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ニッパー君 さんのレビュー一覧 

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     2012/09/23

    天空に突き抜ける金管群。妖精の如くチャーミングな魅力を振り撒く木管群。峻厳さ際立つティンパニ。シルキーな高弦。惜しむらくはやや厚みに欠ける低弦か…。しかし私が生まれる1年以上前にこれほどの音が収録されていたとは! SACD万歳! で,星五つ。閑話休題。EMI様はミュンシュのブラームス第一番やクレンペラーのベートーヴェン・ブルックナー・マーラーは何故ハイブリッド盤で出してくれないのでしょう。シングルレイヤー盤は敷居が高いと感じます。是非ご一考を。

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     2012/09/16

    このディスク,コスト・パフォーマンス高いなあ。音は最高ランクなのにとってもお値うちです。閑話休題。マーラーの入門に4番を薦める人がおられますが小生は1⇒大地⇒5⇒4⇒6かなぁ。いきなり4番聴いたら第三楽章で絶対挫折しますよ。4番の第一楽章には5番冒頭の葬送ファンファーレも入ってることが判りますし。1番で相性を見て,大地でマーラーの交響曲は長時間であることを知り,5⇒4⇒6で大好きになる。で,星五つ。またまた閑話休題。このジャケ写,水面から怪物らしきものが乙女を凝視しているように見えますが,考え過ぎかなぁ…。

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     2012/09/16

    『指揮とオケを固定し,ピアニストを変えて第2番・第3番とパガニーニ狂詩曲のカップリングを聴き比べたら面白いかな』なんて思って,当盤とラン・ランによる第2番を購入しました。小生,写真に僅かながら心得があり,ブックレットが写真であることも分かり大喜びです。この聴き比べ面白いです。当盤はハイCPですし。で,星五つ。

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     2012/09/16

    『指揮とオケを固定し,ピアニストを変えて第2番・第3番とパガニーニ狂詩曲のカップリングをSACDで聴き比べたら面白いかな』なんて思って,当盤とマツ―エフによる第3番を購入しました。当盤はライヴだけあり冒頭からラン・ランの感情移入が凄まじい。で,星五つ。

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     2012/09/16

    小生うつを患っており,真央ちゃんのあの《鐘》はどの部分なのかなと思いつつ聴き進めたところ,ついに現れず,後にラフマニノフのピアノ前奏曲に同じニックネームを持つ曲があることを知り,汗顔の至りです。しかし,そんな勘違いから素晴らしい音楽と出会うこともあるのだなと自分に感謝しております(笑)。で,星五つ。

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     2012/09/16

    これまで組曲《惑星》はショルティ盤・レヴァイン盤を主に聴いてきましたが,EMI様が『名盤SACD』のアイコンに当盤をお使いになるので釣られてみました。これは目から鱗,いや,多年の耳垢が削り採られた趣です。レヴァイン盤では《火星》の冒頭に衝撃を受けましたが,ボールト最終盤では寧ろ終結部に衝撃を受けました。また,青年期より老成期が近い今,《土星》終盤の低弦らの重低音により強い衝撃を受けました。アナログ完熟期である1978年のアナログ・テープに,ディジタル収録を遥かに上回る情報が残されていたことを再認識させられ,SACDの一層の普及を改めて願う今日このごろです。

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     2012/08/26

    「現在入手困難」になってから格のも何ですが…これ,演奏はもちろん録音が素晴らしい。パユの同曲集と比較しましたが,パユ盤はどうも残響過多で私の好みには合いませんでした。内容はオーボエ四重奏曲が原曲の第5番まで収録されており,このまま「入手困難」にしてしまうにはもったいないです,はい。

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     2012/08/23

    リザ・フェルシュトマンとのVn協をきっかけに購入。素晴らしい。全ての収録曲が高水準・高音質であり,近年発売の全集としてはベストバイといえるのではないでしょうか。

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     2012/08/23

    ヴェルナー・ハース(1931-76)はシュトゥットガルト出身で巨匠ギーゼキングに師事したピアニスト。本盤収録の2年後,交通事故で急逝します。一方のインバルは今やクラシック界に名を馳せる重鎮の座に就きましたが,本盤収録の74年はRSOフランクフルトの音楽監督に就任した正にその年で弱冠38歳,新進気鋭の指揮者と言って差し支えないでしょう。ハースも当時43歳ですから,正に仕事盛りの二人の競演となりました。さて,演奏は衒いなく大きな冒険は聴かれませんが,歌い上げるところでは情感をもって後期ロマン派の薫を横溢させてくれています。録音はやや分離の悪いところや若干の歪みも散見されますが,ヒスノイズは全く問題なく,周波数特性,ダイナミックレンジ,ホールトーンのバランスも良く,高音質と言うことができるでしょう。私としては,マルチバイにより高音質盤を安く入手できることも含め,両曲のリファレンス的演奏ととしてお薦めできる盤だと思います。これで賛否両論のラン・ラン&ゲルギエフによる両曲収録盤の購入にも踏み切れそうです。

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     2012/08/11

    Tacetレーベル一連の『The Tube Only』シリーズによる『四季』。同シリーズの『アイネクライネ』やシュトゥットガルト室内管によるバロック管弦楽曲集に引き続き購入しました。さて,本盤は『アイネクライネ』同様,ヴォイチェフ・ライスキ指揮ポーランド室内管の演奏で,気負い・衒い・力みがなく新鮮そのものですが,敢えて言えばVnソロに些か弱気も感じられます。音質はシリーズ一貫した瑞々しさの中に奥行きを感じる鮮烈な美音。本盤発売から期間を経ていることを考えると新展開は望むべくもありませんが,『ます』などがレパートリーに加わるようなことになれば間違いなく購入させていただくことでしょう。

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     2012/07/31

    実に個性的な名演! そこかしこで音の強弱,いや濃淡ともいうべき表現手法を変幻自在に駆使し,この曲の夢幻の世界を表現しています。特にパーカッションの操り方に意表を突かれることしばしば。今まで数多の幻想を聴いてきましたが,久々に一聴にして虜になりました。星をもう一つ,いや三つ付け足したい程の衝撃です。1983生まれというこの若き才能に注目していきたいと思いました。録音は正にLINN RECORDSの面目躍如。この点でもお薦めです。

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     2012/07/29

    管球機器で収録されたSACDハイブリッド盤。モーツァルトの『アイネクライネ』のSACDをなるべく安く入手しようという訳で,いわば博打の一枚。ついでに同シリーズのシュトゥットガルト室内管によるバロック管弦楽曲集も同時購入してしまいました(因みにそちらは『No semiconductor』のうえ『No conductor』とより徹底しております)。さて,肝心の演奏はオーソドックスで衒いのないもの。音質はキレがあり瑞々しい美音ではありますが『管球機器で収録』という触れ込みから勝手に連想した『柔らかく温もりのある音』ではありませんでした。残響成分は演奏をマスキングする程ではないにしろ,かなり多め。そんな訳で,収録曲が同じでもう少し予算投入が必要なチェコフィル室内管のEXTON盤も買わなきゃ…。

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     2012/07/29

    『No conductor,no semiconductor』なるコンセプトで作成された管球機器のみによるSACDハイブリッド盤です。そのコンセプトの狙いはライナーからお読み取りください。このシリーズにはモーツァルトの『アイネクライネ』を収録した盤もあり,本命はそちらで当盤は正直ついでの同時購入でした。当盤はシュトゥットガルト室内管弦楽団が『No conductor』でバロック期の管弦楽曲を奏しておりますが,使用楽器はどうやらモダン楽器のようで,『管球機器で収録された』ということから勝手にイメージした『柔らかく温もりのある音』ではありませんでした。残響成分は少なくありませんが,キレのある瑞々しい美音。個人的によく知っている曲が収録されているわけではなかったので,演奏の良し悪しを評価することは控えますが,オーディオ的には申し分なし。個人的には『アイネクライネ』より好みです。ところで一点ご忠告。収録レベルは高めです。日ごろの75%程度のヴォリュームでの聴取が適当と思われます。『アイネクライネ』ではこのような感想は持たなかったのですが…。

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     2012/07/24

    以前から気になっていた盤ですが,かの悪名高きCCCDであったため購入を見合わせておりました。このたび再発売で普通のSACDハイブリッドになったのを機にめでたく購入と相成った次第です。裏ジャケ,ライナーによれば,ソロの楽器は両曲誕生の遥か以前から美音を奏でていたであろう銘器との由,いやが上にも期待が高まります。さて,肝心の演奏と録音は…どちらも相当高水準でありますが,「何か」が不満足。平板とまでは云わないものの「パッション」のようなものがもう一つと感じました。それともヴァント翁曰くところの「微妙な気配の受け渡し」が十全ではなかったか? さりとて,このど真ん中ストレートの最強鉄板カップリングも,SACDとなると以外に希少で(あとはスターン&オーマンディ/フィラ管のみ?),収録が比較的最近であることも踏まえると,当面はしばしば手に取りそうな盤ではあります。因みに,ジャケットは良い写真をチョイスしたと思います。この手のことを書くと御不快に感じる御仁もおいでのようですが,パッケージソフトを選ぶうえで,私は大事な要素だと考えます。

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     2012/06/26

    今春EMIからオイストラフ盤のSACDが発売されてからというもの,この曲の蒐集に勤しんでいるところです。当然昨年8月にリリースされた本演奏も目につき購入を検討しておりましたが,震災後の収録にもかかわらず,早やこの3月にダイレクトカット盤が投入されたと思いきや,矢継ぎ早にリマスター限定盤の発売を知り,一連の流れに並々ならぬものを感じて発注の運びとなった次第です。さて,肝心の演奏はトラディショナルなヴィルトゥオジティに満ちた堂々たるもの。豪華デジパック収録のライナーによれば木野氏は夜叉・ハイフェッツと並ぶアウワーの高弟,ミルシテインに師事した由。そのためカデンツァはミルシテイン版を採用しております。音質も素晴らしいの一語に尽き,木野氏の超絶技巧を堪能できます。惜しむらくはティンパニの分離がもう一つの感がありますが,それとて総体の超高音質の中では些末なことに過ぎず,文句なく★五つです。昨今のベートーヴェンVn協の高音質盤としてはエクストンと関連深いチャレンジ・クラシックスから一昨年暮れにリリースされたリザ・フェルシュトマン/フリエンド盤を挙げておきたいと思います。こちらは古楽の要素が取り入れられ,本盤と好対照を為しています。因みにカデンツァはシュナイダーハン版を採用,実に興味深いものがあります。また,本邦の弦楽奏者つながりで江藤俊哉/ライトナー指揮LSOのXRCDも是非ご一聴を。アナログ成熟期の1970年収録盤としては若干ヒスノイズが強めに感じられるものの鑑賞を妨げるものではなく,同じくアウワーの高弟,ジンバリストに師事した江藤氏の一音たりとも疎かにしない,悠揚迫らざる格調高い弓使いに感心させられること請け合いです。江藤盤もまた豪華デジパック仕様であり,その高音質とともにパッケージソフト愛好家の所有欲を必ずや満足させてくれるものと言えましょう。

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