シュルツ=アダイエフスキー:声楽とピアノのための『24の前奏曲』
本名はエリザヴェータ・シュリツでエッラ・ゲオルギイェヴナ・アダイェフスカヤなどの呼び名などでも知られるロシア帝国時代の女流コンポーザー=ピアニスト、エッラ・フォン・シュルツ=アダイエフスキーとクララ・シューマン、アルマ・マーラーの作品を組み合わせた、19世紀〜20世紀初期の女流作曲家たちの声楽作品集。
声楽のための『24の前奏曲』の作曲者であり今作での主役であるシュルツ=アダイエフスキーは、ヘンゼルトやルビンシテイン、ドライショクといった錚々たる大作曲家たちに作曲法を学び、ロシア帝国時代における重要な女流音楽家として歴史にその名を残しています。ちなみにこの「声楽とピアノ伴奏」のための『24の前奏曲』の歌詞は作曲者の甥でオーストリアの美術史家、美術商、作家であり翻訳家でもあったベンノ・ガイガー[1882-1965]によって作詞されています。(輸入元情報)
【収録情報】
● シュルツ=アダイエフスキー:声楽とピアノのための『24の前奏曲』
● クララ・シューマン:6つの歌曲 Op.13より第1番、第2番
● クララ・シューマン:ローレライ WoO.19
● アルマ・マーラー:5つの歌曲より 第1番、第4番、第5番
ソフィー・クルスマン(ソプラノ)
アンドレア・ルクリ(ピアノ)
録音時期:2020年7月
録音場所:イタリア、ゴリツィア、ロイゼ・ブラッツ文化センター・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)