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mari夫 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/06/01

    リーフレットにはボスコフスキーのことを長々と書いてある。若きボスコフスキーをクナがコンサートマスターに抜擢したと言うのだが(その後の失意の晩年までも追っている)、そのせいもあるのかどうか、VPOの、とくにVnの没入ぶりが凄い。身体ごと揺れるような大きなヴィブラートですすりなくようなところもあって、シュトラウスじゃあるまいし、こんなに艶やかで官能的なのはクナの指示じゃないだろうという気もするが、全体の盛り上がりは並大抵のものではない凄みがある。このコンビの打ち出した最高の傑作だろう。彼らとしても一期一会的なコンサートだったのではないか?生で聞いたらその夜はきっと寝られなかったに違いない。ミスも少なくはないが、たとえば日本では神格化されつつあるヴァントの、精密だが窮屈なブルックナーとかにはない真の感興と共感がここにはある。録音もこの手のモノとしてはむしろ上首尾(ちょっと音が割れ気味になることもあるかもしれないが)。

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     2013/05/29

    BPOのドヴォルザークという共通点とはいえ、アルバムとしては少し座りが良くない(その分減点)。コンチェルトは昔から有名な演奏で今更書くこともなさそうだが、とくにセルの指揮が見事。スケールの大きさと精密さと素朴さが同居している。BPOだとどうしてもドライブしすぎになりがちで、クーベリックですらそのきらいがなくはないのに、セルはその辺実に巧みだ。フルニエのソロも、実演だとこの曲には少々柄が小さいように聞こえるかもしれないが、レコーディングだと細部まで煉り込んだ解釈が堪能出来る。8番は上記のようなきらいはあっても、解釈としては間然とするところがない。コンチェルトより素朴さがないのは、62年(コンチェルト)と66年(交響曲)という微妙な時期の違い(カラヤンの覇権の確立の過程)かもしれない。ロストロとカラヤンのコンチェルトも同じ66年だったのではなかったかしら?あれも見事といえば見事だがこの曲としてはグラマラス過ぎるきらいがあった。

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     2013/05/29

    Nantsuさんのいわれるように一番の聞き物はベルクに違いない。ウィーン風の甘美さの代わりにハンガリー的な厳しさというか、もう、例のかすれ気味の音のせいもあって、神経が露出したような演奏にミトロプーロスが畳み掛ける。美術でいえばココシュカとかシーレとかの世紀末的な表現主義に通じる(そういえばココシュカはこの曲を捧げられた「天使」の母アルマの不倫相手だったっけ)。これだけなら文句なく星5つ。他の曲で面白いのはメンデルスゾーン。甘味や優美のかけらもなく、今時小学生だって弾いてしまうこの曲をごしごしと弾くんだけれど、何処か切ない(ただ下手としか聞けない人もいるでしょうね)。ベートーベンもいいが、ワルター(素晴らしいオケ)との演奏を凌ぐとはいえない。音はいいとはいえないが、この手のライブとしてはま、許容範囲か。これがいやなら(脳内補正能力がないなら?)最初から聞かなければいい。

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     2013/05/29

    この盤の出来についてはオペラかじり虫 さんがいわれる通り。BPOを振ったスタジオ録音も指輪中で最も優れた出来だったが、何故か魔の炎の音楽も冷ややかに響く。こっちは実演のカラヤンは(あの時期だからか?)こんなに燃えていたんだと感じさせる。それにやっぱりヴァルナィだし!アルデンホフも(リブレットにあるこのテナーのヴィーラントとの確執や悲劇的な最期は興味深い)傑出したジークフリートでスタジオのブリリオートより上。「ワルキューレ」(残された三幕は凄い-ここはオペラかじり虫 さんと意見が違う)と「神々」がないのが返す返すも残念。

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     2013/05/29

    実演なるが故の傷はあるとしても(それはこれに限らない)、
    異常なまでの集中力を感じさせる緊迫感溢れる演奏。
    フルトヴェングラーがまだ生きていた(しかも同じこの年の
    音楽祭でかの第九を振っていた)この時期に、カラヤンが
    ここまで完成されていたとは驚きの他ない。
    後年のBPOを振ったスタジオ録音も美しい叙情性に溢れた名演で
    はあったが、これに比べるといささか人工的なマニエリスムを
    感じさせる。自然な感興性と言う点ではこっちをとりたい。
    歌手も優れているが、面白いのはプランツェルのアルベリヒ。
    類型的な悪役ではなく、呪いの場面など人間(じゃない?)と
    しての悲嘆を感じさせて感動的。録音はこういうライブものに
    慣れている人なら問題ないレヴェル。

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     2013/05/26

    マズルカと並んでルービンシュタインが弾いたショパンの曲集の中でもとりわけ素晴らしい名演。一部にノイズがあるのだけが(ひょっとして私のCDだけ?)欠点だが、演奏は淡々と弾きながら次第に神の領域に入っていく、文字通りの神品。星六つつけたいくらい。

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     2013/05/26

    一枚一枚買い揃えていた者には辛い(?)セットですね。こんなものがこんな廉価で安易に買えるとは、と少々がっくり。とくに理想的な演奏は一番の協奏曲とVn.ソナタ、トリオ。トリオは他の二人のソロも見事で、それに対してルービンシュタインのソロが見事な含蓄と奥行きの深さを感じさせる。ただガルネリ・カルテットはシェリング,フルニエの域には到底達せず、ピアノのみが白眉という演奏です。小曲は、彼としては、この奥行き感がやや浅いように感じられる。でも、安いよなぁ。

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     2013/05/22

    ミトロプーロスのケレン味と血の気が多い指揮は、いささか格調より昂奮に傾き過ぎとはいえ、この曲に合っている。彼が得意とした「エレクトラ」(ほぼ同時期の曲だし、アガメムノンとスカルピアのモチーフの強奏で始まる冒頭も似ていませんか?)を彷彿させる。しかしこの盤の存在意義は何といってもテバルディ。絶品の美声で歌い上げる(「歌に生き」のブレスの長いこと!)かと思えば「死ね、死ね、死ね」の三連発。更に追い打ちをかける終幕での「マリオ!」の悲鳴(ノド壊さないか、あれ?)は、オペラみたいな様式化された歌芝居にはやりすぎともとれるけれども、とにかく鬼気迫ります。ただ、美声だが一本調子なタッカーや何だか声が出ない(不調?)ワーレンは今イチで、その点サバータ、カラスの名盤に劣るとはいわざるを得ない。ホシ一つ足りないのはそのため。

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     2013/05/22

    少々お高いが、他に録音のない曲目も多く、モントゥのファンなら必携のCD。7割程度はステレオで、明快な解像度。ドビュッシーやラヴェルには少し微妙なニュアンスが落ちているかなという気もしなくてはないが(その辺はスタジオ録音で)、基本的に不満はない。初音源故の驚きも含めてとくに満足度が高いのは、メンデルスゾーン、シューマン、そしてシュトラウス。あとワーグナーも。ストロング小林少年 さんもいわれているように、ソリストではコーガンが凄い!鉄のカーテンの彼方から西側に殴り込みをかけて来た裂帛の気合いが感じられます。

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