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shef さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/06

    BPOとのシリーズでは精密機械のような精緻でドライな演奏だった。それはそれで嫌いではないのだが、もっと毒というか、どろどろした部分が垣間見られれば、と不満も拭い去れなかった。 シカゴとの演奏もアウトラインに変わりはないが、情よりも理を優先しながら、音楽からはマーラーの体臭がにじみ出ている。 より美しい、より哲学的にな音楽になったと思う。
    激昂するフィナーレが多い中、ゆったりとした足取りで悠然と進む音楽は感動的だった。 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/06

    NYフィルでスーザを聴くなんて贅沢とLPを買った思い出があります。レニーも来日公演のアンコールでスターズ&ストライプスをアクセル全開で演奏、会場は興奮の坩堝になった懐かしい思い出でもあり、いまだに時折聴いています。
    一本調子と言ってしまえばそれまでですが、オーケストラ編曲が良くできていて、かなり面白いです。 とにかく、難しいことは脇において、憂さ晴らしには持って来いの一枚、という評価で☆4つ。 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/01

    素気ない演奏で、ときに無機的にさえ響くのに、なぜか心に残る演奏。 もっと感情豊かな、あるいは訴える力を持つ演奏は他にもあるし、普段は別のCDを聴く機会が多いのに、なぜか時に聴きたくなり、この演奏を聴くとほっする自分がいる。古女房というわけではないが、構えることなく、自然体で音楽に溶け込む自分がいる。 長年の付き合い、だから高評価というわけではないが、やはり生涯付き合うCDだと思う。

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     2010/08/01

    素気ない演奏で、ときに無機的にさえ響くのに、なぜか心に残る演奏。 もっと感情豊かな、あるいは訴える力を持つ演奏は他にもあるし、普段は別のCDを聴く機会が多いのに、なぜか時に聴きたくなり、この演奏を聴くとほっする自分がいる。古女房というわけではないが、構えることなく、自然体で音楽に溶け込む自分がいる。 長年の付き合い、だから高評価というわけではないが、やはり生涯付き合うCDだと思う。

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     2010/03/27

    全集を所有。 まずオケがいい。 デイヴィスは奇をてらわず、丁寧な指揮ぶり。日本の「能」にも似た様式美を感じる演奏。もっと求心的な演奏もあるが、じんわりとベートーヴェンを聴かせてくれる。 7番はもっと過激な演奏もあるが、リズム処理が上手で、最初物足りないと感じるがフィナーレが終わるころには圧倒される。 長年付き合っているが、まったく飽きない演奏だ。 

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     2010/03/02

    フランクが秀演。ちょっとこもった様な、それでいてヴェルベットのようなフランクの音が綺麗に鳴っている。 しっとりとした情感と熱い情念がバランスよく丹念に描かれている。もっと濃い演奏もあるが、それでは少々粘着質過ぎる。 フォーレの世界に通じるような「清らかさ」を秘めた演奏で、フランクの交響曲が好きな方には絶対にお勧めする。

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     2010/02/10

    懐かしいフランク。中学に入っ頃、最初に買ったフランクがこれだった(廉価版レコード)。当時ジュリーニは無名、でもこの演奏で親しんだフランクはよほど印象が強かったのだろう、つい最近まで、ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団と出会うまで、これに匹敵する演奏はなかったと思う。
    新しい録音もあるが、個人的にはこれが一番だ。 若いジュリーニだが、晩年の演奏スタイルに通じるものがすでに確立されている。 さて、インプリントされたフランクだからか? 

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     2010/02/05

    鮮烈なマーラー。 まるでスーラが描く黄昏に染まるウィーンのように、透明な光に満ちた美しいマーラーだ。 弦の弓使いや管の息使いまで見えるような鮮明さ、ホールの残響と空間に溶け込むように消える様はヴァーチャルを超えている。
    ブーレーズのマーラーは正確なリズムの上に磨きぬいた音を積み重ね、ユダヤ、世紀末、あるいは厭世など既成概念を拭い去る。その方向性が感動がないとか、冷たいという感想につながるのだろうが、馥郁たるロマンの香が音楽から滲み出ている。 彼のマーラーは刹那的な恍惚感ではなく、カタルシスに近い。 もっと青臭いマーラーも好きだが、この演奏を聞いた後では少々チャイルディッシュに聴こえてしまう。音楽に纏わり付いた概念やイデオロギーがマーラーを語るのではなく、マーラーの音楽がマーラーを語る、そんな演奏だと思う。 十分に心揺り動かさせる演奏だ。 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/02

    恰幅のいい、ゆったりとしたテンポが支配する重量級の7番。個性的であるが、楽しめる音楽の範疇で、遅いというだけ批判するにはもったいない演奏だ。バスの充実と管楽器群の声部が弦にかき消されることなく響くために、立体的な音響を創りだす。2楽章の深遠な、ときに「そこまでやるか!」という音楽は感動的。フィナーレはまさに「象のダンス」!
    毒の多い演奏だが、「7番好き」なら持っていて損はない。 
    クレンペラーの怪物らしさを味わうためにも。 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/20

    疾走するーツァルト。 だからといって音楽が浮き足立っているわけではなく、足が地に着いているから、音楽がよどみなく流れ、聴いていて爽快この上ない。 音楽は自由自在で、まさに「戯れている」かのよう。 何か特別なことはやっていないのに、実に様になるモーツァルト。 パリ音楽院オケとのベートーヴェン全集同様、シューリヒトの音楽は心に残る。
    このモーツァルト、耳にこびりつき、数日リンツの旋律が鳴りっぱなしだった。
    どこが凄いのかわからないが、とにかく名演。 ほんと、不思議な指揮者だ。 

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     2010/01/20

    「昇華」という言葉のイメージに一番合致するブラ1。 もっとゲルマン的な演奏や豪放磊落な演奏、あるいは粘着質の演奏はほかにあるが、アバドのブラームスには明確な知性とリリシズムを感じる。 そして、ブラームスがスコアに押し込めた執念や執着がアバドの手によって「昇華」させられている。 複雑な構造を持つブラ1を実に鮮やかに、そして愛情こめて演奏する姿勢には「清々しさ」さえ感じる。こうしたアプローチでマッシヴな演奏に仕上げたアバドとベルリンフィルの力量は凄い。 まさに名演。

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     2010/01/20

    ムラヴィンスキーや晩年のバーンスタインとは「肌温度」の異なるチャイコフスキー。 強力なドライヴと透明なリリシズム。アバドの意図を着実に音に変換する卓越したオーケストラ。 ただただ唖然とする音楽で埋め尽くされた5番だ。ロシアの土臭さもスラブ風の粘着性もない。 寒風吹きすさぶ荒野もない。 雲ひとつない蒼空のような世界に満ちている。 精緻にして端正、それでいて構造的で力みなぎる演奏、そんな矛盾を超えた演奏だ。

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     2010/01/20

    ケンプ最晩年のリサイタルを思い出す。 鍵盤から音が出た途端、ホールの空気感が一変したことを。ヴィルトーゾでもないし、巧いピアニストとも言いがたが、彼のピアノには安らぎがある。 この演奏も緊張感や求心にやや欠けるが、それを補っても有り余るほどの透明な諦観、静かなやすらぎに満ちている。 ライトナーの伴奏は、ややもすれば弱点と見られがちなケンプの音楽をがっしりと受け止め、気品ある音楽へと引き上げている。 ライトナーという磐石な指揮者を得て、ケンプの美点が十分に発揮さた秀悦なモーツァルトだ。

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     2010/01/20

    若いベートーヴェンの野心が見え隠れする生気あふれる演奏。その野心にマルケヴィチが共感しているようでもある。ちょっとラテン気なノリは曲想にあっている(DVDのミンシュ日本公演の演奏のよう)が、もう少し掘り下げてくれたらもっと凄い演奏になっただろう。 汗が飛び散るような演奏でスポーツ後の快感に似た気だるさと快さが残る。 こういうエロイカも面白い。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/20

    ブラームスの空気感を一番感じられる演奏がこれ! 派手さはなく、堅実。 音楽が息するように、あるいは脈打つように大きな弧を描いて流れる。さりげない愛情と誇示しない力強さを随所に感じる。 この演奏を聴くと、ブラームスと日本の武士道というか、侘び寂びの文化との接点を見出すような思いに駆られる。 

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