ヤキトリ 1 一銭五厘の軌道降下 ハヤカワ文庫JA

カルロ・ゼン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150312800
ISBN 10 : 415031280X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 so-bin
追加情報
:
368p;16

内容詳細

『幼女戦記』カルロ・ゼン×『オーバーロード』so-bin
圧倒的絶望からはじまる、戦争SF新シリーズ開始!!

地球人類は国籍の区別なく、全員が商連と呼ばれる異星の民の隷属階級に落ちた未来世界。閉塞した日本社会から抜け出すため、アキラは募兵官の調理師・パプキンの誘いで商連の惑星機動歩兵――通称ヤキトリに志願する。

米国人――タイロン・バクスター
北欧人――エルランド・マルトネン
英国人――アマリヤ・シュルツ
中国人――楊紫涵

以上の四人との実験ユニットK-321に配属されたアキラが直面したのは、作戦遂行時の死亡率が平均70%というヤキトリの現実だった……。

ヤキトリとは――?
汎星系通商連合航路保守保全委員会指定による惑星原住知性種管轄局選定により業務受託を行う国連・総督府弁務官事務所合同許認可機構によって認証される特殊宇宙保安産業への従事者。商連海兵隊の安価な代用品である。日本語由来のスラングで〈ヤキトリ〉と呼ばれている。なお、降下作戦での死亡率は平均して7割。

【著者紹介】
カルロ・ゼン : 2011年より投稿サイト「Arcadia」で発表していた『幼女戦記』が好評を博し、2013年にエンターブレインより書籍版を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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異星人に占領されて没落した旧先進国の日本...

投稿日:2021/04/24 (土)

異星人に占領されて没落した旧先進国の日本から脱出。異星人の尖兵として戦う話ですね。わりと現代人からしてろくでもない価値観の異星人なので読むのきつかったです。

hhi さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 猿吉君 さん

    ヤキトリ1作目、まだチキンな訓練生がサバイバルしていきます。@日本版宇宙の戦士、そっち系が好きなら楽しめます。A主人公アキラの自己中・やさぐれ感が酷くて鼻につき、挫折しかけますが後半の怒涛の展開で気にならなくなります、そこまで我慢です。B宇宙人の設定や記憶転写等、SF的に物凄く広がりを見せそうなのですが、全部書ききれるのか不安になります。C大満足をすすってみたいです。点数75/100→私は全部読んだら好きになりましたが、癖が強い文章でかな〜り人を選ぶ作品なのです。2巻までは出ているので読みます。

  • まりも さん

    地球人類が国籍の区別なく全員、商連と呼ばれる異星人の隷属階級に落とされた時代。主人公・アキラがヤキトリと呼ばれる惑星軌道歩兵に志願することで始まるSFミリタリー物語。うーむ、これまた癖のある作品ですね。今回は1巻丸々訓練でしたが、鬱屈とした劣悪な環境の中で一癖も二癖もある登場人物達が泥臭く抗う姿は、これからの展開を期待させるものになっており、作品に漂う硬派な渋さも合わさることで大変自分好みの物語になっていたと思う。彼等がヤキトリとして調理されたまま終わるわけがない。今後の展開が楽しみなシリーズです。

  • よっち さん

    地球人類は国籍の区別なく商連と呼ばれる異星の民の隷属階級に落ちた未来世界。閉塞した日本から抜け出すため、アキラは募兵官の調理師パプキンの誘いで商連の惑星機動歩兵―通称ヤキトリに志願する近未来ファンタジー。国籍も違う癖の強いメンバー四人と実験ユニットK-321に配属され、火星に向かうアキラ。その過程で嫌というほど思い知らされるヤキトリの過酷な待遇。どれだけ屈辱的な扱いを受けたり凹まされても反骨心を失わないアキラたちには凄いなと感心しきりでしたが、だからこそ見出した活路が変革の兆しになるか続巻に期待ですね。

  • マムみかん(*感想は風まかせ*) さん

    カルロ・ゼンさん初読み。 読みやすいようで読みにくい…(笑)。 絶望的な世界観や「調理師」パプキンの野望なんかは分かるのですが、主人公アキラの(今のところ)自己中心的な俺様思考が好きになれないからかな。 その反骨精神が身を助けたとも言えるけれど、ずっとこのままだと読むのが辛いかも? とりあえず、2巻では『商連』本国が出てくるようなので、モフモフ好きとしてはちょっと楽しみに待ちたいです(笑)☆

  • きっしぃ さん

    商連と呼ばれる異星人に支配された地球から、使い捨ての兵士=ヤキトリに志願したアキラ。アメリカ人、スウェーデン人、イギリス人、中国人の五人でユニットを組むことになり…。一巻ということでまだまだ訓練段階。とにかく読んでてマクドナルドとヤキトリが食べたくなる。そして、"大満足"の味は想像したくない。主人公のアキラがとにかく口が悪くて愚痴っぽくて好きになれないなぁ…。小説よりも漫画で読んだ方が面白いかもね、というところ。

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カルロ・ゼン

2011年より小説投稿サイト「Arcadia」で発表していた『幼女戦記』が好評を博し、2013年にエンターブレインより書籍版を刊行。同作はコミック化やTVアニメ化も果たす大ヒットシリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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