CD 輸入盤

吹奏楽のための作品集 第23集 キース・ブライオン&プリマス・イギリス海兵隊バンド

スーザ(1854-1932)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8559881
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

スーザ:吹奏楽のための作品集 第23集

大好評シリーズ「マーチ王」スーザの吹奏楽のための作品集も、この第23集をもって完結となります。今日知られている行進曲の形式を標準化したスーザですが、彼は決してこのジャンルに専念していたのではなく、交響詩、組曲、オペラ、オペレッタなど、200以上の作品を書き上げていました。今回の最終巻では、あまり知られていないスーザの作品の中から、ポピュラーソングやクラシック作品の親しみやすいメロディーを用いた幻想曲やユーモレスクなど、スーザの幅広い音楽的嗜好が感じられる曲が選ばれています。トラック2の『メロディ』は第30代アメリカ副大統領に就任したチャールズ・ドーズ[1865-1951]のヴァイオリン曲をクライスラーが録音し、人気となったもの。他の作曲家によってオーケストラやポップスにアレンジされ広い人気を博しましたが、スーザは吹奏楽用に編曲しています。(輸入元情報)

【収録情報】
スーザ:
1. 幻想曲『オーヴァー・ザ・フットライツ・イン・ニューヨーク』(1897)

ドーズ:
2. メロディ イ長調(スーザによる吹奏楽編)(1912)

ルイ・セザール・デゾルメ:
3. ブーランジェの行進曲『閲兵式から戻って』(c.1889)(スーザによる吹奏楽編)

スーザ:
4. ユモレスク『メアリー、日曜日には何をする?』(1924)
5. 行列聖歌『われらは行進する、勝利へ向かって行進する』(1914)
6. 幻想曲『町の空想』(1921)


 プリマス・イギリス海兵隊バンド
 キース・ブライオン(指揮)

 録音時期:2019年5月20-23日
 録音場所:HMS Raleigh, Torpoint, Cornwall, UK
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ナクソスのジョン・フィリップ・スーザ、吹...

投稿日:2022/07/14 (木)

ナクソスのジョン・フィリップ・スーザ、吹奏楽作品全集シリーズ、ついにこの23巻で完結との事。 1999年に録音、2001年発売の1巻から数えて、20年にわたる長期のプロジェクトであり今後同種の企画はほぼ出ないであろう、歴史的な企画となった。 最終巻の今作はスーザが書いた演奏会用作品と、編曲作品を収録。 スーザのオリジナル曲は幻想曲やユモレスクなどが収録、演奏時間は8分から、27分に及ぶ立派な作品。 ただし、他人の書いたメロディが出てきたり、スーザのオペレッタの作品からのメロディが出てきたり、パロディ的な曲であるが、その分聴きやすいだろう。 編曲作品は2曲、米国副大統領ドーズが書いた『メロディ』をバンド用に美しく編曲したものと、ドイツ生まれのフランスで活躍した、デゾルメが書いた行進曲『閲兵式から戻って』が収録。 いずれもスーザ存命時に人気の曲だったらしく、前者はクライスラーによる編曲が、後者は当時歌付きで吹き込みがあったりする。 キース・ブライオン指揮、イギリス王立プリマス海兵隊軍楽隊の演奏である。 前巻と同じ演奏家によるものだが、こちらの演奏の方が良いと思う。 大味な演奏は変わらずであるが、行進曲は見事だし、幻想曲での場面の転換も上手い。 イギリス王立プリマス海兵隊合唱団が参加した『勝利に向かい我々は行進する』では、バンドのメリハリのある演奏と合唱団の熱さが伝わってくる。 もちろん録音も豊かな残響とシリーズらしいもの。 最終巻を飾るに相応しい内容のアルバムである。

レインボー さん | 不明 | 不明

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