アドラー、サミュエル(1928-)

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SACD 輸入盤

To Speak to Our Time〜合唱作品集 リチャード・K・パグスレー&グローリエ・デイ・カントレス

アドラー、サミュエル(1928-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GDCD066
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


現代アメリカ音楽とユダヤ音楽を融合させた
激動の時代を生き抜いた作曲家サミュエル・アドラーの作曲史を感じさせるアルバム


サミュエル・アドラーは1928年、ドイツのユダヤ系音楽家の両親のもとに生まれました。1939年アメリカに亡命し、コープランド、ヒンデミット、ランドール・トンプソンらに作曲を学び、これまでに400にものぼる作品を発表、60年以上ジュリアード、イーストマン音楽院をはじめ世界中の大学で教鞭をとり、ユダヤ音楽の普及に尽力し、現代のアメリカを代表する作曲家として活躍してきました。
 このアルバムには、長年書き続けてきた宗教作品・讃美歌が収録されており、彼の作曲の歴史が詰め込まれています。アドラーは、10歳のときナチス・ドイツから逃れてきました。1938年11月9日の夜、ユダヤ人に対する暴力が勃発。2日間で250を超えるシナゴークが焼かれ、ユダヤ人が経営する商店は破壊されました。店の窓ガラスが砕け散って通りに散乱した様子からこの日の夜のことは「水晶の夜」と呼ばれています。その悲惨な夜に、アドラー一家の命を救ったのは偶然崩れ落ちてきたパイプ・オルガン。そのおかげで追っ手から逃げることができ、一家は最終列車でドイツを脱出することができたといいます。そうした劇的経験の中から生まれた数々の宗教的作品は、多くの人々の心に届くものとなっています。
 特にアルバムのタイトルともなっているアカペラ合唱と2つのヴァイオリンのための作品『To Speak to Our Time』は、アドラーを象徴する楽曲と言ってもよいでしょう。ドレスデン室内合唱団が「水晶の夜」の80周年追悼コンサートのために委嘱した作品で、2018年11月10日にハンス=クリストフ・ラーデマン指揮で初演されました。(輸入元情報)

【収録情報】
アドラー:
1. 讃美歌
2. さあ、喜びましょう
3. 愛した者はわがもの
4. 合唱三部作I:どうしてわたしをお見捨てになったのですか?
5. 合唱三部作II:聖書の祈りが私の祈りになる
6. 合唱三部作III:主への新しい歌を歌おう
7. 詩篇 23篇
8. To Speak to Our Time:前奏曲I
9. To Speak to Our Time:さすらいの合唱
10. To Speak to Our Time:間奏曲I
11. To Speak to Our Time:詩篇121
12. To Speak to Our Time:間奏曲II
13. To Speak to Our Time:詩篇111
14. To Speak to Our Time:間奏曲III
15. 現代に語り継ぐ:賛歌10
16. なんと甘美な響きよ


 グローリエ・デイ・カントレス
 ジョシュア・カナガ(テノール:1)
 ディアナ・シャノン(ソプラノ:9)
 シャロン・ファイファー(オルガン:1,7,16)
 クララ・ゲルデス(オルガン:4,6)
 ルシア・リン(ヴァイオリンI:8,10,12,14,15)
 ジュリアン・リー(ヴァイオリンII:8,10,12,14,15)
 リチャード・K・パグスレー(指揮)

 録音時期:2021年9、10、11月
 録音場所:マサチューセッツ州オーリンズ、主イエス・キリストの変容教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

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