サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ

人物・団体ページへ

ロマノフ朝史1613‐1918 下

サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560098578
ISBN 10 : 4560098573
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
742p;20

内容詳細

「戦争と革命」の嵐に翻弄される人々の鮮烈な群像劇。愛憎相半ばする一族、戦争と革命、陰謀と謀反、弾圧と殺害、性愛と嗜虐…王朝の絢爛たる歴史絵巻と血にまみれた「秘史」を、英国の歴史家が精彩に物語る。カラー口絵16頁・地図・家系図・人物紹介・人名索引を収録。

目次 : 第3幕 王朝の衰退(全能の皇帝/ 解放の皇帝/ 巨漢皇帝/ 全国土の地主たる皇帝/ 破局/ 皇帝ミハイル二世/ 終末/ 白い皇帝、赤い皇帝)

【著者紹介】
サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ : 国際的なベストセラー作家であり、各種の出版賞を受賞したその作品は48ヵ国語に翻訳されて刊行されている。『エカチェリーナ大帝とポチョムキン』はサミュエル・ジョンソン賞の最終選考に残り、『スターリン:赤い皇帝と廷臣たち 上・下』(白水社)は英国文学賞の年間大賞を受賞した。また、『スターリン:青春と革命の時代』(白水社)はコスタ伝記文学賞、ロサンジェルス・タイムズ伝記文学賞、エルサレムのブルーノ・クライスキー政治文学大賞、米国のJBC年間出版大賞、中国の文津図書賞などを受賞している。そして『ロマノフ朝史1613‐1918 上・下』はイタリアのルピカイア・デル・テリッチョ文学賞を受賞。また、『モスクワ三部作』とされる小説『サーシェンカ』、『赤い空』、『冬の夜』を著して年間政治フィクション賞を受賞した

染谷徹 : 1940年生。東京外国語大学ロシア語科卒。ロシア政治史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 星落秋風五丈原 さん

    下巻はエカテリーナ2世の孫、アレクサンドル1世の死から始まる。順当に次男のコンスタンチンが皇位継承するはずだったが、頑なに固辞。貴賤結婚の条件として皇位継承を放棄する秘密文書を交わしていたためだ。弟ニコライはコンスタンチンの即位を宣言し、デカブリストの乱が起こり、最終的にニコライが即位、ニコライ1世となる。それにしても、気候がアレとはいえ、アレクサンドル1世もニコライ1世も病死である。放縦な生活も影響したのだろう。ロマノフ朝の最期もアレクセイ皇太子の血友病が尾を引いており、病が滅びを招いたようなものだ。

  • MUNEKAZ さん

    上巻に比べると皇帝はどんどん真面目になっていくけど、国家はますますガタガタになっていく。真摯に専制君主として政治に取り組めば取り組むほど、失政や敗戦の恨みは皇帝その人に向かい、現状を打破するためには皇帝自身を殺害するか、体制自体を破壊するしかなくなってくる。下巻に出てくる4人の皇帝はみな自らの責任を自覚していたが、最後までその権力を政府や議会と分かち合うことはなく、王朝はついに革命という報いを受けた。「強くなければロシアは治められない」。ゴルバチョフやプーチンも例に引きながら、専制君主の矛盾を描いている。

  • あらい/にったのひと さん

    いや、面白い本でした。2016-17年に書かれた本ですが、終章を使って書かれたプーチン評は今も的確に彼とその国家を表していますね。うーんすごい。全体通して面白かったです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品