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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2021/09/09

    オランダの楽譜出版社、モレナールの自社楽譜の参考演奏を収めた、ニュー・コンポジッション・コンサート・バンドシリーズの最新作の一つです。
    近年同社はポルトガルの吹奏楽団を起用して制作されていますが、この盤もポルトガル陸軍軍楽隊が演奏を担当しています。
    指揮はアルトゥール・カルドソ大尉。
    ポルトガル陸軍軍楽隊がモレナールのこのシリーズに登場するのは72集に続く2作目。
    今作は中級グレードの作品を中心に選曲したもの。
    演奏そのものは、意外とシンフォニックな今風の演奏であり、問題なく聴けます。
    終始癖のない安定した演奏です。
    ただ、収録作品があまり良い曲が少ないのが残念。
    例えばチャイコフスキー・ハイライトでは、戴冠式行進曲→エフゲニー・オイゲンワルツ→白鳥の湖情景→スラヴ行進曲→1812年をメドレー形式で繋いだものなのですが、曲の繋ぎが悪くあまり良くありません。
    その他の作品もボリューム不足の曲が多い様に思います。
    録音年は不明ですが、新譜ですので近年の録音でしょう、音は綺麗です。
    収録曲は以下の通り

    1.ミソラマ (プロソバリス)
    2.シンドバッド七つの海の伝説 (グレッグスン=ウィリアムズ arr.オーステンブルージュ)
    3.時は飛ぶ (スウィッガーズ)
    4.サガ・インペリアーレ (ガイスラー)
    5.明日を忘れずに (ボッチ)
    6.アイ・タク (クレガー)
    7.チャイコフスキー・ハイライト (チャイコフスキー arr.w.v.デル・ベーク)
    8.ラブ・ボートのテーマ (フォックス arr.マッツァ)
    9.愛の挨拶 (エルガー arr.モレナール)
    10.ワンダラス・イントラーダ (ウィーラー)
    11.思い出 (ハウバスト)
    12.エス・ミスモ・ソル (ソレール arr.ボッチ)

    演奏 ポルトガル陸軍軍楽隊
    指揮 アルトゥール・カルドソ大尉 1〜12

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     2021/09/08

    アメリカの指揮者、レナード・スラトキンがRCAに残した録音より、アメリカの作曲家の作品を集めたボックス。
    長く手兵として知られたセントルイス交響楽団との録音がほとんどだが、2CDだけワシントン・ナショナル交響楽団との録音がある。
    スラトキンは20世紀アメリカ音楽の擁護者として知られているが、このボックスにはまさにその世代の作曲家の作品が集められている。
    聴きやすいアンダーソンのような軽い作品から、ピストンやアイヴズ、さらにシュワントナーやコリリアーノのような現代音楽まで、中には他では録音の見れない珍しい曲まで取り上げている。
    演奏は硬質な演奏が多く、全てのCDにおいて一定の水準には達しているが、これといった良い演奏は少ない。
    個人的に良かったCDは、12、13の愛国的なアルバムであり、メリハリがありオケも伸びやかなサウンドで楽しめた。
    録音は30〜20年前であるが、デジタル時代の物なので問題ない。
    廉価盤なので、解説などはなく、厚紙にCDが入っている簡易な作りとなっています。

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     2021/09/07

    シルヴァ・スクリーンから出た、ジョン・ウィリアムズの生誕80年を記念したボックスである。
    CDは6枚組で薄型プラスチックケースに、曲目と演奏者、及び楽譜の版元などが書かれた紙がついているだけの簡素な廉価仕様。
    しかし、このCDの売りはなんといってもその選曲でしょう。
    1枚目はスターウォーズ関連、2枚目はインディージョーンズ関連、3枚目はハリーポッター関連の楽曲が収録されており、これもなかなかですが凄いのは4枚目から6枚目。
    この3枚には有名な曲はもちろんですが、珍しい曲もたくさん入っています。
    演奏するのは殆どがプラハ市フィルハーモニー管弦楽団、次いでロンドン・フィルム・ワークスです。
    プラハ市フィルハーモニー管弦楽団は映画音楽を中心に演奏するオケで、チェコの著名なオケの楽団員やジャズの演奏家などを集めた録音中心のオケ。
    このCDでは、ニック・レインと、ポール・ベイトマンの2人が分担して振っている。
    それ以外ではチェコ映画交響楽団の指揮者だった、マリオ・クレメンスなどが数曲、いずれの指揮者も映画音楽と関わりが深い演奏家による演奏だ。
    これらは映画音楽の再演奏盤によくある変なアレンジがされたものではなく、オリジナル・スコアまたはオリジナル重視の編曲譜を使っており、サントラと大差のない印象を受ける。
    オケが多少ヘボなところもあったりするので出来は一曲一曲異なるが、当たればなかなかのものであり、レイダースマーチやスーパーマンなどの豪快な演奏は、名演と言えるだろう。
    ロンドン・フィルム・ワークスの詳細は不明だが、こちらも録音用のオケだろうか。
    プラハ市菅に比べて、編成も小さく、ポピュラー指向の曲が多いが、オリンピック・ファンファーレとテーマはブラスが鳴りに鳴って気持ちいい。
    録音年は不明だが、デジタルで録音も全体的にくっきりとしており、悪くない。

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     2021/09/06

    エリック・カンゼル指揮、シンシナティ・ポップス・オーケストラによるアルバム。
    ハリウッド黄金期、1940〜1950年代の映画音楽を集めた内容となっています。
    ローザやコルンゴルト、スタイナーにワックスマン、当時のハリウッドを支えた作曲家らの名曲を集めたアルバムです。
    カンゼルとシンシナティ・ポップスはこの手の作品を得意分野としていただけあり、演奏は大変良い。
    全盛期の様なキレはないものの、ツボをおさえたゴージャスな演奏は、何十年にも渡るこのコンビの集大成とも言える演奏。
    実際カンゼルはこのCDの発売翌年に亡くなっており、最後のアルバムの一つとなった。
    録音は優秀さで知られたテラークだけあり良い。

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     2021/09/05

    オランダの老舗楽譜出版社、モレナールの自社の楽譜の参考演奏集、ニュー・コンポジッション・コンサート・バンドシリーズの最新作です。
    近年モレナールのこのシリーズに度々登場している、ポルトガル空軍軍楽隊の演奏で収録。
    指揮者はアントニオ・ロサド少佐、ルイ・シルヴァ大尉、アルトゥール・ルーキーナ中尉です。
    ただ、ロサド少佐とシルヴァ大尉は一曲ずつしかタクトを取っておらず、12曲中、10曲はルーキーナ中尉の指揮です。
    今までのアルバムと同様に、ポピュラー系の曲が中心となっていますが、吹奏楽のための作品や、クラシックからのアレンジもあり、参考演奏集らしい様々な曲が収録された内容となっています。
    ポルトガル空軍軍楽隊は日本のバンドと編成は変わらないですが、ライナーの人数表を見るとファゴットやオーボエなどが3〜5名程入り、その他の楽器も人数は多く、大編成のバンドのようで、『マイティー・ソー・ダーク・ワールド』の様な派手目の曲で、大編成バンドならではの効果が発揮されています。
    演奏も引き出しは幅広いですが、1番はJ.シュトラウスのカチューシャ・ギャロップ。
    その推進力溢れる演奏はなかなかの名演と言って良いでしょう。
    録音年は記載がないため不明ですが、去年に発売されているので、その辺りに録音されたのでしょう。
    音質は良好です。
    収録曲は以下の通り。

    1.ワイルド・ウェスト 吹奏楽のためのファンタジー (ベルトラン=セシリア)
    2.ブライアン・アダムス (ヴァランス、ランジ、arr.オソリオ)
    3.王の城 (ガイスラー)
    4.レッド・イーグル (ガイスラー)
    5.シラクーサ (ペレス)
    6.新しい人生 (ガイスラー)
    7.フローティング・フラッグス (マルケス)
    8.フェスタ・ラティーナ (コヴァル)
    9.マイティー・ソー・ダーク・ワールド (タイラー arr.アンダーソン)
    10.カチューシャ・ギャロップ (J.シュトラウス1世 arr.W.v.デル・ベーク)
    11.4つのクリスマス・キャロル (トラディショナル arr.ウィーラー)
    12.飼い葉の桶で (トラディショナル arr.シュルテ)

    演奏 ポルトガル空軍軍楽隊
    指揮 アントニオ・ロサド少佐 1
    ルイ・シルヴァ大尉 2
    アルトゥール・ルーキーナ中尉 3〜12

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     2021/09/04

    カールマンの喜歌劇『妖精の謝肉祭』の全曲盤です。
    ミヒャエル・ブラントシュテッター指揮、ミュンヘン・ゲルトナープラッツ劇場管弦楽団の演奏で収録されています。
    1915年に初演されたというこの作品は、こんにちではほぼ無名であるが、こうして聴いてみるとなかなか良い作品で、カールマンらしいハンガリー情緒豊かな、美しい旋律に溢れた隠れた名作でしょう。
    ちらりと伯爵夫人マリツァのメロディも出てきます。
    この盤は、ミュンヘンのゲルトナープラッツ劇場で上演されたライヴ盤であり、劇場付きのオケと、同オケのカペルマイスターを2012年から勤めているブラントシュテッターの指揮で演奏されたもの。
    演奏は知られざる作品を聴くにあたって問題なく、前奏曲のようにパワーのある演奏や、歌手のバックになればサポートを、この辺りは劇場のオケらしい。
    歌手もほとんど知らない人ばかりですが、なかなかの熱演。
    最後に盛大に拍手があるのでライブとわかりますが、それ以外には特にライブとわかる様なものはなく、録音もセッションと変わらない聴きやすいものです。

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     2021/09/03

    オッフェンバックの喜歌劇『ペリコール』の全曲盤です。
    オッフェンバックの作品のうち、天国と地獄、ホフマン物語、美しきエレーヌなどに並ぶ代表曲の一つですが、録音は昔から上記作品に比べて恵まれず、当音源は今2番目に新しい録音になります。
    エルンスト・タイス指揮、ドレスデン州立オペレッタ劇場管弦楽団の演奏で収録。
    タイスは2003〜2013年まで同オケの指揮者をしており在任中に、CPOに珍しい喜歌劇の録音を残している。
    この録音も実は珍しく、フランス語歌唱の多いペリコールの全曲盤の中では、数少ないドイツ語歌唱盤である。
    演奏は小さめのオーケストラによる小気味の良い演奏。
    時折テンポを揺らしている所があり、なかなか聴かせ上手だ。
    サウンドはちょっと重厚感があるが、それはドイツのオケだからか。
    歌手は悪くない。
    またボーナスとして、1874年ウィーン版の曲が付いており、貴重な資料となるだろう。
    ライヴとの事だが、拍手等はなく、セッションのようで、音は綺麗。

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     2021/09/02

    オランダの老舗楽譜出版社、モレナール社の自社楽譜の参考演奏集、ニュー・コンポジッションズ・コンサート・バンドシリーズ。
    最初の頃はオランダの会社と言うことあってか、オランダ王立陸軍軍楽隊を初めとするオランダの吹奏楽団の演奏で、収録、発売されていましたが、近年ではヨーロッパ中のバンドを起用し、ここ10年程はポルトガルの吹奏楽団を起用しています。
    このCDではホセ・マヌエル・フェイレラ・ブリト隊長指揮、ポルトガル公共治安警察音楽隊の演奏で収録された物です。
    指揮者、ブリトは2000年からこのバンドで指揮を振っており、2009年にこのバンドのリーダーに就任し、現在に至ります。
    モレナール・エディションでは、38集で初登場し、少し間を開けて49集より定期的にCDを出していますが、これは最新のアルバムになります。
    選曲としては最近書かれた吹奏楽のための作品から、クラシックや行進曲などを編曲したごった煮的ないかにも参考集と言ったものです。
    ただ、いずれの作品も質はしっかりとしています。
    演奏も、ポピュラー音楽でのノリの良さや、コラールでの美しい音色、リンケの『グリグリ』レハールの『微笑みの国』らオペレッタの序曲での多彩な表現力、ガイスラー『サッソ・ネッロ』ミーチャム『アメリカン・パトロール』と言った行進曲での安定したリズム感と引き出しが広く、低音がしっかりと鳴った重量感のある演奏は参考演奏を超えて、鑑賞用にも聴けます。
    録音年は書いてないので不明ですが、発売年が昨年なので、その頃でしょうか?
    録音、音質は問題なし。
    収録曲は以下の通り

    1.サッソ・ネッロ (ガイスラー)
    2.サーカスにて (シュピイ)
    3.クセルクセス (リール)
    4.救世主よ、天を引き裂け (arr.シュルテ)
    5.エピソード (スティーブソン)
    6.私の腕で (シュルテ)
    7.マーク川沿いの村 (フレーヴェンブレーク)
    8.グリグリ (リンケ arr.W.v.デル・ベーク)
    9.イルカント (ガイスラー)
    10.微笑みの国 (レハール arr.W.v.デル・ベーク)
    11.中世のクリスマス・メドレー (ウィーラー)
    12.アメリカン・パトロール (ミーチャム arr.ケネディ)
    13.不気味な休日 (ヴィンク arr.ケネディ)

    演奏 ポルトガル公共治安警察音楽隊
    指揮 ホセ・マヌエル・フェイレラ・ブリト 1〜13

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     2021/08/25

    ニコ・ドスタルの代表作が、この喜歌劇『ハンガリーの結婚』です。
    カールマンの様な濃厚なハンガリー色を出したロマンティックなこの作品は、代表作という事もありドスタルの作品ではそこそこ録音がありますが、意外と全曲盤はありません。
    このCDは現在手に入る唯一の全曲盤です。
    マリウス・ブルケハルト指揮、フランツ・レハール管弦楽団の演奏、バード・イシュル・レハール祝祭合唱団の合唱、歌手はレハール音楽祭常連のキャストが出演しています。
    この作品、抜粋ながらロマン・ドスタルがEMIに名盤を吹き込んでおり、代表曲を聴くだけならR.ドスタル盤がおすすめ。
    このブルケハルト盤は演奏は水準には達しており、歌手も同様だと思いますが、どこか硬い演奏で新たな名盤と言えるかは微妙な出来です。
    録音は2015年の新しいものですが、基準の音が小さく平板に聴こえるのが残念。
    数少ない全曲盤という点が売りですが、それ以外だとおすすめのポイントが少なく、オペレッタファンやドスタルに興味がある人意外はお勧めしません。

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     2021/08/24

    チャールズ・ゲルハルトが、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音したハリウッド黄金時代の映画音楽を集めたクラシック・フィルム・スコアシリーズ。
    最初のコルンゴルトのアルバムがヒットし、その後シリーズ化しました。
    過去に2回程復刻されましたが、今回は廉価盤ボックスとなって新登場しました。
    ゲルハルトとナショナル・フィルの演奏は卓越した技術力と、聴かせどころを抑えた楽しい演奏ばかりで、またウィルキンソンのキラキラとした録音も映画音楽らしくゴージャスです。
    録音、復刻は過去のCDと大差はありません。
    年代を考えてもなかなか良い音質です。
    ただ、廉価盤ボックス仕様のためか、デザインがどれも同じになったため、一応何枚目かは書いてあるが文字が小さくぱっと見だと何枚目か分かりづらい。
    最近のボックス物だとオリジナル・ジャケット仕様で復刻されているのが多くなってきているので、これは残念な所です。

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     2021/08/23

    オーストリアに生まれ、ヨーロッパとアメリカで活躍した指揮者、アルトゥール・ロジンスキーの音源を集めたアルバムになります。
    今まで、ロジンスキーのCDで手に入りやすいディスクと言えばウラッハのモーツァルトの協奏曲の様な、伴奏物が中心で単独のディスクはあまり発売がされてきませんでした。
    そこへ出たこのボックスは貴重なロジンスキーの芸術を知る事が出来るアルバムとなっています。
    収録音源の大半はウェストミンスター原盤ですが、一部コロンビア原盤もあります。
    振ってるオケも多彩で、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、コロンビア交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団とアメリカと欧州のオケを振っているのですが、最も多いのはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。
    まだビーチャム時代の同オケですが、オケのレベルはなかなか高く、どれもキビキビとした音楽運びと分かりやすい演奏となっています。
    爆演指揮者と言われる事もある、ロジンスキーですが、このセットを聴く限りワーグナーなどの一部を別にすれば、爆演とは言えないでしょう。
    録音年は大多数が1950年代であり、それを考えれば音質はそこまで悪く無いと思います。
    ただ他の方が指摘されてる様に編集は雑です。
    スクリベンダムのCDボックス他にも持っているのですが、それらでもこういう編集になっています。
    また廉価盤ボックスですので、解説等はありません。
    クラムシェル仕様となっています。
    尚、これより古いコロンビア時代の音源は現在ソニーから限定復刻されており、このボックスとは違うロジンスキーが聴けるので興味があれば聴いてみてください。

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     2021/08/19

    アメリカの作曲家、ハワード・ハンソンは日本では幾つかの吹奏楽曲で知られていますが、イーストマン音楽学校の校長時代には多数の同時代のアメリカの作曲家の作品を初演、更にマーキュリーにそれらを録音してきました。
    このCDはハンソンが録音したアメリカ管弦楽曲の中でも、比較的珍しい作品を集めたものです。
    作品も珍しければ、こんにちでも名前が忘れられた作曲家(ヒナステラあたりはまだ知られているか)の曲ばかりですが、アメリカ国民楽派といって良い分かりやすい作風であり、この手の作品が好きな人には気にいるでしょう。
    ハンソンと、イーストマン=ロチェスター管弦楽団の演奏は決して一流とは言い難いが、作品を紹介しようとする意気込みは感じられる、いわゆるヘタウマに近い演奏だと思う。
    録音は古いが優秀なマーキュリーの録音なので年代の割には良好。
    尚、国内盤ではあるが、輸入盤に日本語解説をつけた輸入盤国内仕様である。

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     2021/08/18

    アレクセイ・ショーの管弦楽作品集です。
    ショーはウクライナのキエフ生まれの現代の作曲家だそうで、現在はアメリカに拠点を置いているのだそう。
    新鋭の作曲家として幾つかの作品が大手レーベルのCDに散発的に入っているが、自身の作品を集めたアルバムは初めてのようだ。
    メインはマルタ包囲戦をテーマに書いた『大包囲戦の心像』と言う作品。
    描写的な作品で作品名から想像すると常に派手な作品に思えるが、必ずしもそうではなく淡いメロディが出てきたり、かと思えば激しかったりと、曲調はコロコロとかわり映画音楽のよう。
    『ヴェルディニアーナ』はヴェルディの名作をラテン調にアレンジした小品で日本でも演奏されているらしい。
    これらを演奏するのはセルゲイ・スムバチャン指揮、ロンドン交響楽団である。
    スムバチャンはアルメニア出身の指揮者で、幾つかの録音はあるようだがナクソスにはこれが初登場。
    なかなか良い指揮をする人で上手くロンドン交響楽団を纏めている。
    またロンドン交響楽団のキラキラしたサウンドもなかなか上手く合っており、隠れた名盤と言えるでしょう。
    録音は良好。

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     2021/08/17

    アメリカ生まれの作曲家、カール・デイヴィスは作曲家としては一般的に、映画音楽の作曲家として知られている。
    しかし、このCDに収められたバレエ音楽『アラジン』のような舞台音楽もいくつか書いているようだ。
    このアラジン、付けられた音楽がとても映画音楽的な作り。
    バレエというと、ドリーブやチャイコフスキー、グラズノフ、そしてストラヴィンスキーらの作品を思い出させるが、それらを取り入れて異国のオリエンタルさが唐突に出てくる音楽だ。
    つまり大変に聴きやすい。
    演奏は作曲者、カール・デイヴィス指揮、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団、即ち自作自演である。
    デイヴィスらしい明快な音楽で最後まで楽しめるが、個人的に驚いたのは、マレーシア・フィルの技量の高さ!
    バランスの良いサウンドは、有名オケにも肩を並べられるかもしれません。
    録音は2005年で音質良好。
    尚、ナクソスとカール・デイヴィス・コレクションから出ているが音源は両方とも同じ。
    私が持っているのはカール・デイヴィス・コレクションで、バレエの写真がライナーノーツに載っている。

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     2021/08/16

    このCDはエリック・カンゼル指揮、シンシナティ・ポップス管弦楽団による演奏のCDで、シュトラウス親子のワルツやポルカを集めたもの。
    カンゼルにシュトラウスのイメージはあまり無いが、最晩年にウィーン・フォルクスオーパー交響楽団を率いてニューイヤー・コンサートを行うなど、全く縁がなかったわけでは無いようだ。
    このCDではややマイナーな選曲であり、結婚行進曲で初まり様々な作曲家のメロディが出でくる『芸術家カドリーユ』や、『祝典行進曲』らを収録、また有名曲でも『酒、女、歌』ではワルツの前のカットされる事の多い導入部をしっかり演奏していたりしてポイントが高い。
    演奏はウィーン風ではなく、やや重いカンゼル風と言った感じだが、これはこれで楽しい演奏になっている。
    一部はシンシナティ・ポップス合唱団が参加。
    優秀な録音で知られたテラークらしく、音質は素晴らしい。

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