イタリアの鬼才サルヴァトーレ・シャリーノ、生誕75周年記念!
イタリアのパレルモ出身の現代作曲家サルヴァトーレ・シャリーノ。12歳の時から独学で作曲を始め、フルートなどの楽器の新たな特殊奏法を続々と生み出し、世界を驚かせてきたシャリーノ。「Kairos」レーベル9枚目となる作品集は、彼の75歳の誕生日を祝って制作されました。
シャリーノによって「オーケストラは話したい」と記された『ダンテの『天獄篇』のための音楽』は、楽器の性質上本当に話すことはできませんが、それでも暗唱しようする奏者たちの表現の限界への挑戦がみられます。指揮は2019年9月からパドヴァ・ヴェネート管弦楽団の音楽監督を務める現代音楽のスペシャリスト、マルコ・アンギウスです。(輸入元情報)
【収録情報】
● シャリーノ:ダンテの『天獄篇』のための音楽〜ソロとオーケストラのための付随音楽
ロレンツォ・ジェンティーリ=テデスキ(ヴァイオリン)
アンドレア・ビアジーニ(フルート)
ガース・ノックス(ヴァイオリン)
パドヴァ・ヴェネート管弦楽団
マルコ・アンギウス(指揮)
録音時期:2021年7月2,3日
録音場所:イタリア、Theatre of Istituto Barbarigo, Padua
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)