武装した男(平和のためのミサ曲)、アンサンブル版世界初録音!
英国で最も優れたシンフォニック・コーラスのひとつであり、質の高い情熱的な歌唱で定評があるハートフォードシャー合唱団と、ロンドン・フィルハーモニー合唱団のメンバーとしてボールト、ストコフスキ、ショルティ、ハイティンクらの元で歌い、ハートフォードシャー合唱団の音楽監督を務める合唱指揮者、デイヴィッド・テンプルによる「Signum」第3弾は、イギリスの作曲家カール・ジェンキンスの『武装した男(平和のためのミサ)』のアンサンブル版。
『武装した男』は、英国の帝国兵器博物館からの委嘱で作曲され、コソボ紛争の犠牲者に捧げられた平和への強い願いが込められた作品です。本アルバムに収めれられたアンサンブル版は、フル・オーケストラによる全曲版の演奏が不可能な場合の代替案としてジェンキンス自身によって考案されたもので、推進力のあるリズム、雷鳴のようなクライマックス、恐怖に満ちた瞬間、そして優しく印象的なメロディなど、原曲が持つ魅力はそのまま残されています。また、イギリスの名メゾ・ソプラノのひとり、キャスリン・ラッジ、アゼルバイジャン出身で、2017年のBBCプロムス「ジョン・ウィリアムズ85歳記念プログラム」でのソリスト起用や数多くの国際コンクールでの優勝を誇る若き名チェリスト、ジャマル・アリエフの参加にも注目です。(輸入元情報)
【収録情報】
● カール・ジェンキンス:武装した男(平和のためのミサ)〜アンサンブル版
ハートフォードシャー合唱団
ロンドン・オーケストラ・ダ・カメラ
オサーマ・キワン(ムアッジン/祈祷時刻告知係)
キャスリン・ラッジ(メゾ・ソプラノ)
ジャマル・アリエフ(チェロ)
デイヴィッド・テンプル(指揮)
録音時期:2022年11月19,20日
録音場所:ロンドン、キルバ―ン、セント・オーガスティン教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)