CD 輸入盤

コリン・デイヴィス初期録音集(6CD限定盤)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4639892
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

EMI ICON
コリン・デイヴィス初期録音集(6CD)


コリン・デイヴィスが指揮者としてのキャリアを本格的にスタートするきっかけになったのは、1959年、病気のためキャンセルしたオットー・クレンペラーの代役として、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』を指揮した演奏会形式上演のコンサートでした。この公演の大成功により、デイヴィスは一躍注目を集め、EMIとすぐに契約、翌1960年には、今度はトーマス・ビーチャムの代役としてグラインドボーン音楽祭でモーツァルトの『魔笛』を指揮して成功、新進のオペラ指揮者、モーツァルトのスペシャリストとして名声を博すこととなります。
 今回登場する6枚組ボックスは、コリン・デイヴィスがキャリア初期にEMIにおこなった録音を集めたもので、シンフォニア・オブ・ロンドンを指揮した一連の珍しい録音のほか、評判だったモーツァルトや、ロッシーニ、ベートーヴェン、ストラヴィンスキーなど多彩な演目により、まだ30代だったデイヴィスのフレッシュな演奏を楽しむことができます。限定盤。

【デイヴィス・プロフィール】
イギリスを代表する指揮者コリン・デイヴィス(Colin Rex Davis)は、1927年9月25日にサリー州ウェイブリッジで生まれました。ロンドンの王立音楽大学でクラリネットを習得、同級生と結成したカルマー管弦楽団(the Kalmar Orchestra)でしばしば指揮を執り、1949年には指揮活動を開始して、チェルシー・オペラ・グループ等の指揮台に立っています。1952年にロイヤル・フェスティバル・ホールに勤め、1957年からBBCスコティッシュ交響楽団の副指揮者に就任。
 1959年、病気のためキャンセルしたオットー・クレンペラーにかわってモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(コンサート形式)を指揮。この公演の成功で、デイヴィスは一躍注目を集めます。翌1960年にはグラインドボーン音楽祭で、今度はトーマス・ビーチャムの代役としてモーツァルトの『魔笛』を振り、新進のオペラ指揮者、モーツァルトのスペシャリストとして名声を博します。
 1959年にサドラーズ・ウェルズ常任指揮者兼音楽監督に就任、ロンドン交響楽団BBC交響楽団などロンドンのメジャー・オーケストラの指揮台に立つ一方、レコーディング活動も盛んに行い、モーツァルトと並んでベルリオーズ作品を積極的に取り上げて注目を集めます。
 1966年には3ヶ月アメリカに滞在、メトロポリタン歌劇場でブリテンの歌劇『ピーター・グライムズ』を指揮。翌1967年にはBBC交響楽団主席指揮者に、1968年にはニューヨーク・フィルハーモニックの客演指揮者に就任するなど、活動の幅を広げていきます。
 1971年、ゲオルク・ショルティの後任として、コヴェント・ガーデン王立歌劇場の首席指揮者に就任。スタンダードなレパートリーはもちろん、マイケル・ティペットの新作オペラ『ノット・ガーデン』(1970年)や『The Ice Break』(1977年)、『現代のマスク』(1984年)を初演しています。
 1972年にはボストン交響楽団の首席客演指揮者に就任、このオーケストラと録音したシベリウスの交響曲全集・管弦楽曲選集は今も根強いファンを持つ名盤として知られています。1975年にはロンドン交響楽団の主席客演指揮者に就任、1977年にはイギリス人指揮者として初めてバイロイト音楽祭に出演して『タンホイザー』を指揮、レコーディングでも、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と組んでフィリップス・レーベルへ大量の録音をおこない、1980年にはナイト(騎士)身分に叙せられ、イギリスを代表する指揮者としての地位を確立します。
 1983年にはバイエルン放送交響楽団の音楽監督兼常任指揮者に、1990年からはドレスデン国立歌劇場管弦楽団名誉指揮者とドイツを主体に活動しますが、1995年には母国イギリスへ戻り、ロンドン交響楽団の首席指揮者に就任。1998年にはニューヨーク・フィルハーモニックの主席客演指揮者を務めてもいます。
 得意とするレパートリーは、キャリア初期に名を上げるきっかけとなったモーツァルト作品のほか、膨大なシリーズ録音をおこなったベルリオーズ、2007年現在3度目の交響曲全集録音が進行中のシベリウスなどが挙げられます。また、ドイツでのキャリアが示すとおり、ベートーヴェンブラームスなどのドイツ古典派からロマン派にかけての作品でも高い評価を受けています。(HMV)

【収録情報】
CD1
モーツァルト:
・交響曲第29番イ長調 K.201
・交響曲第34番ハ長調 K.334
・交響曲第39番変ホ長調 K.543
 シンフォニア・オブ・ロンドン

CD2
モーツァルト:
・オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
 レオン・グーゼンス(オーボエ)
 シンフォニア・オブ・ロンドン

・セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
・ドイツ舞曲 K.605
・セレナード第6番ニ長調 K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
 フィルハーモニア管弦楽団

・歌劇『偽の女庭師』序曲
・歌劇『イドメネオ』序曲
・歌劇『後宮からの逃走』序曲
・歌劇『劇場支配人』序曲
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

CD3
モーツァルト:
・歌劇『フィガロの結婚』序曲
・歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲
・歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』序曲
・歌劇『魔笛』序曲
・歌劇『皇帝ティートの慈悲』序曲
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

ロッシーニ:
・歌劇『ブルスキーノ氏』序曲
・歌劇『アルジェのイタリア女』序曲
・歌劇『どろぼうかささぎ』序曲
・歌劇『セミラーミデ』序曲
・歌劇『ウィリアム・テル』序曲
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

CD4
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』序曲
・メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』
・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
 シンフォニア・オブ・ロンドン

CD5
・ベルリオーズ:交響曲『イタリアのハロルド』 Op.16
 イェフディ・メニューイン(ヴィオラ)
 フィルハーモニア管弦楽団

・ティペット:ピアノ協奏曲
 ジョン・オグドン(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団

CD6
・ワーグナー:ジークフリート牧歌
 シンフォニア・オブ・ロンドン

・ストラヴィンスキー:オペラ=オラトリオ『エディプス王』
 エディプス:ロナルド・ダウド(テノール)
 クレオン:ライムンド・ヘリンクス(バス・バリトン)
 ティレシアス:ハロルド・ブラックバーン(バス)
 イオカスタ:パトリシア・ジョンソン(メゾ・ソプラノ)
 羊飼い:アルベルト・レメディオス(テノール)
 語り手:サー・ラルフ・リチャードソン
 サドラーズ・ウェールズ・オペラ・コーラス(男声)
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 コリン・デイヴィス(指揮)

 録音時期:1959-63年
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

ユーザーレビュー

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