私書箱110号の郵便物

イ・ドウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784866431413
ISBN 10 : 4866431415
フォーマット
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
512p;19

内容詳細

コン・ジンソルはFMラジオ局で働く構成作家、31歳。改編にともない、番組の新ディレクターとなったイ・ゴンと仕事をすることに。局内での評判は悪くないが、初顔合わせの段階からペースを狂わされ、人付き合いの苦手な彼女は当惑する…。丁寧な情景描写、人物の内面を繊細に描く文体で「ゆっくり大切に読みたい本」と韓国で評されるイ・ドウの処女作、ついに刊行。

【著者紹介】
イ・ドウ : 小説家。中央大学校文芸創作科を卒業後、放送作家、コピーライターを経て、2004年に『私書箱110号の郵便物』でデビュー。独立系出版社スバクソルタン(西瓜糖)を設立し、2022年から自著の再刊行をスタートした

佐藤結 : 国際基督教大学在学中に韓国の延世大学へ留学。ライターとして「キネマ旬報」「韓流ぴあ」「韓国TVドラマガイド」をはじめとする雑誌や劇場用プログラム、ウェブで映画やドラマについて執筆。本書で翻訳家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325 さん

    韓国ドラマはあまり見ませんが、韓国らしい物語だなと感じました。これは翻訳の佐藤結さんのセンスによる麺も多いのだと思いますが、セリフの展開や場面場面での空気感に韓国らしさを感じました。日本も負けていないと思いますが、とてもロマンチックな物語にもそう感じます。

  • ぽてち さん

    初読みの作家さん。本書の帯には「韓国らしい、でも韓国ドラマ的ではない、主人公たち」とあるが、ぼくには韓国ドラマのノベライズのように思えた。男女2人ずつが絡む恋愛模様を軸に、会社や仕事への複雑な思いを描いていく。主人公はラジオ局でライターとして働くコン・ジンソル。番組のディレクターであるイ・ゴンと親しくなるが、これが一筋縄ではいかない複雑な男で……。恋愛といってもいろいろな形がある。本作で描かれるのは思い込みや誤解が関係をややこしくする面倒系だ。結局なんなんだという気がしなくもないが、とても楽しく読了した。

  • 星落秋風五丈原 さん

    ドラマではDJを務めるトップスターと構成作家が最終的にカップルになったが、やはりディレクターは風変りな人物でCP二人に絡んだ。ディレクターと構成作家はミーティングを重ねて一緒に番組を作っていく立場なので、何かと顔を合わせる機会も多い。お互いを知り、恋に落ちやすい関係性なのだろう。映像が浮かんでくるようでした。過去あり訳アリの男女がぎこちなくゆっくりと近づいていく関係性が描かれた第一作『天気が良ければ訪ねて行きます』に続きドラマ化が企画されているそう。

  • 雲母 さん

    凄く良い作品に出会えて幸せな気分に浸っています。私の感想で1人でも多くこの作品に興味を持ってくれたら良いのに、、「天気が良ければ訪ねてに行きます」から2作目。韓国ドラマに出来ないラブストーリー。季節毎移り変わるソウルの街並に主人公等が美しく映え、話す言葉一言一言がサラサラ小川の水面を滑る様でした。好きだと告白した彼女に「通り過ぎる風かもしれない」と言う彼。二人一緒の時に「今日もあなたときちんと1日を終われないのは何だか物足りなかった」と呟く彼の言葉。険悪な二人の間で「告白さえすれば愛が自分のものになると→

  • nekomurice さん

    ☆☆☆☆☆ 「天気が良ければ訪ねて行きます」に引き続き、文章がとても綺麗。気付いたらすっかり感情移入していて、読書で久しぶりに胸がズキュンとした。後半読む手止まらず。ヘビーリスナーのお爺さんがチャーミング!

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イ・ドウ

小説家。中央大学校文芸創作科を卒業後、放送作家、コピーライターを経て、2004年に『私書箱110号の郵便物』でデビュー。独立系出版社スバクソルタン(西瓜糖)を設立し、2022年から自著の再刊行をスタートした

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