん | 東京都 | 不明

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