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たつのおとしご さんのレビュー一覧 

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/06/19

    モーツアルトの弦楽四重奏曲をこれほど楽しく爽快に弾く四重奏団は私は他に知らない。非常に個性的であり濃厚な演奏で、いい意味で癖の強いものである。若いころに初めてアマデウスの演奏をレコードで聴いたときの衝撃は今でも忘れられない。それまでに別の多くの四重奏団の演奏は聴いていたが、彼らの演奏に出会ってからは、完全に虜になってしまった。それ以降も数多くの四重奏団の全集や選集を買いあさって聴いたが、少なくとも私の感性をこれほど揺さぶる四重奏団にはいまだに出会っていない。もう数百回は通して聴いていると思うが、いまだにまったく飽きることはない。最近の四重奏団でよく感じる冷たいモーツアルトとはかけ離れた温かさに満ち溢れたモーツアルトであると思う。楽譜を見ると音符自体は複雑ではなく、音にするだけだと簡単なのかもしれないが、音楽にするのが極めて難しいモーツアルトであるが、アマデウスの演奏を聴いていると、モーツアルトが彼の仲間と演奏していたときには、こんな楽しい雰囲気で弾いていたんじゃないかと想像してしまう。私も仲間とモーツアルトの四重奏曲は全曲弾いたことはあるが、確かに楽しいが、音楽にならない(もちろん素人はそれでいいのであるが)。残念ながら、最近の四重奏団の演奏も非常に正確にきれいな音で弾いているものが多いが、音楽を心から楽しめるのはアマデウスの演奏ではないかと思う。シドロフが亡くなってしまって解散したときには、しばらく茫然となってしまった時期があったが、比較的多くの録音を残してくれたことが今となってはありがたい。生の演奏を聴きたいとずっと思っていたが、残念ながら聴くことができなかったのが非常に心残りであるが、今後もこの全集は何度も繰り返して聴くことになるだろう。蛇足だが、一緒に入っているディベルティメントも秀逸である。こちらもブレイニンの個性的な演奏とそれに完全に溶け込んでいる他のメンバーのアンサンブルは他に類を見ない名演である。いずれにせよ、モーツアルトの四重奏曲がお好きな方は一度お聴きになることをお薦めしたい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/06/15

    アラウはどの作曲家の作品でもきわめて奥深い演奏をするような気がする。もう50年以上クラシック音楽を聴き、ときには演奏もし、生活の一部になっているが、その中でもアラウはずっと聴き続けてきたピアニストのひとりである。おそらく、録音されているものは、レコード盤も含めると、すべて持っていて何回も聴いてきたと思うが、その中でもモーツアルトのピアノソナタは最高の演奏のように思う。演奏に関してうんちくを述べるような才能も知識も当方は持ち合わせないが、何度聴いても心に響く演奏である。モーツアルトのソナタ全集は何種類もっているかわからないほど持っていて、時々無性に聴きたくなるが、アラウの演奏を聴くと最も気持ちが安らかになるような気がする。音楽の内容とは少し離れるが、以前は、レコード盤や一枚もののCDを聴いていたが、比較的最近6枚もののこれとは別の全集を購入したが、その一部に製造ミスがあり、ひどい音飛びがしてがっかりしていた。HMVから購入したのであるが、購入後1週間以上経った場合にはどのような理由があっても交換してくれないということだったので、新たに別のこの全集を買った。その部分を真っ先に聴いたが音飛びはしなかったので安心した。私の場合、一度に最低でも数十枚購入するので、1週間で全部聴くのは難しいので、不良品の場合には交換に応じて欲しいものである。最後は、少し文句っぽくなったが、モーツアルトのピアノソナタを全部通して聴いてみたいという方にはアラウはお薦めです。普段、モーツアルトはあまり聴かないという方でも聴き飽きることはないと思います。この全集には、もうひとつの全集には入っていないAdagio K.540が入っていたので、二重に買うことにはなったけど少しだけ嬉しかったです。

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