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マリーフォルサちゃん さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/01/23

    演目はバイロイトの独参湯,歌手は新バイロイトの神々,指揮は大御所クナッパーツブッシュ,とこれだけで名演になることが約束された本CDですが,残念ながらその期待は満たされません。ヴィーラントの演出技法に不満を隠さなかったクナの音楽性とヴィーラントの演出の齟齬がしっかり記録されています。特に第2幕のモブシーンの混乱と第3幕の盛り上がり不足は明らかです。これに比べ52年の「マイスタージンガー」には歌手こそ弱いですが,オケがカイルベルト(カラヤン?)の下稽古により60年と遜色のない音を出し,ルドルフ・ハルトマンの演出に満足していたクナの下,歌手やオケだけでなく聴衆までもが最後の大団円に向かって一体となって盛り上がっていく様子が記録されています。ただ,クナが「マイスタージンガー」で名演を残せなかったからといって,バイロイトの忠臣蔵でありワーグナーの孫の演出であっても新バイロイトから現在にいたるまで成功したためしがない難曲であることは知っておいてほしいと思います。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/09/24

    以下は、1974再結成ツアーで演奏されながらも本CDに未収録の楽曲です。
    J・ミッチェル「フォー・フリー」、C:「彼等の名は」「トライアド」S:「4+20」「どうにもならない望み」「ノウ・ユー・ゴット・トゥ・ラン」「マイ・フェイバリット・チェンジ」「ファースト・シング」「過ぎ去りし日々」「仕事始め」「キャリー・オン」、N:「サウスバンド・トレイン」「もうひとつの子守唄」「イッツ・オーライ」「シンプル・マン」「島の女」、Y:「カウガール・イン・ザ・サンド」「ヒューマン・ハイウェイ」「男には女が必要」「アンビュランス・ブルース」「シュガー・マウンテン」「オン・ザ・ウェイ・ホーム」「ホーム・ファイアーズ」「ダメージ・ダン」「週末に」「ルージング・エンド」「孤独の旅路」「ダウン・バイ・ザ・リバー」「バーズ」「パードン・マイ・ハート」「オールド・ホムステッド」「ウォーク・オン」「ロール・アナザー・ナンバー」「ベツレヘムの誇り」「ハーベスト」。いかがでしょうか?ソロ・アルバムで発表された曲や、今に至るまで未発表の曲。これらがアコースティックで、アコースティック・バンドで、エレクトリックで演奏されたのですからたまりませんね。(日によってはアコースティックからエレクトリックへ、またその逆も)。
     さて、別件ですが、DVDはウェンブレイだけでなくランドローバーでの演奏も収録されています。ということは、75年のフロイドや77年のZEPも公開される可能性があるということですよね。それまで長生きしたいと思います。

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     2014/08/15

     「出る出る(出す出す)」と言われ続けて40年。もしかして「出る出る(出す出す)詐欺?」とまで思わせたCSNY1974サマー・ツアー。ついに出ました。「生きていて良かった」と思わせる3CD+1DVD全48曲です。想像以上に音が良く,楽曲ごとに持ち替えられた楽器や2声,3声,4声のフォーメーションを確かめられるのは大きなアドヴァンテージ。テンションは高いながらも,しっかりリハが行われていたことがわかる安定した演奏。ふんだんに収録された新曲の数々と大満足の本作。ブックレットもしっかりとした作りで,ピート・ロングのライナーも読み応え十分です。欲を言えば,Sのボンゴ・プレイが主役の「ファースト・シングス」を収録してほしかったことと,2−@Lはウェンブレイの方が凄まじいギター・プレイだっただけに本作にはウェンブレイのテイクを使用してほしかったところです。最後に大盛り上がり大会になる「キャリー・オン」が抜けているのは減点か?
     当時は各人のソロ活動は一見順調に見えていましたが,レコード売り上げも,コンサートの動員力も伸び悩み,マネージャーのエリオット・ロバーツに「君たちは風上に向かって放尿しているだけだ」とまで言われてしまいます(特にYは芸術的混乱期の真っ只中で,内外のマスコミに叩かれまくっていました)。74年はZepやストーンズといった超大物の全米ツアーはなく,ディラン(+バンド)やエリック,ジョージのカムバック・ツアーしかなかった年で,前代未聞のスタジアム・ツアーは空前の反響を呼び起こします。ために高揚感のなせる業か「昔は音楽と芸術と女のためにやっていた。今度は金のためにやるのだ」(by S)とまで放言します。しかし,ツアーが始まると4人とその取り巻きとツアー・ディレクターのビル・グレアムとの間に力比べが始まり,何とか千秋楽にたどり着きますが「このツアーで得た教訓は,ビルとは2度とビッグなツアーに出る名だった!グロス売り上げの新記録を樹立したが,ネット売り上げは微々たるものだった。」(by エリオット・ロバーツ)。「あれは何もかもが大きすぎた。デカいことが好きなSは喜んでいたが,Cと僕は最後まで馴染めなっかた。あれはボッタクりだった」(by N)
    と嘆き,「DOOM Tour」(by C)と皮肉る結果となりました。
     私は2日目のバンクーバーはパシッフィック・ナショナル・エキシビジョン・コロシアムなる大会場で見ることができました。70年1月のストックホルム公演とは違い,遥かかなたの私の席からは4人の姿はよく見えず,音も良くありません。それでも前日は40曲4時間以上のマラソン・コンサートと聞いていたので期待は高まりましたが,Cの声は聞こえず,Sの曲は少なく,Nの優美な曲は喧騒の彼方に消え,Yのギターの音は大きい割りにSとのバランスが悪く,新曲も印象に残りませんでした。でも,周囲のヤンキーは脳天気に騒ぎまくり,有名曲では大声で一緒に歌いまくっていた3時間でした。
     ツアーでは80曲以上が披露されていたので,全曲収録のウルトラ・スーパー・デラックス・リミテッド・エディション6枚組CDセットをおねだりしたいところです。特に,8月5日のボストン・ガーデン公演では珍しいCSNY版「孤独の旅路」を演奏しているので何とかならないものでしょうかね。勿論,ランドーバーとウェンブレイの映像完全版の放出も忘れずに。
     惜しむらくはツアー終了後に完成させるはずだった「Human Highway」なるアルバムが頓挫したことでしょう。この幻のアルバムは「このアルバムに比べたら【 Djja Vu 】はガキの遊びだ」(by C)とまで言わしめたもので,熱心なファンならば,一度は自分なりに収録曲や曲順をあれこれ想像したはずですが,これを機会にこのセットを聞きながら,想像をたくましくするのも一興では? 
     でも,千秋楽の打ち上げ時にジミーとボンゾと演奏をした後,4人が人前で一緒に演奏するのは85年のLive Aidまで待たなければならないとは本人たちも含め誰も想像すらしなかったでしょうね。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2013/08/27

    “奇跡の早熟女優”マリー・フォルサちゃんの代表作です。公称16歳には疑義がはさまれることが多いのですが、北欧やオランダでは10代でのポルノ出演が法律的に認められていたようで、カヴァーに書かれている但し書きは気にしないで下さい。ただ、マリーちゃん自身は局部のアップや交合部分の公開には慎重だったようで、これらのシーンは別人のものが使用されているのは本作でも同様です。でもマリーちゃんの美しさは、これを差し引いてもお釣りがくるほどです。
    こんな10代の美少女が、こんなことをするなんて・・・・・。日本に来たときには記者会見やTVだけでなく、京都のスナックで全裸になり、みんなを楽しませてくれました。(ポルノ女優の来日キャンペーンで全裸になってくれたのはマリーちゃんだけです。)
    TVや一部のインタヴューでは、本番行為を否定していましたが、実際には本番をしていたようで、当時、シャロン・ケリーやクリスチナ・リンドバーグは日本で映画出演を果たしていますが、マリーちゃんの場合、年齢だけでなくそのことがネックになって日本制作の映画がないようです。

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     2013/02/13

    これぞ不滅の名盤です。伝説の名演がモノラルとは言え,これだけの音で蘇り,何の不満もありません。さすがに,オケの音はステレオで録音されたクナのタクトにより微妙に色調を変化させていく62年ものには負けますが,歌手は総じてこちらが素晴らしいです。特に外題役のヴイントガッセンは当時のクナがキャスティングを聞いて「何!ヤツはまだ歌っているのか!!」と父親と誤解し,誤解が解けると「何!ヤツはもう歌っているのか!!」と驚いたという小話が残るぐらい,初々しい歌唱を披露しています。51年のパルシを聞いていない人は是非聞いてください。これを聞いていない人は一生の損です。

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     2012/11/25

    ジミーは気に入っていないようですが、名盤中の名盤で最高です。「次作はもっとシャープでソリッドなものにしよう。」とジミーやボンゾは話し合ったらしいですが、Zepの音楽の間口の広さを示した点でも評価するべきでしょう。この後の展開が気になる点では唯一無二のアルバムですね。その後の展開がなかったのが残念です。60年代末から70年初頭は当地や近隣諸国でCream、Zep、CSNYを見ることのできた良い時代でした。でも小娘の身としては、乱暴狼藉の限りを尽くすZepは怖かったですね。

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     2012/11/25

    内容は素晴らしく愛聴盤ですが、当地でのライヴを体験した身としては、「スティービーはともかく、エリックがやりたかったのはこんな音楽なのかな?」と違和感がありました。後日のアメリカ公演での騒ぎを聞き、自然消滅の流れを思い返すと、エリックがかわいそうです。あの頃は、スウェーデンやデンマークまでCream、CSNY,Zeppが来てくれて良い時代でした。

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     2012/11/25

    幸運にも73年ツアー現地で見ました。マーキー・クラブでのライヴでしたが、印象に残っているのは、テッド・ターナーが女のこの方を向くと、その度に向いた方向で女の子の嬌声や悲鳴が「ギャーッツ!!!」とあがること。暗がりではカップルが乳繰り合っていること。「灰皿はどこ?」と店員に聞くと黙って床を指で指したこと。ぐらいで残念なことに演奏はあまり印象に残っていません。テッドが曲の途中で演奏をやめるとスティーブ・アプトンが「録音しているんだよ」と言うので「ああ録音してるんだ。次はライヴ盤か。」と思ったことは憶えています。あの熱気がどれだけ録音されているかはわかりませんが、当時の彼らの姿の一部は確かに捉えていると思います。細かい傷はありますが、良いライヴ盤です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/25

    当時、雑誌「音楽専科」主催のロンドン・ツアーがありました。幸運な人はキング・クリムゾンのレインボー・シアターの公演を見たはずです。年明けのマーキー公演に足を運んだ人曰く「メンバーは5人のはずだったけれど、出てきたのは4人で激しい音の飛び交うものだった。ロバート・フリップは樵の様なおっさんだった。知っている曲は”21世紀〜”だけだった。」とのこと。このツアーでは、クリムゾンよりも、ウイッシュボーン・アッシュの方が人気が高く、レインボー・シアターよりもマーキー・クラブへ足を運ぶ人の方が多かったのには隔世の感があります。なお、福島編集長は、今野雄二氏と二人でテムズ川に浮かぶ船「ジョン・ボルドリー号」で催されたエルトン・ジョンの誕生パーティーに参加しました。福島さんお元気ですか?

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/25

     一見力の入ったBox Setですが、CD1〜9は既発と西新宿界隈では知られたもの。価値のあるのはCD10〜15と付録だけという当Set。Live音源もダウンロード可能なレインボーシアター公演が抜けているのもマイナス点。これで後々分売でもされたらさらに星を落としそう。マニア以外はCD+DVDのSetで十分です。でも、CD12と15を満足できる再生環境で聞ける人はどのぐらいいるのでしょうか?

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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