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淳メーカー さんのレビュー一覧 

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     2013/03/13

    エイヴィソン・アンサンブルの、実に上品でそれでいて小気味よい作品6。数ある同曲中でも屈指の演奏といえよう。演奏する悦びに満ちており、ヘンデルならではの典雅な響きが、いとも鮮やかに展開されていく。LINNの録音の素晴らしさが華を添えている。全曲どれも高水準であり、第一に推されるべきアルバムだと思う。

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     2013/03/12

    語り尽くされた名盤のSACD化。予想を上回る音質の良さとバルビローリ熟練の指揮、ハレ管弦楽団の熱演で、もうこれは言葉を失いました。どこが素晴らしいか。第3楽章からフィナーレの感情移入と盛り上がりは予想通りでしたが、私が感銘を受けたのはむしろ第2楽章と併録のTHE SWAN OF TUONELA でした。単に北欧風と片付けてしまうにはあまりに凄味がある。「白鳥」をこれほど耳を欹てて聴いたことはありませんでした。大音量で聴くと、コンサートホールで聴いているというより、むしろ冷気漂う大自然の中で聴いているような錯覚に陥ります。ヴァンスカ&ラハティ響のシベリウスを初めて聴いた時、これこそシベリウスと思ったものでしたが、やはりバルビローリ卿を越える演奏はない、と再認識した次第です。

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     2013/03/11

    こういう編曲ものを聴いた時、バッハの偉大さを感じる。原曲を凌駕することがあるのは、原曲が不朽の名作であるからに他ならない。当アルバムでもパッサカリアのような大曲からカノンのような小品に至るまで、それがオリジナルであるかのような錯覚に捉われる瞬間がある。仕事で疲れたウィークデイの夜のBGMにもってこいのアルバムだ。

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     2013/03/10

    チャイコフスキーのピアノ協奏曲で最初に浮かぶのが当盤です。デミジェンコの素晴らしい技巧と繊細な抒情性の表出、名匠ラザレフの単なる伴奏の域を越えた表現力の豊かさ、名演の名にふさわしいと言えましょう。併録のスクリャービンの協奏曲はメロディアスな佳曲。こちらも本作品のベスト・パフォーマンスではないでしょうか。輸入盤均一セールでびっくりするような価格になっていました。

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     2013/03/09

    やや速めのテンポで演奏されたメインの管弦楽のための協奏曲。オケの底光りのするような地味な音色と、コチシュの切れ味鋭い指揮が、相乗効果で素晴らしい出来栄えになっている。この曲はまさにこうあるべき、というお手本のような演奏だ。舞踏組曲や農民の歌はさらに理想に近い。これを越える演奏はちょっと予想できない。

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     2013/03/08

    名匠バルビローリ最後のスタジオ録音ですね。BBC LEGENDSには7月24日のライブ、エルガー交響曲第1番という宝物がありますが。LP、CDと何度聴いたことか。名匠の最後の録音というだけで涙ものでした。遂にSACD化されその音質の素晴らしさにしばし言葉を失いました。目の前に広がるハレ管弦楽団、部屋の真ん中でバルビローリが指揮しているかのような気分にさせられます。必ずしも一般受けするような曲とは言えませんが、これぞ音楽と言えるものがここにはあります。

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     2013/03/07

    実に懐かしいアルバムだ。私が生まれて初めて購入した輸入盤が当盤のLPであった。記憶に間違いがなければ、オイルショックで国内盤の販売が激減し、輸入盤に依存し始めた頃ではなかったか。ヨッフムが珍しくもアメリカのオケ(最もヨーロッパ的なオケだが)を振ったというので購入したのだと思う。今やこれを越える演奏は沢山あるわけだが、個人的な思い入れからどうしても推薦したくなる。他の方がおっしゃるほど価値のない演奏には思えないし、むしろボストンとヨッフムの相性はとてもよく、特に41番などは相乗効果で輝かしいまでの快演となっているのではないか。極めて古典的な解釈の「未完成」ともども、不朽の名盤たるに相応しいと思う、個人的感傷を差し引いても。

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     2013/03/06

    実に久しぶりにアバドのマーラーを聴く。3番である。アバドの名演はいろいろあるが、個人的には当盤と「ランスへの旅」が最高傑作ではないかと思う。私が自分の告別式にBGMで3番の終楽章を流すことにしたのは、バーンスタインの旧盤で曲を知り、当盤で曲の美しさを知ったからである。異論も勿論あると思うが、曲、指揮者、オーケストラの3拍子が揃っているものはそうは見当たらない。

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     2013/03/06

    往年の巨匠が振った巨大なスケールのR・シュトラウスとは一線を画す、I・フィッシャーの演奏だ。いつもながらその語り口の巧さは特に、ティルやドン・ファンで実に効果的だ。死と変容は純音楽的な表現で一気に聴かせる名演奏。ブダペスト祝祭管弦楽団も十分にその名技性を発揮しており、成功に貢献している。セル&クリーブランドの名演を彷彿とさせる注目のアルバムだ。

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     2013/03/05

    どこまでも無限に続いていく深遠なるD.960の世界をこれほどまでに完璧に弾き切ったピアニストを私は数えるほどしか知らない。ポリーニ、ソコロフそしてキーシン。

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     2013/03/04

    マーラーの3番の中で忘れてはならないのが当盤。特筆すべきは終楽章。遅いテンポで徹底的に歌いぬいた演奏である。ダラス交響楽団の熱演も讃えなくてはならない。リットンの解釈は妙な小細工は一切排除し、まことに正攻法そのものである。私にとっては忘れられない演奏のひとつである。

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     2013/03/03

    特筆すべきはまず何をおいても録音の素晴らしさ。さすがはLINN RECORDSである。朗々と歌うチェロ、ほどよい残響、無伴奏チェロ組曲で最も質の高い録音ではないだろうか。ソリストのタニクリフ、オケやアンサンブルの一員としての活動が中心で今まで純粋なソロアルバムはないに等しい。ここでの演奏は技巧を前面に押し出すことなく、また余分な飾り付けも装わず、あるがままのバッハを体現している。温もりを感じさせる温厚なチェロである。是非手元に置きたいアルバムだ。

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     2013/03/03

    名花フリッカの独唱が素晴らしい。アバド盤から20年の時を経て円熟味を増した歌唱は心に訴えかけるものがある。「さすらう若人の歌」、第4楽章ともにその表現の豊かさは最高の賛辞を送ることができる。レヴィの指揮はこの交響曲の性格を最大限に引き出すことに成功している。アトランタのオケもいつものことながら豊かな響きで当盤の完成度の高さに貢献している。

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     2013/03/02

    81年録音、23番は旧盤の方です。この時からバックのオルフェウス室内管弦楽団との息はぴったりです。クリアーなタッチのグードがモーツアルトを弾くと、まるで美しい真珠のような音色に聴き惚れてしまいます。勿論、弱音だけでなく強音の美しさも特筆すべきだと思います。神童の書いたピアノ協奏曲のひとつの理想の形がここにあると思います。

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     2013/03/02

    ユロフスキーの快演である。5番の終楽章はもしかして史上最速?ただ速いだけでなく、歌心を忘れていないところが凄い。テンポも一本調子ではなく微妙に揺れ動く。第1、第2楽章にそれは顕著だ。4番の第1楽章は彼にしては珍しくやや遅めだ。しかしコーダの加速は見事というほかない。第2楽章の木管の歌は特筆に値する。終楽章のテンポはこの曲の核心を突いており、爽快この上ない。5番の後拍手あり。演奏の素晴らしさを共有できる楽しみがある。チャイコフスキーに何を求めるかによって賛否両論が出る演奏であることに間違いないが、私はこれこそ21世紀のチャイコフスキー像だと確信した次第。

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