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　2016/09/09

ライブに行った方なら買う前から確信していたかと思います。
今まで数あるGALNERYUSのライブ作品の中でも、群を抜いて素晴らしい映像作品です。

今作はコンセプトアルバム完全再現の第1部、その後は代表曲など含めた2部構成。
初の花道、バックスクリーンには曲に合わせた映像演出など、「映像作品」としてのこだわりも感じられます。

実質1曲目のRAISE MY SWORDでは客も待ちに待った感がその行動に出ています。
ほぼ客の全員が拳を高らかに挙げ、声をだし、場の一体感が物凄いです。
最後の合唱部分では客の声がダイレクトに聞こえ、何度見ても鳥肌と涙が止まりません。
「CHAIN OF DISTRESS」なんて本当にもう・・・言葉になりません。
そのまま1部ぶっ続けでラストとなる「THE FORCE OF COURAGE」まで完璧に、CD以上の演奏をやりきります。
「THE FORCE OF COURAGE」など本当に感極まって合唱どころではないぐらいです。

※「SOUL OF THE FIELD」：Syuさん＆YUHKIさん画面2分割魅せ映像あり
※「THE FORCE OF COURAGE」：TAKAさん＆Jun-ichiさん画面2分割魅せ映像あり

その後の第2部は、舞台バックスクリーンに演奏している曲が入っているアルバムジャケが映されます。
長年GALNERYUSのファンであり続けた人ほど、これを見たら心にグッとくるものが沸き起こるんじゃないでしょうか。

小野さんの声は最初から最後までこれでもかと言うほどのクリアハイトーンが響き渡り
Syuさんのギターは完全無欠の超絶演奏
TAKAさんは実直に、しかし出るとこは出る寡黙ながら存在感を出す演奏
YUHKIさんはキーボ要塞と化したYUHKI城を完璧に使いこなすスーパー演奏
今作品でGALNERYUSとしては最後となるJun-ichiさんは、完璧かつ圧倒的テクニカルなドラミングを披露
長年GALNERYUSの屋台骨としてバンドを支え続けたドラマーとしてその姿をファンの目に焼き付けました

最後に、Syuさんがライブの最後に言っていたことを。
「GALNERYUSは応援してくれる皆さん（ファン）あってのGALNERYUSです。」

間違いなくGALNERYUSの作品として最高傑作です。
是非購入することをお勧めします。

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　2015/12/12

ここまで感動して鳥肌が立つとは思いませんでした
間違いなく、自分の今までの人生において聴いてきた音楽の中で1番、最高傑作のアルバムだと断言できます

「人間は何のために生きるのか」をテーマに、2人の男の人生を描いたSyuさん書下ろしのコンセプトストーリーに沿って展開される楽曲の数々
まるで “これぞメタルだ” と言わしめるようなジャケットから既に衝撃的であり、又ガルネリウス初期のメロパワに近いような“戦い”を含むテーマに興奮を覚えた人も決して少なくないはず
メンバーをして誇張ではなく最高傑作と言わしめる作品、そしてその期待は決して裏切られることなく、聴けば想像以上の感動を覚える事必至です

1曲1曲の全てがテーマに合ったそれぞれの場面や情景が浮かんでくるほどしっくりくる構成と怒涛の展開
1~2曲目と続いて始まりにつながる壮大な序曲、これだけでワクワクが止まりません
続く今回のキラーチューン、RAISE MY SWORD 【MV】
https：//www.youtube.com/watch?v=prBxPljqt0M
のっけからこれを聴いて心中高ぶらない人がいるのかと思うぐらい熱くテンションが上がる最高な曲です
とにかく聴けば分かります、聴かねば損です
そしてその後は拳を振り上げたくなるでしょう
メロスピ・メロパワ・シンフォニックメタル等の良いところを、これでもかというぐらい詰め込んで昇華させた1曲
間違いなくガルネリウス史上に残る名曲です
サビと共に最後の合唱部分もライブではかつてない盛り上がりを見せると思います

7曲目のSOUL OF THE FIELDは正に王道のメロスピかつプログレ要素あり、しかしその次元を凌駕する怒涛の展開と音の洪水が押し寄せてきます
YUHKIさんの作曲能力もSyuさんと同様のレベルの高みにあり悶絶間違いなしのこれまた名曲です

全部の曲言いたいぐらいですが、特に最後の9曲目、これは言わずにはいられません
「なんて凄い曲を作ってくれたんだ！！！」

アルバムの最後を飾るこの1曲、「THE FORCE OF COURAGE」
発売前から14分を超える曲と聴いて、ガルネリを知る人なら多くが思うかもしれない一つの懸念
それは8th Album「ANGEL OF SALVATION」のタイトル曲でもある
“ANGEL OF SALVATIONを超えられるのか”ということ(https：//www.youtube.com/watch?v=nsi9HEmZl9Y)

しかしそんな懸念など軽く吹き飛ばす途轍もない大曲を作ってくれました
果たしてその結果は、さすがガルネリウス！やはりガルネリウス！！
やってのけてくれました、AOSをも凌駕していると思います
始まりは徐々に。
盛り上がりはここぞとばかりに。
感動で打ち震える体にトドメを指さんとするかのように。
ついに終わってしまうのかと思いきや、まだ泣かせてくれるのか、更にそう来るのか！と。
最初から最後まで興奮冷めやらぬ展開に目頭が常に熱く潤んでしょうがありません
14分の曲で一切ダレさせることなく、かつ熱く、壮大に作ることができるのは世界においてもこのガルネリウス以外出来ないのではないか、そう思わせる曲です

アルバムを通して聴いても全く疲れず、何周もできます、したくなります、します。
聴き終えた後は本当に一つの物語を体感した感動と満足感が体を駆け巡り、まるで大作映画を見終えた感じといいましょうか。
途方もない壮大さです。
ぜひこのガルネリウス史上最高傑作の今作、「UNDER THE FORCE OF COURAGE」を多くの人に聴いてもらいたいと思います

“ガルネリウス”というバンドと“小野正利”というとんでもないボーカリストが一体となった奇跡の一枚といっても過言ではないです

絶対に買って後悔はしないでしょう

もう一度書いておきます

絶対に買って後悔はしません、迷っているなら購入してこの感動を体感する方が万倍良いです

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　2013/06/03

やってくれました、小野さん！！
ボーカルが小野さんに代わってからリザレクション、フェニックスライジング、エンジェルオブサルベイションと新アルバムを出すたびに最高傑作だなと感じてきました。

そんな中発売された今作は過去の前任ボーカル曲のセルフカバーとなります。

なにはともあれ言いたいのは「小野さん、本当にありがとう」

もう最高としか言いようがありません。
私は前任やまびーさんの声もいちガルネリウスファンとして大好きでした。
彼には彼らしい漢を感じさせる歌い方と声があったので、その熱くさい部分含めすごくいいと思っていました。
そして今回の満を持してのセルフカヴァーの楽曲たちの新しい顔が見れること見れること・・・。
批判ではもちろんありませんが、小野さんに代わるだけでこんなにも印象が違うのかと思わざるを得ません。
悪く言うつもりでは決してありませんが、以前はそんなに印象に残らなかった曲が見事に昇華され、やまびーさんとは一味もふた味も違う印象を受け、新曲のような新鮮さを感じました。
すべておすすめ、捨て曲などひとつもありませんが、特にオススメといえば

1. BRAVING FLAG
2. REBEL FLAG
3. POINT OF NO RETURN
5. MY LAST FAREWELL
7. QUIET WISH
8. UNITED FLAG
10. SILENT REVELATION

ですが本当にすべてが素晴らしいです。
小野さんになってからはどちらかというとポップスさを感じさせる曲が増え、あの漢くさい歌詞と曲をどのように歌い上げてくれるのかと大きな期待と少しの不安がありましたが、それを期待以上の完成度で作り上げてくれました。

今や日本を代表するジャパメタバンドとしてメタル界を駆け抜け、絶好調のガルネリウス。
メタルを愛するメタラーならこれはもう必聴盤としてもいいと思います！

加えて、CDと同様におすすめしたいのが初回盤についているDVD！！
これは付属というレベルじゃないです。

単体で販売しても十分お金を取れるほどのパフォーマンスが詰まっています。
特に最後の16分強のエンジェルオブサルベイション、これは本当に涙が出てきます。
この長さにも関わらずまったくその長さを感じさせない作りと、ほぼCDと変わらない演奏をするメンバー全員に敬礼をしたくなります。むしろCD以上の感動を与えてくれます。

AOSの終盤、小野さんの魂の叫びともいえる最後のシャウトは何度見ても涙が出てきます。
どうしたらあんな声が出せるのかと不思議に思えてなりません。
ポップス歌手として、「いつまでも二人このまま」というピュアな歌詞で奏でられる名曲「you’re the only」というミリオンヒットを出したあとも歌うことを決してやめず、このメタルという大舞台に再度立つことは並大抵のことではないと思います。
それも小野さんの人柄が大いに関係していると思います。
（話はそれますが、小野さんの一挙一動にお茶目さを感じずにはいられません。）
年齢を重ねてもまったく衰えることなく、それどころか進化していく小野さんに全身全霊の感謝を。

そして、このガルネリウスという素晴らしいバンドがもっと多くの方に認知され、もっと多くの方に日本の宝ともいえる小野正利さんの素晴らしい歌声が届くことを願ってこのレビューを書かせていただきました。
このガルネリウスという世界に誇れる演奏技術と歌唱力をもったバンドが、TVやもっと多くの音楽の場で活躍して欲しいです。本当に。
この素晴らしい歌声をずっと聴き続けられるようにと願わずにはいられません。

非常に拙く長い文章になってしまいましたが、もしこれを見ていただき、少しでもガルネリウスに興味を持ってファンになってくださる方がいればいいなと思います。
「CDなんて今の時代買ってまで聴くまでもない」と、もし思っている方がいらっしゃいましたら、どうかこのアルバム、ガルネリウスというバンドのCDを手に取って聴いてみてください。
もう手放すことなんてできなくなると思います。