基本情報
ISBN 10 : 4822249239
内容詳細
ピーター・ドラッカーの後継者とされるジム・コリンズ。コロラドの山中に研究ラボを設け、これまでに長い年月をかけて「偉大な企業」「偉大な指導者」の条件を追究してきた。
今回は初めて外部環境を変数に入れ、不確実でカオスのような時代に他を圧倒して成長している偉大な企業7社を導き出した。
10X型企業がそれだ。10X型企業とは同業よりも最低10倍以上のパフォーマンスを上げているスーパー・エクセレント・カンパニーのことだ。その10X型企業の特徴を同業の有力企業と比較する「一対比較法」で鮮明に描き出した。
10X型企業は次の通り。カッコ内は比較対象企業。
●アムジェン(ジェネンテック)
●バイオメット(キルシュナー)
●インテル(アドバンスト・マイクロ・デバイス=AMD)
●マイクロソフト(アップル)
●フログレッシブ保険(セーフコ保険)
●サウスウエスト航空(パシフィック・サウスウエスト航空=PSA)
●ストライカー(米国外科コーポレーション=USSC)
調査期間が創業時から2002年までであったため、ジョブズ復帰後急回復したアップルは、マイクロソフトの比較対象企業となっているが、第4章「銃撃に続いて大砲発射」で「アップルの復活」を補足している。
コリンズはこれまでの著作で「時を告げるのではなく、時計をつくる」「ANDの才能」「カルトのような文化」「BHAG(不可能なくらい高い目標)」「レベルファイブ(第五水準)」「適材をバスに乗せる」「ストックデールの逆説」「弾み車」「衰退の五段階」などの斬新な概念を生み出してきた。
今回も「二〇マイル行進」「銃撃に続いて大砲発射」{SMaCレシピ(具体的で整然とした一貫レシピ)」「運の利益率(ROL)」などの斬新で大胆な概念を有効に使っている。
加えて、全米屈指のロッククライマーであるコリンズらしく、南極征服を争ったアムンゼンとスコットの物語やエベレスト登頂なども題材に、厳しい環境にも負けない10X型リーダーの姿を生き生きと描いている。
2012/09/24 発売予定
【著者紹介】
ジム・コリンズ : ドラッカー亡き後、世界で最も影響力のあるビジネス・シンカー
モートン・T.ハンセン : カリフォルニア大学教授で、欧州最大のビジネススクールINSEADの教授も兼任
牧野洋 : 日本経済新聞ニューヨーク駐在、編集委員、日経ビジネス編集委員などを経てフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kawai Hideki さん
読了日:2016/06/10
Miyoshi Hirotaka さん
読了日:2018/01/26
Koichiro Minematsu さん
読了日:2019/02/27
Kawai Hideki さん
読了日:2013/07/14
miyatatsu さん
読了日:2018/10/04
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