クライストの悲劇「ペンテジレア」に基づくロマンティック・オペラの世界初録音
ルネ・コーリン[1940-]は、作曲家や音楽プロデューサーとして活躍する多彩人で、モンペリエ音楽祭の創設者でもあります。作曲家としては、前衛的であるというよりも過去の音楽技法や様式を自らの音楽技法の中にうまく取り入れた作風が特長。創作の範囲も、交響曲から協奏曲、室内楽曲にテクノミュージックと融合した作品まで多岐に渡っています。
当盤には、クライストの悲劇「ペンテジレア」に触発されて書いたロマンティックなオペラ『狩の情景』を収録。2人の俳優を起用した劇的な演出、フランス語とドイツ語を併用した台本など、2008年4月にモンペリエで初演されて好評を博したばかりの、注目の世界初録音です。(ユニバーサルIMS)
【収録情報】
・コーリン:歌劇『狩の情景』全曲
デルテ・リセフスキ、アリエル・ガルシア・ヴァルデス(語り)
フィオニュアラ・マッカーシー(メゾ・ソプラノ)
クエンティン・ヘイズ(バリトン)、他
モンペリエ国立管弦楽団
アラン・アルティノグル(指揮)
録音時期:2009年4月
録音場所:モンペリエ
録音方式:デジタル
世界初録音