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ROYCE さんのレビュー一覧 

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     2016/05/06

    1曲めのプレリュードでは一瞬指がもつれそうになる箇所があったのでヒヤッとしたが、その後は安心して聞けた。打鍵の強さが目立つゴツゴツした骨太なバッハといえ、リヒテルの録音に聞かれるような手練手管を尽くした幻想的な情緒性とかはない。しかし、こういう地に足がついた堅固な感じの演奏も悪くない。ドイツ流の生成りのバッハという印象。アシュケナージやポリーニの平均律の録音に違和感を感じる人にはお勧め出来る。

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     2016/05/03

    30年前はこの手の肩肘張った大仰なスタイルもアリだったが、今では歌舞伎役者が見栄を切るのを見ているようで多少引いてしまう。現代のバッハ演奏では必要以上の力みは求められていないから、随分と古風に思えてしまうのだ。ベルガー本人も再録音ではスタイルを変えているし。とはいえ録音はいいし、技巧も安定しているから、堅固で骨太な昔風の様式美が好きな人には好まれる演奏だろう。ある時代の記憶として傾聴に値するとは思う。

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     2016/02/04

    録音状態は良好だが、随分とのんびりしたアンサンブルだと思う。かなり昔の録音なので現代の弦楽四重奏団の演奏と比べると見劣りする点があるのは否めない。ノスタルジックな古き好き時代の記録としての意義は認めるが、ハイドンの全曲録音を揃えるなら、より新しい世代によるもっと精緻な演奏をお勧めする。この緩さをいいと感じるか、もたついていると感じるかは人それぞれだろう。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/12/09

    目の前の至近距離で演奏しているような録音なので迫力は十分。小編成のデメリットをまったく感じさせない。同様の小編成による4番の録音はレヴィン/ガーディナーのセットにも入っているが、演奏にみなぎる生気が全然違う。レヴィン盤は博物館の展示物を見ているような資料価値優先の趣が強いため、スホーンデルヴィルトとアンサンブル・クリストフォリ盤の活気に満ちたみずみずしさは感じられないのだ(演奏者の技量の差もある)。ベートーヴェンが書いたピアノ協奏曲の革新性を、ここまでストレートに音にした演奏はめったにないと思う。特に4番は見事で、これを聴いてしまうと他の演奏は(グルダ/ホルスト・シュタイン盤以外は)退屈に思えてくる。ピアノフォルテの魅力を堪能出来る優秀録音であることもうれしい。

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     2015/11/12

    全曲が入るピアノ協奏曲、ピアノソナタ、バイオリン協奏曲、それに後期交響曲集は水準以上の内容で感心した。演奏内容、録音ともに不足はなくモーツアルトの世界を存分に楽しめる。このセット、廉価盤にしては上出来といった評価はふさわしくない。フルプライスのCDでも、これよりつまらない商品はいくらでもある。ただし「レクイエム」はオランダの少年合唱団によるライブ録音らしく、やや不安定なところがあったのは残念(ソロを歌うボーイソプラノは辛い)。この他、ザルツブルクの団体によるディヴェルティメントやセレナード、弦楽四重奏の録音もまずまずの出来で悪くない。オペラのハイライト集は玉石混交だが、ナヌットさんが指揮した「皇帝ティトゥスの慈悲」序曲は聴きもの。ベテランらしい恰幅のいい音楽はさすがである。全体的にモーツアルトの音楽を過度にいじりまわさず丁寧に演奏した録音が多いのは好印象。ピリオドスタイルの一部の指揮者がやっているような作為に満ちたあざとらしさは皆無なので安心して聴いていられる。BGMとして流すつもりでかけても、思わず聞き耳を立ててしまう場面が少なくないだろう。良質な聴き手を裏切らないセットとして推薦したい。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/03

    モーツアルト演奏に小賢しい個性の披瀝は不要である。受けを狙ったこれみよがしの演出は逆効果となる。エンゲルは何も足さない、何も引かないといった風情で淡々と弾いているが、端正で骨太なスタイルのそこかしこから聞こえてくるニュアンスの豊かさはたいしたものだ。練達の至芸とはこういう演奏を指すのであろう。他の方のレビューにもあるが、打鍵の堅固さは特筆すべきで、安定したテクニックが大らかなスケール感のある演奏を生んでいる。女流ではこういうタイプの演奏は難しいだろう。オーケストラも地元の意地を見せたような好演を繰り広げている。深々とした呼吸感をたたえた恰幅のいい演奏はまことに立派なものである。録音状態が上々なのも嬉しい。アナログ完成期ならではの肌理の細やかさがある。ナクソスのヤンドーの全集録音と並ぶ通好みの逸品として強く推奨したい。滋味あふれる内容の濃いセットがこの価格(2390円)とは破格である。

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     2015/10/29

    エッシェンバッハなので半信半疑で買ってみたが意外に良かった。正攻法で曲に向かい、細やかな表情を付けながら丁寧な演奏を繰り広げている。全般にのびやかに歌わせていて重くなり過ぎていない点も好印象。ライブ録音だそうだが客席からのノイズは気にならず細部まで明晰に録れている。指揮者としてのエッシェンバッハを見直した。

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     2015/10/15

    すべてモノラル録音だが鮮明で聴きやすい音質なので観賞に支障はない。オーソドクスなスタイルで、才気走ったところのない落ち着いた演奏が続く。コンチェルトも悪くないが、ピアノ・ソナタの録音はまろやかなタッチで深く呼吸するベートーヴェンを聞かせる。ソロモンの演奏が好きな人なら、ヴューラーの録音にも共感出来るだろう。指揮者にはスワロフスキーとかホルライザーといった懐かしい名前が並んでいる。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/15

    同じ指揮者による1950年のウイーン交響楽団とのモノラル録音(ウエストミンスター)に比べると、こちらはステレオで音質向上が著しい。演奏スタイルはよりいっそう重厚長大になっていて、崩れる寸前でなんとか持ちこたえている超スローテンポが凄い。今となってはデフォルメの極地ともいえる演奏スタイルだが、単なる歴史的遺産として葬り去ってしまうのは惜しい。演奏技術的にはいろいろ突っ込みどころがあるだろうが、鬼才の面目躍如といった録音なので、この指揮者に興味がある人にとってはお勧めである。

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     2015/09/22

    1997年にビクターから出たCDを持っているが、今回のSACD化によって鮮度が高まり、ビクター盤よりも解像度が高い生々しい音で聞けるようになったのはありがたい。細部の明晰さよりも全体の溶け合いを重視した傾向がある録音だが、ビクター盤がホールの後方席で聞いているようなまろやかな音質だとすると、SACDはより舞台に近い席に移動して聞いたような印象といえようか。ベールを1枚取ったような鮮明さを感じる。

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     2015/09/19

    第4番が凄いことになっている。切れ味鋭く乾坤一擲の気迫に満ちた硬派のブラームスである。後年のウィーンフィルとのスタジオ録音とは、まったく別人のような白熱した盛り上がりを見せる終楽章には唖然。最初はノリがイマイチのオケも、演奏が進むにつれ、どんどん調子を上げてゆく。弦楽器の充実した響きはベルリン・フィルかと思ってしまうほど。ベーム全盛期のライブがこのような鮮明なステレオ録音で聴けるとはありがたい。死後は人気が凋落したと言われるベームだが、確かにスタジオ録音だけで判断すると、この指揮者の実像は伝わらないだろう。バイロイトの「指輪」のライブ録音に通じる熱気をはらんだシャープな演奏を繰り広げるベームがここにいる。モノーラル録音の他の3曲はおまけと考えても十分にお釣りが来る内容である。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/23

    音質の変化だけをチェックするためにProfil盤を購入した。結果はダメ。鮮度が大幅に劣化し、分離も悪くて混濁気味である。かつてLPで聞いたこの録音は、こんなぼやけたものではなかった。こういうナマクラな音をアナログ的と喜ぶのは見当違いである。これから買う人にはアルヒーフレーベルのOIBP盤を勧める。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/02/22

    硬派で端正なスタイルに乾坤一擲の気迫が重なり、スタジオ録音らしからぬ盛り上がりをみせている。この「わが祖国」は名演である。オケはチェコ第三の都市を拠点とする団体で、弦の優秀さはさすがのレベル。他の曲も同様で、贅肉のない引き締まったスタイルを持ち、なおかつコクにも不足しない音楽に仕上がっている。クチャルという指揮者は、往年のカレル・アンチェルの芸風を彷彿とさせるといえばわかっていただけるだろうか。録音も上々である。これは良い買い物だった。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/01/23

    アクの強さがあるマゼールのソロはいかにも彼らしい表現力を感じさせる。技術的にはまずまずのレベルで、ガダニーニ(?)のバイオリンをバリバリと鳴らしている。全体的にパキパキ、シャリシャリといった感じのメリハリが効いた「四季」で、パイヤールのような練り上げられたマイルドな表現とは違うけど、これはこれでスパイシーというのか即興的な勢いがあって面白いと思う。花よりも刺が気になるバラみたいなところもあるが。

    おまけのフルート協奏曲3曲のソロを吹くのは往年の名人ジャン・ピエール・ランパル。クラウディオ・シモーネが指揮するイ・ソリスティ・ヴェネティが伴奏を付けている。モダン楽器を使ったイタリア風流線形スタイルの演奏で人気があった団体だが、マゼールの「四季」の後で聞くと、微温湯的なヴィヴァルディに聞こえてしまうから、ちょっと気の毒である。(ちなみにクラウディオ・シモーネとシモーネ・ヤングはまったくの別人である。どうかお間違えなきよう)

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     2014/10/06

    2008年に出たカラヤンのEMI録音集成ボックスと比較すると、24bit/96kHzリマスターの成果は確かに感じられる。混濁感が減って合唱と弦の分離が良くなり、見通しのいい音質に仕上がっている。きめが細かい音質は、かつてLPで聞いていた音に近づいたといえようか。CDで聞くならこの辺りが限界かもしれない。とはいえ、元がすっきりしない傾向が強いEMI録音であるから過剰な音質改善を期待してはいけない。私は2008年の2セット合計160枚組をすでに持っているので、新たに全部を買い換えるかどうかは微妙なところ。EMIのCDはアート盤が出た時にも買い直した経緯がある。技術の進歩とはいえ、リマスターの度に同じ音源を買い替えてゆくのはメーカー側の思惑にのせられているようで面白くないのである。無論、これらが全部SACDで(リーズナブルな価格で)再発売されるのなら買い替えたいが。これからカラヤンの録音を聞く人には、EMI盤より最新のワーナー盤が断然お勧めである。

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