ジャイルズ・スウェイン:十字架の道行き
1946年イギリス生まれのスウェインは、ロンドンで学んだ後、パリでメシアンのもとで研鑽を積みました。『スターバト・マーテル』などの多くの合唱作品で知られていますが、今回はオルガンのための作品『十字架の道行き』の世界初録音の登場。
2004年から2005年初頭にかけて作曲された本作は1時間に及ぶ大作で、キリストの受難の物語を追いながら「人間の様々な側面」にも焦点を当てた力強い作品です。イギリスのオルガン奏者、ニーミンスキがエジンバラのセント・メアリー大聖堂のマシュー・コプリ制作のオルガンを演奏、フル・カラーのブックレットでは、メシアン研究で知られる作曲家のナイジェル・シメオーネが作品について詳しく解説(英語のみ)しています。(輸入元情報)
【収録情報】
スウェイン:『十字架の道行き』全曲
● 第1巻
1. イエスは死を宣告される
2. イエスは十字架を受け入れる
3. イエスは初めて倒れる
4. イエスと聖母マリア
5. キレネのシモン
6. ヴェロニカ
7. イエスは再び倒れる
● 第2巻
1. エルサレムの婦人たち
2. イエスは三度倒れる
3. イエスは服をはぎ取られる
4. イエスは十字架に釘付けにされる
5. イエスは十字架上で死去する
6. イエスは母の腕に抱かれる
7. イエスの体は墓に寝かされる
サイモン・ニーミンスキ(オルガン)
録音時期:2012年10月
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音