シルヴェストロフ、ヴァレンティン(1937-)

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CD 輸入盤

交響曲『献呈』、後奏曲 ヤヌシュ・ヴァヴロフスキ、クリストファー・リンドン=ギー&リトアニア国立交響楽団、ユルギス・カルナヴィチウス

シルヴェストロフ、ヴァレンティン(1937-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8574413
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シルヴェストロフ:献呈、後奏曲

現在ベルリンで生活を送るキーウ出身の作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフ。活動の初期の頃は前衛的な作品を書いていたものの、1974年にソ連作曲家同盟から除名されてしまい公の場での活躍が難しくなりました。彼はこの頃から作風を変換、後期ロマン派を思わせる美しい響きを用いた懐古的な作品を書き始め、これらは現在までに多くの人に愛されています。
 このアルバムに収録されているのは、彼の6番目の交響曲にあたる『献呈』と80年代の代表作のひとつ『後奏曲』の2作。『献呈』はシルヴェストロフの親友でもあるヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルのために作曲され、ミュンヘンでクレーメルによって初演されました。冒頭こそ不協和音に満ちていますが、曲の白眉はマーラーのアダージェットを思わせる最終楽章にあり、自身の演奏の録音を聴いたクレーメルが思わず「映画『ヴェニスに死す』の世界のようだ」と叫んだというほどに、安らぎと憧れに満ちた世界が広がります。『後奏曲』も冒頭こそ十二音音楽を思わせる激しい曲想ですが、少しずつピアノの優しく懐かしい響きが曲を支配し、最後は静寂の中に音が消えていきます。どちらもシルヴェストロフらしい、調性や伝統的な旋法を用いながらも、ドラマティックさと抒情性が交錯する独自の作風で書かれています。
 『献呈』でヴァイオリンを演奏するのはポーランドの名手ヤヌシュ・ヴァヴロフスキ。ポーランド現代作品の初演を数多く行うとともに録音でも高く評価されており、このアルバムでも1685年製の銘器ストラディヴァリを駆使して、美しい音色でシルヴェストロフの音楽を歌い上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
シルヴェストロフ:
1. ヴァイオリンと管弦楽のための交響曲『献呈』(1990-91)
2. 後奏曲(1984)
〜ピアノと管弦楽のための

 ヤヌシュ・ヴァヴロフスキ(ヴァイオリン:1)
 ユルギス・カルナヴィチウス(ピアノ:2)
 リトアニア国立交響楽団
 クリストファー・リンドン=ギー
(指揮)

 録音時期:2022年5月2-6日
 録音場所:リトアニア、Lithuanian National Philharmonic Hall, Vilnius
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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