SACD

ショーソン:交響曲、ラヴェル:『マ・メール・ロア』、スペイン狂詩曲 フルネ&東京都交響楽団

ショーソン (1855-1899)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9257
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド

商品説明

フルネ&都響/ショーソン:交響曲(SACD)

90歳を超え、現役最長老として活躍を続けるジャン・フルネに、演奏活動の最終局面を迎える時がきました。1913年フランスのルーアンに生まれたフルネは現在92歳、フランス音楽の正統を受け継ぐ巨匠として多大な尊敬を受けています。60年にもおよぶその演奏活動は、20世紀の音楽史をつらぬく輝かしい記録です。
 1958年にドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』初演のために初来日、都響とは1978年に初めて顔を合わせ、1983年からの3年間には定期招聘指揮者に、1989年12月には名誉指揮者の称号を贈られるなど、フルネにとっては日本でもっとも親密な関係を結んでいるオーケストラ。1988年にはヨーロッパ演奏旅行に、2002年には北京公演に同行、公演を大成功に導きました。
 そして、フルネが生涯最後となるコンサートのパートナーに選んだのは、ほかならぬ都響でした。2005年12月21日、都響の第619回定期演奏会で、フルネは現役生活に自ら別れを告げます。
 今回のショーソンとラヴェルは、いずれもフルネのレパートリーの中核をなす曲目。名コンビ「フルネ&都響」ならではの名演が大いに期待されます。

(1) ショーソン:交響曲変ロ長調 op.20
(2) ラヴェル:組曲『マ・メール・ロア』
(3)ラヴェル:スペイン狂詩曲

 東京都交響楽団
 ジャン・フルネ(指揮)

 録音:東京、サントリーホール[ライヴ]
 2004年4月15日[1,3]、2003年4月15日[2]

 SACD Hybrid
 2ch.Stereo / 5.0ch.Surraund

内容詳細

このコンビのコラボのなかでも魅力的な一枚。ショーソンはしなやかな運びでニュアンスに長けた名演で、「マ・メール・ロワ」も繊細。「スペイン狂詩曲」は特に素晴らしく、各楽器の線の絡み合いと音色のブレンドの融合が見事。曲間の拍手をカットした編集もよい。(ま)★(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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マメールロワは稀代の名演。クリュイタンス&パリ音楽院管の素晴らしい洒脱な古き良き20世紀初頭の薫を残した名演と双璧をなす。後者は木管の響きがラヴェルが想定したバソンをはじめとするフランス式ウインドのノーブルな美しい響きをダイレクトに感じる点で有利であるが、このSACDでの都響の響きも驚くべきノーブルな音色、これぞフルネマジック。実演でも感じたが出てくるだけで雰囲気が伝わるマエストロでした。

まめ さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2012/02/09 (木)

フルネほど、日本でショーソンの交響曲を幾度も取り上げた指揮者はいなかったのではないかと思います。おそらくは彼が最も愛した交響曲だったのではないでしょうか。以前は、N響と行った演奏会のビデオを好んで聞いていました。都響とのこの演奏も、いずれ劣らぬ名演奏です。私も当日サントリーホールで聴きましたが、美しさにほれぼれとしました。録音も秀逸。オランダのオケとの旧録音とは、品格が異なります。

i_love_opera さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2005/12/26 (月)

演奏はDENON盤より大家の棒を感じ、スケール豊かな名演だ。しかし実演で聞いた印象とはだいぶ異なり、残念ながら客席での感動の10%もマイクが捉えきっていないのが痛恨のきわみといえよう。編集操作でサントリーに響いた残響が悉くカットされ、文化快感のようなストレートな音に変貌しているからだ。マ・メール・ロワは抜粋だったのが実に悔やまれるほどの出来を示している。それにしても都響はいつからこんなに凄いオーケストラになったものか、今年最後の大収穫といえよう。

宇野珍会長 さん | 茨城 | 不明

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