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　2013/10/06

新体制になっての２作目、様々な面を持った曲が収録されている印象です。バンド名をタイトルにしただけあって、メタル、プログレという枠さえこえロックバンドとしてのこれが俺たちだ！というような、まさに「the Dream Theater」ということでしょう。マイナー臭さ、ダークさがなく、３のようなポップな曲があったり驚きます。もうヘヴィー低音のギターも「表現の幅の広がり」だとしたらある程度は必要なことでしょう。マイク・マンジーニも本領発揮のマシーンのようなプレイで、他のメンバーも感化されて、熱いプレイをしているようです。このバンドにはファンから要求されるレベルが高いでしょうが(笑)、それに応えるように聴く側にも真っ向から向き合うことを要求してくるような作品を毎回出してくるこのバンドはやはり凄いです。もうマニアのバンドではない、最強のロックバンドの力作をぜひ聴いてくださいな。

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　2012/04/28

今作はインスト部門より、それぞれのヴォーカルの持ち味や歌メロがよく練られたアルバム・・・、という印象です。夜のドライブで、ちょっとハイになるようなダンサブルな曲はありませんが、休日に身をゆだねてのんびりと聴きたくなるようなアルバムですよ。

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　2012/01/19

今作はひねり無し、ストレートで勢いのある曲が多い印象です。ランディのヴォーカルもギターも前に出ていて、コーラスやアコギを使ったりバンドのポテンシャルの高さも発揮してます。個人的には今作は好きな路線になってるんだけど、このプロデュースというか音圧は正解なのかな・・・？これでドカンときたら、もっといい作品になってたような・・・、振り切れるほど血が上がりきれたはず。

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　2011/09/11

まず最初に気づくのはここ２作ほどの、「緻密な音楽をするバンドなのにアルバムの音が悪い・・・。」という点が改善されていて、音質、バランス、細部の音もとてもいいです。新加入のマイク・マンジーニは凄腕として有名なだけに違和感なくバンドの骨格となっています。
もうこのバンドは質の低い作品を出すことなどないし、ヘヴィーなメタル作品かメロディアスなプログレ作品かのファンの嗜好の問題で評価は分かれるでしょう。
今作はメロディアスで、個人的には過去の作品にはない各メンバのーアイデアの集合が感じられて、今までにはないモダンなアルバムになっていると思いますよ。
もうメタルでもプログレでもどっちでもいいんじゃない？彼らには自由に高度な音楽集団として、ロックってどこまで行けるの？って未来を見せてもらいたいです。
そんな新たな章の幕開けにふさわしいこのアルバムをぜひ聴いてくださいな。

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　2010/07/06

ブルーイの曲作りの上手さは本当に安定していて、ファンのイメージするあのインコグニートを送ってくれます。だからこんなに永く活動出来ているんでしょう。どのアルバムもバラつきはほとんど無いと個人的には思います。あとはそのアルバムに起用されたヴォーカル（やはり皆、メイザかな？）と音がシンプル生のアナログな音か、モダンでデジタルな音か、の好みの問題だと思います。
この作品はインコグニートのアルバムの中でも、一番シンプル生のアナログな音です。厚い音が好きなファンには少し物足りないかもしれませんが、メイザのヴォーカル、バック陣の魅力がとても前面に出されたアルバムですよ。

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　2010/06/24

注目のガス・Ｇのプレイより、予想以上に歌えているオジーさんに衝撃を受けます。デジタルを上手く使って、その曲の上を浮遊するようなオジーさんのヴォーカルが妙に合ってますね。
モダンに展開したり、王道というかクラシックな展開をしたり、確かにザック節のない曲はバラエティーで新鮮です。なんかＣＤジャケットのように前作までのダークな空気が晴れちゃった感じです。本当にたいした人だよ！アンタ！また言っちゃいます、この方あと10年は大丈夫です・・・。

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　2009/10/11

今回のアルバムはファンキー度が高いので、名作「マザー・ヘッズ・・・」
にはこちらの方が近いかな？続編と言われた前作より・・・。そんな比較はさておき、相変わらず質の高い曲をこんな上手いギターと歌で聴かされたら
たまりませんな。ロック、ファンキー、ブルージィ・・・、すべてのバランスが絶妙です。今回はかなり弾きまくっていますが、それも曲の中で上手く溶け込んでいて見事です。これは前作以上の快作ですな。天才の妙技炸裂のこのアルバムぜひ聴いて下さいな。