(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)
偉大な指揮者たち(40CD)
トスカニーニからラトルまで20人の名演を手軽にコレクション!
ドイツの大手出版社が企画した名指揮者コレクションがお買得価格で入手できることになりました。内容は20人の指揮者たちの代表的演奏を、各CD2枚ずつに収録して、それをまとめたボックスというものです。
【幅広い世代の指揮者たち】
伝説的巨匠から現代の巨匠まで、11ヶ国20人の有名指揮者たちの芸風を一気にまとめて楽しんでしまおうというこの企画、大手出版社ならではのレーベル協力体制が敷かれており、DG, EMI, SONY, RCA, WARNERなどメジャー・レーベル横断的な収録内容は実に豪華。
登場する指揮者は、アルファベット順に、アバド、バレンボイム、バーンスタイン、ブーレーズ、チェリビダッケ、フルトヴェングラー、アーノンクール、カラヤン、クーセヴィツキー、クーベリック、レヴァイン、オーマンディ、ラトル、ライナー、シェルヘン、ストコフスキー、セル、トスカニーニ、ワルター、ヴァントという有名な人ばかり20名。
【高水準な演奏が目白押し】
音源選択は出版社シュピーゲル・フェアラークのスタッフがおこなったもので、ドイツでの人気がおおよその基準になっているようですが、日本でも評価の高い演奏が大半なので、安心の内容といえると思います。
チェリビダッケやヴァント、クーベリック、フルトヴェングラー、ワルターのブルックナーに、バーンスタイン、ラトル、ワルター、ライナーのマーラーといった大作のほか、オーマンディのソ連公演で、プロコフィエフ未亡人が楽屋を訪れた際にLPを持参して最高の演奏だと絶賛したという第5番の録音や、ド派手な効果音に驚かされるストコフスキーの『王宮の花火の音楽』などといった音源も含まれるなど、かなり凝った内容になっているのも注目です。
【シュピーゲル・フェアラーク】
ヨーロッパ最大の発行部数を誇る週刊誌「シュピーゲル」で知られるシュピーゲル・フェアラークが刊行する月刊カルチャーマガジン「クルトゥーアシュピーゲル」は、これまでにも音楽ソフトメーカーとのタイアップ事業をおこなってきました。
当ボックスセットも、そうした事業の一環として制作されたもので、有名指揮者たちの芸風を、代表的な演奏によって楽しめる内容は、なかなか便利なものです。
【ボーナス】
なお、ボーナスとしてDVDが付属しますが、PAL方式で記録されているため、再生にはDVD対応のWindowsパソコンやマックのほか、PAL対応のAV機器などが必要になります。
内容はトスカニーニ、フルトヴェングラー、オーマンディ、バーンスタイン、チェリビダッケ、ブーレーズ、ヴァント、アバドによる抜粋映像と、カラヤンの『運命』というものです。
【収録情報】
クラウディオ・アバド
CD1
・ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』[2000 DG]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・チャイコフスキー:『ロメオとジュリエット』[1988 SONY]
シカゴ交響楽団
・ロッシーニ:『セビリャの理髪師』序曲[1978 RCA]
・ヴェルディ:『運命の力』序曲[1978 RCA]
ロンドン交響楽団
CD2
・ドヴォルザーク:交響曲第8番[1993 SONY]
・メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』序曲[1995 SONY]
・R.シュトラウス:『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』[1992 SONY]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ステレオ&デジタル録音
ダニエル・バレンボイム
CD3
・シューベルト:交響曲第5番[1986 SONY]
・シューベルト:『ロザムンデ』〜バレエ音楽[1986 SONY]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・シューマン:交響曲第3番『ライン』[2003 WARNER]
シュターツカペレ・ベルリン
CD4
・ベルリオーズ:幻想交響曲[1984 SONY]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・エルガー:『威風堂々』第1番、第2番、第4番[1973 SONY]
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ステレオ&デジタル録音
レナード・バーンスタイン
CD5
・ブラームス:交響曲第2番[1962 SONY]
・ガーシュウィン:パリのアメリカ人[1958 SONY]
・バーンスタイン『ウェストサイド物語』シンフォニック・ダンス[1961 SONY]
CD6
・マーラー: