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soziologe さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/06/06

    歌手の歌唱と演技,演出の美しさ,どれをとっても私の見たトスカのなかで最高の公演。このオペラの登場人物の中では,トスカでもカバラドッシでもなく,スカルピアの「悪党」ぶりが私にとっては魅力的なのだが,ヴラトーニャの演技は素晴らしい。しかし何よりも素晴らしく,このディスクを最高のものにしているのは,オーケストラ・ピットに入っているベルリンフィルとラトル。改めてベルリンフィルの実力を思い知った。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/07/24

    1890年製エラールのピアノによる典雅な音と、どことなく哀愁を帯びた詩的な表情に魅了される。チッコリーニからタローにいたる男性ヨーロッパ人のピアノによる演奏が瞑想的・内向的な方向性を追求していたのに対し、小川典子のサティはもっと突き抜けた、明るい、凛とした音楽になっている。とても感銘を受けたとともに、繰り返し聞きたくなるCDである。

    小川典子はBISレーベルを中心に実に幅の広いユニークな音楽活動を行っている。ドビュッシーやチェレプニンの全集から、武満徹や日本の現代音楽まで多様な録音。またイギリスに拠点にしながら日本での演奏活動も欠かさない(このCDも東京音楽大学のスタジオで行われている)。その他にも自閉症患者や東日本大震災支援の人道的活動、そしてイギリスのメディアにも登場し、とてもBritishな英語で話しをしている。

    日本の音楽家として、これからの活躍が楽しみである。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/20

    テンポを動かさず、音楽全体の音響構造をじっくりと、冷静に聞かせるクレンペラーのブルックナーは独特な魅力をもっている。木管楽器を固い音色で全面に浮き立たせることで、木管、金管、弦の音色の対象がはっきりとし、全体の透明感が増す。このような音響構造の設計も、クレンペラー独特である。(録音技術をうまく利用したものでもあるのだろう。)ブルックナーの音楽がとても「知的」なものであることを発見させられる。

    1960年代の録音だが、このようなクレンペラーの音響構造の設計がみごとに捉えられている。この時代のEMIの技術の高さに驚かされる。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/20

    交響曲は1956〜57年の録音。やはり音色の色彩感に書け、モノトーン。これだとクレンペラー独特の立体的で奥行きのある音響構造が聞こえてこない。そのため、スケール感は大きいがやや退屈という感は否めない。

    ドイツ・レクイエムは1961年の録音。こちらはオケの色彩感がよく聞き取れる。ただ、合唱の方は録音のキャパを越えてしまっているのか、やや苦しい。音が歪んで聞こえるところがある。しかし私が持っていた日本でリマスターされた同じ録音に比べると断然良い(日本でのリマスター版は、ほとんど聞くに耐えないほど歪みが大きく、音が割れて聞こえる)。演奏はすばらしい。若いフィシャー=ディスカウの太い声と、生真面目に一語一語を大げさなほどにきちんと発音する歌いっぷりはなかなか。しかし、シュヴァルツコップフの柔らかく、艶かしくさえる節回しでの歌唱はそれを上回る。

    それにしても、この時代の録音技術が日に日に進歩していっている様が、このセットからよくわかる。

    評価は、交響曲は星三つ。ドイツ・レクイエムは星5つということで、計星4つ。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/29

    「近頃、甘口のベートーヴェンが多いとお嘆きの貴兄に、辛口のベートーヴェンを・・・」などという、昔の日本酒のCMを思い出す。ロマンチックで滋味深いベートーヴェン、ユーモラスなベートーヴェンの姿はここにはない。激しい打鍵、人を驚かすようなアクセント、畳み掛けるようなテンポのアレグロとゆったりと遅めのテンポの緩徐楽章のコントラスト。「革命児」ベートーヴェンを彷彿とさせる、実に戦闘的な演奏である。

    テクニックも凄い。楽譜に書いてある音符が全て鮮明に聞き取れる。ペダリングのコントロールも見事である。(ペダルを抑制し、ノンレガートで音を連ねていく演奏は、ピリオド楽器を思わせる)。ロマンティシズムを排した「客観的」な演奏は若き日のポリーニを思わせるが、ポリーニになくコルスティックにあるのは、実に多彩なピアノの音色である。音ごとにピアノの音色が引き分けられている。そして鮮やかな表情の変化。そのため音楽は決して単調にならない。曲ごとの性格の違い(ベートーヴェンは、「どれも同じような曲」を書かなかった、音楽史上最初の作曲家だろう)も明瞭になる。

    おそらく好みのわかれる演奏だろう。ドイツやイギリスでも「暴力的」「野蛮」という批評を時に見かける。確かにそういう印象もうなづける。ヘッドフォンで長時間効き続けると「疲れる」演奏ではある。しかしその分、退屈はしない。私にはとても刺激的な演奏に思えた。最近では、ポール・ルイスの全集が評判だが、ルイスのよい意味でも、悪い意味でも「成熟」した表現は、私には少々退屈だった。

    好むと好まざるとに関わらず、一度は聴いておくべきベートーヴェンなのではないか。おそらく、一度聞くと、他のピアニストの演奏も違って聞こえるのではないだろうか。

    一つ残念だったのは、1998年録音の30、31、32番のソナタが再録されなかったこと。この演奏だけ、録音年が少し古い。この演奏も、特に31、32番の2つは、後年の演奏の激しさがおさえ気味で、少々おとなしい気がする。いずれ再録音してほしいものである。

    SACDでなくCDでの発売だが、音質はよい。硬質のコルスティックの音色が鮮やかに聞き取れる。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/04

    とてもアットホームな感じのするアンダーソンです。大変に気に入っています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/27

    実に透明感がある美しいチェロだ。天使のチェロだ。決して重たくならず、しかもロマンに満ちている。エルガーのコンチェルトのよさを再認識した。
    カップリングされているSospriや愛の挨拶、La capricieuseもセンスがよく、美しい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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