CD 輸入盤

カール・シューリヒト・コレクション第2集(10CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93292
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


独ヘンスラー/シューリヒト・コレクション第2集
シュトゥットガルト放送響1951〜1966
未発表ステレオ・テイクのリハーサルも収録!


2007年にヘンスラーより発売されたカール・シューリヒト・コレクション1950−1966(20CD)は、シューリヒトとシュトゥットガルト放送交響楽団の足跡を辿るうえで質・量共にきわめて充実したドキュメントでしたが、今回はその続編ともいうべき10枚組ボックスの登場です。

【信頼の正規音源】
SWRアーカイヴ収蔵の正規音源を使用した当セットには、正規音源によるリリースとしては初めてとなるもののほかに、これまで商品化されたことがなく、おそらく当セットで初めて日の目をみる音源が数多く含まれているのが見逃せないところです。

【初出音源多数】
作品の成立した同時代の空気を吸い、シューリヒトが得意としていたシュトラウスの『家庭交響曲』をはじめ、ベートーヴェンの『運命』、ブラームスの『アルト・ラプソディ』『悲劇的序曲』、ヴェーバーの『オベロン』序曲、レズニチェクの『ドンナ・ディアナ』序曲、ギュンター・ラフェエル[1903-1960]の『シンフォニア・プレーヴェ』といった独墺系のプログラムに、楽団のコンマスで名手シマーが独奏を務める、オブシエ[1900-1957] の『ヴァイオリン協奏曲』が初出と思われます。

【リハーサル】
Disc10にはブラームスの交響曲第2番第4楽章と、ワーグナー『パルシファル』のリハーサル風景を収録。高潔な人柄により団員や共演ソリストに尊敬されたと言われるシューリヒトですが、そのプローベは、「蜜のように甘いものではなかった」というウィーン・フィル・エピソードの記述からも窺えるように厳しい面もあったようです。ここではそうしたシューリヒト芸術の裏側ともいうべきリハーサルを50分も収録しています。(HMV)

【収録情報】
Disc1 [69:34]
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21 [23:29]
 録音:1961年3月7日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク(放送用セッション)

・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』 [45:46]
 録音:1952年2月29日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(放送用セッション)

Disc2 [65:09]
・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 [33:47]
 録音:1959年4月8日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』 [31:22] 初出
 録音:1953年4月10日 シュトゥットガルト、SDRヴィラ・ベルク

Disc3 [61:57]
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』 [37:29]
 録音:1957年2月14日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

・シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D 485 [24:28]
 録音:1960年4月11日 シュトゥットガルト、SDRヴィラ・ベルク

Disc4 [77:42]
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 [42:55]
 録音:1963年9月18日 シュトゥットガルト、SDRフンクシュトゥーディオ(ライヴ)

・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90 [34:47]
 録音:1954年12月2日 シュトゥットガルト、SDRヴィラ・ベルク

Disc5 [69:30]
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 [43:46]
 録音:1964年3月6日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

・ブラームス:アルト・ラプソディ Op.53 [12:16] 初出
 ルクレティア・ウェスト(アルト)
 シュトゥットガルト南ドイツ放送合唱団男声合唱
 シュトゥットガルト教員声楽協会
 ヘルマン・ヨーゼフ・ダーメン(合唱指揮)
 録音:1964年3月5日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

・ブラームス:悲劇的序曲 Op.81 [13:08] 初出
 録音:1954年1月29日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

Disc6 [71:59]
・シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』 [29:44]
 録音:1960年9月15日 シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

・R.シュトラウス:家庭交響曲 Op.53 [42:05] 初出
 録音:1960年12月14日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

Disc7 [60:51]
・ヴェーバー:『オイリアンテ』序曲 [8:46]
 録音:1962年2月19日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

・ヴェーバー:『オベロン』序曲 [9:32] 初出
 録音:1953年4月10日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

・ヴォルフ:イタリアのセレナード [7:17]
 ヘルマン・ヒルシュフェルダー(ヴァイオリン)
 録音:1957年2月14日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

・チャイコフスキー:幻想序曲『ハムレット』 Op.67 [19:05]
 録音:1952年10月24日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)

・レズニチェク:『ドンナ・ディアナ』序曲 [5:44] 初出
 録音:1960年2月12日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

・ブラッハー:管弦楽のための協奏的音楽 Op.10 [9:42]
 録音:1951年10月29日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

Disc8 [58:37]
・ドビュッシー:『海』〜3つの交響的スケッチ [23:28]
 録音:1952年5月23日 シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)

・ギュンター・ラファエル:シンフォニア・ブレーヴェ Op.67 [21:20] 初出
 録音:1952年3月14日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク(ライヴ)

・ロベール・オブシエ:ヴァイオリン協奏曲 [13:29] 初出
 ロマン・シマー(ヴァイオリン)
 録音:1955年1月4日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

Disc9> [67:32]
・リスト:交響詩『人、山上にて聞きしこと』R 412 [27:30]
 録音:1961年3月7日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

・レーガー:ヒラーの主題による変奏曲とフーガ Op.100 [39:54]
 録音:1953年1月10日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

Disc10 [50:15]
【リハーサル風景抜粋】 初出
・ブラームス:交響曲第2番第4楽章より [17:48]
・ワーグナー:『パルシファル』第1幕への前奏曲より [15:58]
・ワーグナー:『パルシファル』第3幕終結部より [8:23]
・ワーグナー:『パルシファル』第3幕、聖金曜日の音楽より [7:59]
 録音:1966年3月15,16日 シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク(リハーサル部分)

 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・シューリヒト(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Adagio Molto - Allegro Con Brio
  • 02. Andante Cantabile Con Moto
  • 03. Menuetto. Allegro Molto E Vivace
  • 04. Finale. Adagio - Allegro Molto E Vivace
  • 05. Allegro Con Brio
  • 06. Marcia Funebre. Adagio Assai Marcia Funebre. Adagio Assai
  • 07. Scherzo. Allegro Vivace
  • 08. Finale. Allegro Molto

ディスク   2

  • 01. Allegro Vivace
  • 02. Adagio
  • 03. Allegro Vivace
  • 04. Allegro Ma Non Troppo
  • 05. Allegro Con Brio
  • 06. Andante Con Moto
  • 07. Allegro Attacca
  • 08. Allegro

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総合評価

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シューリヒトを沢山聴いた人にとっては、シ...

投稿日:2021/03/20 (土)

シューリヒトを沢山聴いた人にとっては、シューリヒト臭は若干少ないかと思います。どれも他により名演があるかと思いますが、それでも何度も聴いてしまうのは何でしょうかね。

murr さん | 東京都 | 不明

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 Disk1しょっぱなのベートーヴェンの1番...

投稿日:2013/02/01 (金)

 Disk1しょっぱなのベートーヴェンの1番からもう圧倒された。やっぱり第1はこんな風に生き生きとしていなければ! この推進力、やはりシューリヒトは並みの指揮者じゃない! これを実感。 ところが次の『英雄』が以外に落ち着いていてがっかり。でも、この1番の後だからこう感じるのであって、決して悪い演奏ではないと思います。特に第2楽章は非常に味のある名演ではないかと。  そして、ベートーヴェン第1の生き生き感が、シューベルトの5番、そして何より次のブラームスの1番で戻ってくる。大好きなシューベルトの5番、この溌剌とした歩みこそ私が望むこの曲の姿。ブラームスの1番は、もしかしたら最も好きな演奏の仲間入りかも…。生き生きとして元気のいい演奏なのですが、ミュンシュのような聴後の疲労感がないのです。ほんと爽やかな聴後感。3番も爽快。で、次の4番。シューリヒトのブラームスの4番が悪かろうはずがない。クライバーとザンデルリンクを足して2で割ったような、いいとこどりの正に私の理想形。いやぁ…ほんとにいいブラームスの第1。  『ライン』『家庭交響曲』も言うに及ばすの名演奏だし、その後も名演揃い。聴いて損なしの10枚組み。そういえば、シューリヒトの演奏、聴いてガッカリとしたことがないような気が…。もしかしたら、もっともハズレの少ない指揮者かもしれない。

masato さん | 新潟県 | 不明

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素晴らしい☆☆☆☆∞まだ3枚目ですが…溢...

投稿日:2012/10/26 (金)

素晴らしい☆☆☆☆∞まだ3枚目ですが…溢れるいのちの響きです。田園は他のレーベルで2種持っていましたが、ずっといい音でびっくりしました。どうぞ皆さんお聴きください。10枚目のプローベ楽しみです。紙袋のCDケースがしょぼいなんて決して言いません。あ、言っちゃった。でもちっちゃなことです。

Quelle さん | 千葉県 | 不明

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